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【北海道・日常の絶景】急ぎ足で春を迎える、躍動感ある雲…テレビカメラマンが見る十勝

  • 2024.6.16

数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、「十勝の春の始まり」をお届けします。
冬から春への変わり目、北海道ならではの景色です。

Sitakke

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

日高山脈と夕暮れ

Sitakke

・撮影日:2024年3月27日 午後5時半ごろ
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/800秒
・絞り f/8.0
・ISO 100
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

雪が解け始めた、3月末。
夕暮れどきの取材の帰り道、日高山脈に夕日が沈んでいくのが、とてもとても幻想的でした。雪解けの水たまりも景色にスパイスを与えてくれます。

朝日と夕日は似たような光景ですが、僕は【景色の色】が違うと思います。
何となくの自分なりの解釈ですが、朝日は「青と紫と橙」。夕日は「紫と赤とオレンジ」。
いつもそんな色を活かせるように撮影しています。

何気ない田舎道

Sitakke

・撮影日:2024年4月5日 午後5時半ごろ
・場所:十勝平野

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/4.0
・ISO 100
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

十勝平野は、どこを撮影しても画になります。

たかが道、されど道。上を見上げると、急ぎ足で春を迎えようとしている、躍動感ある雲に魅せられました。

皆さんも自分の地元や、いま住んでいる場所を、ちょっと視点を変えて見てみてください。
【絶景】とは意外と身近にあります。

春の冷え込み

Sitakke

・撮影日:2024年4月10日 午後6時ごろ
・場所:十勝平野

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/13
・ISO 100
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

もうすぐ桜が咲く!!なんて構えてたら、雪が降った4月です。
東京は桜満開の時期に、北海道では雪です。

でも、こんな春夏秋冬が濃く味わえるのも、北海道に住む醍醐味。
冬と春が一緒に遊んでいるような写真を撮影できたことが嬉しかった、早朝取材前のひとときでした。

テレビカメラマンにとって「ソワソワする」時期は、このもう少し後。
待ち遠しかった春らしい景色は、次回の記事でお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」「クマと民主主義」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

カメラ:Sony a7Ⅳ
レンズ:TAMRON 28-200mm

編集:Sitakke編集部IKU

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