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《職場の人間関係》舐められない、でも嫌われる…同僚とうまく過ごすために避けたい行動3選とは

  • 2024.6.17

舐められるのもイヤだけど

舐められない、でも嫌われる人の特徴とは?
舐められない、でも嫌われる人の特徴とは?

日々、長い時間を過ごすオフィスでの人間関係は、良好なものであるほど仕事に専念できて効率もアップします。「私、職場でなめられてる?」と感じるのもつらいですが、逆に、なめられない振る舞いをすることで周囲から嫌われてしまうとしたら、それもあまり望ましい状況とは言えません。

以前の記事(2024年6月13日配信「職場で《舐められる》人の特徴」)では、舐められやすい人の特徴として「優し過ぎる」「声が小さい」「すぐ謙遜(けんそん)する」などを挙げました。

なめられない人とはつまり、これらと逆の行動を取っている人。堂々とした態度や自信を感じさせる振る舞いは、周囲に一目置かれるのに有効です。しかし一歩間違えればただ尊大なだけで、やたら気が強そう、関わりたくないと“腫れ物扱い”されてしまうケースも。

職場でなめられない、なめられにくい一方、周囲から嫌われてしまうリスクのある言動とは、どのようなものなのでしょうか。

舐められないけど嫌われる行動(1)

仕事上でのミスは、基本的に誰にでも起こり得ます。仕事は複数のスタッフで進めることがほとんどなので、ほかの社員がミスに気付いて大事になるのを防いでくれることもあるでしょう。

ミスの大小、事態の軽重にかかわらず、誤りをした社員は即座に「すみません」「ミスを発見いただいてありがとうございます」と謝意を表すべきですが、ここで謝らない人というのが、どこの職場にも一人くらいいるのではないでしょうか。

「私が作業したタイミングではこのルールが正解でした。その後、内部で仕様変更でもあったのではないでしょうか」「前任者からの引き継ぎ通りに対応しましたけど?まだ着任したばかりですし細かいことは分かりかねます」

などと、自分に責任はないと主張することに終始し、相手の感情をないがしろにしてしまえば、一緒に仕事をする同僚は決していい気分にはなりません。

ミスを認めれば自身の社内評価に傷が付く、と懸念しているのかもしれませんが、まずはおわびと感謝を口にすることが肝要です。

もし本当に自分自身の責任でないのであれば、丁寧なお礼を伝えた後で事情を話して相談するのがベター。「自分は悪くない」と強く主張するのではなく、あくまで相手の知らない事情があることを補足する程度にとどめるのがポイントです。

舐められないけど嫌われる行動(2)

職場での人間関係をより良好なものにするために
職場での人間関係をより良好なものにするために

自分のミスを認めない人は同時に、人の失敗や成績不振には厳しく接したり歯に衣着せぬ言葉で批評したりする傾向があります。これら二つの特徴に共通しているのは「相手の感情を想像できていない」ことです。

「もっと早く発注を掛けていれば売り上げ目標をクリアーできたんじゃないの?」「新商品の売れ行きが伸びなかったのは、Aさんが作ったキャッチコピーが客層とズレていたからでは?」

すでに終わったこと、今さら取り返しの付かないことについて、結果だけ見てあれこれと言われるのを気持ちよく受け止められる人は多くはありません。また、今回の反省を次に生かすにしても、前向きな言葉で表現された方が前向きな気持ちになれる人がほとんどでしょう。

言葉が強く、どこかケンカ腰なしゃべり方・言葉遣いの人は、周囲に「怒らせたら面倒くさそうだ」と思わせるため、なめた態度を取られることは回避できるでしょうが、併せて近寄りたくない印象を植え付けてしまう恐れがあります。

同僚と良好な関係を築き、円滑に業務を進めるためにも、強い言葉で相手を傷付けていないか省みる必要があります。

舐められないけど嫌われる行動(3)

会社員の大多数にとっての大命題は、少しでも多くの売り上げを立てて企業に利益をもたらすこと。企業への貢献度が社内における自身の待遇や査定・評価にも直結します。

売り上げアップのために積み重ねた自身の努力が結実したのなら、胸を張りたくなるのは当然です。しかし、周囲を全くねぎらうことなく自身の成果ばかりをことさらに強調したり自慢したりする行動は、同僚からの共感や尊敬は得られにくいでしょう。

企業の規模にかかわらず、同僚たちの頑張りもあったからこそ部署としての目標を達成できたというケースがほとんどです。自分自身の業務にしか目が向いていないと思われてしまえば、周囲からの信頼を獲得するのは難しく、管理職などへの昇格からも遠のいてしまう恐れがあります。

チームプレーが求められているのか、スタンドプレーも受け入れられているのか。それぞれの企業・職場の風土によって異なるため一概には言えませんが、いずれにしても人間関係を良好にしておくことは気持ちよく働く環境作りにもつながり、決して損はないはずです。

三つの特徴に共通していることは?

以上の3点に共通しているのは、人間関係の基礎とも言える「相手の気持ちを想像する」「自分が自分が、となり過ぎない」といった視点が欠けている恐れがあること。

もし、そうした振る舞いを求められる職場で働いているのであれば、少し自身の行動を振り返ってみる必要があるかもしれません。

(LASISA編集部)

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