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打ったあとのターフ跡で“当たらない”理由がわかる! しっかり飛ばすためのミス対策

  • 2024.6.17

「スコア100が切れない、超えてしまうことがある」そんなときのプレーを振り返ると打数を増やしてしまったのは、じつは2打目、3打目に原因があったりするんです。今回はFWやUTでしっかり飛ばすために重要な入射角を簡単に適正化する方法にクローズアップ。打ったあとのターフ跡で“当たらない”理由をチェックして、スイングのイメージを作り直していきましょう。

長いクラブはサラッと打つのが正解!

長いホールやティーショットがしっかりと当たらずにセカンドで距離が残ってしまった場合、グリーンに近づけるためにもユーティリティ以上の長いクラブを使う必要があります。その際に重要なのが「入射角」。長いクラブになればなるほど、ゆるやかな入射角でボールにコンタクトしないと球が前に飛んでくれません。長いクラブは払う感じでサラッと打つイメージを持っておきましょう。

うまくいかないときはターフ跡で判断しよう

ラウンド中「あれ、ちゃんと当たらないな」と感じたら、打ったあとの「ターフ跡」をチェックしましょう。ボールのうしろにターフ跡があるのか、それともボールより先にあるのかで、自分の入射角がどのようになっているのか判別できます。それに応じて傾斜素振りでイメージを作り直していくと、入射角を簡単に適正化することができますよ!

アッパーすぎる

アッパーすぎるとボールにコンタクトする前に芝に触れたターフ跡ができてしまう。ひどいとソールにボールが当たり、まったく飛ばない。

アッパーすぎる場合のラウンド中の対策コレ!

左足下がりの傾斜で素振りをして、入射角を少しダウンブローにしていくイメージを作る。フォローにかけてもしっかりと芝を擦っていくイメージが大切。

ダウンブローすぎる

ダウンブローすぎると、ボールの先に細くて深いターフ跡ができるが、高さが十分に出しにくいので狙った飛距離が出しづらい。

ダウンブローすぎる場合のラウンド中の対策コレ!

左足上がりの傾斜で入射角をゆるくするイメージを作って、傾斜で素振りをする。あくまで“傾斜なり”に振ることが重要で、過度に“あおる”イメージは不要。


溝間祐輔
●みぞま・ゆうすけ/1990年生まれ、東京都出身。大手不動産会社勤務からゴルフインストラクターへ転身。「BLUE WORLD GOLF STUDIO」を中心にレッスンを行なっている。GEARSを用いて体とクラブの動きを理論的に解析することを得意としている。


写真=相田克己、協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)

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