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「ひとりできてください」妻が倒れ入院→事の重大さを理解していない夫に看護師が言ったことは

  • 2024.6.17
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夫の部署移動を機に、義実家の近くに引っ越すことになった私たち夫婦。そんなある日、度重なる義母へのストレスで私は倒れてしまいました。入院することになった私ですが、夫はお見舞いにすらきてくれず……。そんなとき、看護師さんがとった行動とは……!?

義実家の近くに引越し

同じ職場だった私と夫は、一緒に仕事をするうちに仲良くなり、交際から3年で結婚しました。最初は、職場の周辺で暮らしていましたが、夫の部署異動によって彼の実家があるほうへ転勤することに。

引っ越し先は、夫の実家から車で15分ほどの場所に決めました。義母は「私を本当の母親だと思ってくれていいわ、暇があればお手伝いに行きますから」とやさしく声をかけてくれて、早くに母親を亡くしていた私は、私は義母のその言葉をうれしく思っていました。

そして、引っ越しした翌日から義母が家事をしにきてくれるように。最初はとても助かっていたのですが、次第に義母のおせっかいはエスカレートして……。最初の1カ月間は家事をしてくれていましたが、2カ月目以降は家事をしなくなり「こんなにほこりが積もっているのにどうかしているわ」などと口出しだけするようになりました。

私の部署は在宅勤務が可能だったため、毎日義母と顔合わて文句を言われるのです。それがストレスで、夫に現状を説明すると、夫は疑心を抱きながらも義母にわが家を訪れるのを控えるよう話をしてくれました。

しかし、そんな夫の注意も虚しく、義母の行動に変化はありませんでした。

心配してくれない夫

そして、義母の行動は、気づかぬうちにストレスが私の体をむしばんでいました。

ある日スーパーで買い物をしていた私は、強いめまいとともに嘔吐し倒れてしまったのです……。救急車で搬送され、数日間入院することに。

病院が夫に連絡をしてくれましたが、仕事を抜けられなかった夫は、義母に連絡をしました。その際、義母は「そのくらい大丈夫よ。私もめまいで倒れることなんてしょっちゅうあったから」という発言をしたようで、義母の言葉に安堵した夫は、お見舞いにもきてくれませんでした。

そして、お見舞いにもきてくれない夫から入院中に届いたメールは1通だけ。

その内容は「こっちは母さんがやってくれてるから心配いらないよ」というもので、私のことをまったく心配していないような内容に、とても悲しい気持ちになりました。

看護師さんのおかげで…

そんな私の姿を見ていた看護師さんがお話を聞いてくれたり、看病をしてくれたりしました。心が限界だった私は、義母のことや夫のことを看護師さんに相談することに。

すると、病院から夫へ連絡をする際、「医師から症状の説明がありますので、旦那さまだけで病院にお越しください」と話してくれたようなのです。

私の心の状態が不安定なため、自宅の環境を考え直すよう注意を受けたそうで、そのときようやく夫は事の重大さに気がついたそうです。

この出来事で反省した夫は、私の話によく耳を傾けてくれるようになりました。そして、義母ともしっかり話してくれたことで、後日義母から謝罪され、私たちの家に訪れることはなくなりました。

現在では、義母とは年末年始だけ会うことにしていて、夫婦円満の日々を取り戻すことができています。入院したときに話を聞いてくれた看護師さんのおかげで、夫や義母との関係を改善することができました。あのときの看護師さんには今でも感謝しています。

著者/灰ジン
イラスト/すうみ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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