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「麤い」「灯」「怯弱」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

  • 2024.6.16
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今回のお題は「麤い」「灯」「怯弱」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「麤い」

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「麤い」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(うごい)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「麤い」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「〇〇い」となります。

ある状態を表す形容詞で、一般的で日常的な言葉です。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「麤い」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「あ」です。

他の漢字で表記することが多く、この漢字はこういったクイズでしか見ないでしょう。

意味としては「細かくない」といった意味となります。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「麤い」の読み方、正解は・・・

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「あらい」

です!

「麤い(あらい)」とは、隙間や粒は大きくざらざらしているさま、細かでない状況を表す言葉です。

一般的には「粗い」と表記することが多いですが、同じ意味の言葉です。

またあらあらしいとかはげしいといった意味もあり、この場合は「荒い」と同じですね。

「麤」は鹿を3つ組み合わせた漢字となっており、総画数は33画にもなります

これはJIS水準の漢字のなかではトップの画数となるようです。

学術的にはもっと多い画数の漢字があるようですが、コンピュータで表示できるよう規格化された漢字の中では、もっとも画数の多い漢字と言えるでしょう。

また精米されていない玄米のことを「あらごめ」と呼びますが、麤もあらごめという意味があり、「麤糲(それい)」とも言います。

これの漢字画数はまたとんでもないことになりそうで、下手なプリンターでは画数が多すぎるせいで真っ黒になってしまって読めないかもしれないですね。

2問目はこの漢字!「灯」

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「灯」と書いて、なんと読むか分かりますか?

(あかり)(てい)(とう)以外の、4文字で読んでみてください。

さて、「灯」と書いてなんと読むでしょうか?

「灯」読み方のヒントは?

「灯」は、火や光で照らすものというイメージで合っています。

蛍光灯などのハッキリした、絶対的なあかりではなく、ろうそく的なあかりの事なので、

心の灯

希望の灯

命の灯

など、今にも消えてなくなりそうな不安定な状態ものに対して、「灯」と例えたりします。

ろうそくの火も、今にも消えそうな心もとない感じではありますが、大きく燃えたり小さくなったりしながらもしっかりと燃え尽きますよね。

儚げな感じですが、しっかりと灯(とも)っています。

「灯」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「灯」の読み方、正解は・・・

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正解は・・・

 

 

「ともしび」

です!

 

アロマキャンドルなどのいい香りとやわらかい灯りは、快眠に繋がるようです。

ぜひ、試してみてください。

最後はこの漢字!「怯弱」

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「怯弱」の読み方をご存じですか?

「弱」という字はよく使いますが「怯」という字はあまり見かけませんね。ただ、弱そうな雰囲気が伝わってくる熟語です。

いったい何と読むのでしょうか?

「怯弱」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「○○○じゃく」の6文字

音読みです

「怯」は「卑怯」と同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「怯弱」の読み方、正解は・・・

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「きょうじゃく」

です!

「怯」という字は「おびえる」「おそれる」という意味があり「弱」は「力がない」「よわる」という意味があります。

「怯弱」は「おくびょうで気が小さいこと」や「積極的でない」という意味があります。あまり良い意味では使われない言葉です。

「懈怠怯弱」

「怯弱」は主に文章で使われる言葉ですが、仏教の経典のひとつである「法句経(ほっくぎょう)」には「懈怠怯弱」という四字熟語が使われています。

懈怠怯弱の百歳は、勇猛努力堅固の一日にしかず。

「懈怠(けたい)」は仏教用語で「善行を修めるのに積極的でない心の状態」をあらわしており、積極的でなければ長い期間を過ごしても積極的に過ごした1日に及ぶことはない、という戒めになっています。なかなか厳しい言葉です。

ここぞという時は積極的に動けるよう「怯弱」の読み方と意味を覚えておいてくださいね。

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