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「カルボナーラ」1人前のカロリーは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

  • 2024.6.16
カルボナーラ

パン、麺、ご飯。主食選びは、悩ましくも楽しいものですよね。一方で、いつも食べている、あの主食は栄養価的にどうなのだろうと気になることも。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「主食の数値比べ」。カロリーや塩分など気になる数値の比較を知れば、みなさんの食事がちょっと健康的なものへと変化するかもしれません!

問題1 さけおにぎり2個分(ご飯200g)と、同じくらいのカロリーが含まれるメニューは次のうちどれ?

□ハムチーズトースト(6枚切り食パン1枚+ハム、チーズ各1枚+バター小さじ1)
□納豆と卵の混ぜうどん(うどん1玉+納豆1パック+卵1個)
□磯辺焼きもち(もち2個+のり、しょうゆ少々)
□フレンチトースト(フランスパン40g+卵1個+牛乳40cc+バター大さじ1+はちみつ小さじ2)

 

 

「フレンチトースト」です

上記はすべて主食と呼べるメニューです。さけおにぎり2個分のカロリーは349kcal。これに対して選択肢のメニューのカロリーは、上から255kcal、381kcal、240kcal、348kcalとなるため、カロリーとしては「フレンチトースト」がほぼ同じとなります。ただし、さけおにぎりに入っている具材だけでは、たんぱく質が不足気味になるのに対して、フレンチトーストは卵や牛乳から、たんぱく質がしっかりとれるなど、メニューによって補給できる栄養素が異なってきます。朝食や昼食がいつも同じ内容になってしまう人は、ときどき違うメニューにすることで、ふだんと違う栄養素をとることができます。

 

 

問題2 次の食材を、おにぎり2個分の材料として使う場合、塩分がいちばん少ないのはどれ?

□ご飯200g+塩さけ 40g
□ご飯200g+梅干し2個(12g)
□ご飯200g+明太子30g
□ご飯200g+塩昆布10g

 

 

「ご飯200g+塩さけ40g」です

市販のおにぎりは、一般的にしっかりとした塩分があるため、手作りのおにぎりと比較するのが難しいのですが、塩をまぶさず、ご飯と具材のみの食塩量を比べた場合、上から0.7g、2.2g、1.7g、1.8gとなり、塩さけがいちばん低めとなります(塩分量は食品成分表に基づく数値)。1食当たり、2~3g以内の塩分を目指す場合は、おにぎりに使用する塩分を少なめにしないと、おかずや汁ものを組み合わせたときに、1食で4~5g以上の食塩をとってしまうことにもなりかねません。少し意識したほうがよいでしょう。

 

問題3 パスタ料理の「カルボナーラ」、1人前のカロリーは?(材料として、卵1個・ベーコン40g・粉チーズ大さじ2・生クリーム50g・パスタ80gを使用)

□約450kcal
□約570kcal
□約690kcal
□約750kcal

 

 

「約690kcal」です

パスタ料理の代表格ともいえる「カルボナーラ」は、少しカロリーが気になる料理でもあります。レシピはいろいろとありますが、上記の材料と分量で作った場合、カロリーは約690kcal。1回の主食の数値としては高めになってしまいます。手作りの場合は、生クリームを牛乳に変えたり、チーズやベーコンの量を調整したりすることで、100kcal以上はカットできますよ。

 

 

問題4 「鶏ときのこの炊き込みご飯」を、「米2合・鶏もも肉1枚・きのこ200g」で作った場合、全体量のどのぐらいで約300kcalになると思う?

□1/4量
□1/5量
□1/6量
□1/7量

 

 

「1/6量」です

炊き込みご飯などは、1食分を作るより、2合や3合といった単位で作ることも多いのではないでしょうか。上記の材料で「鶏ときのこの炊き込みご飯」を作った場合、調味料もプラスしたカロリーは1813kcalになります。よって、全体の1/6量が約300kcalとなります。炊き込みご飯は具材が入ることで、お茶碗についだときのご飯の量を、同じ分量をご飯のみでついだときよりも減らすことができますが、通常よりも多めに食べることも多いでしょう。炊き込みご飯を食べるときの参考にしてもらえたらと思います。

 

問題5 ゆでたそうめんを100ccのめんつゆで食べる場合と、「にゅうめん」のように、そうめん(乾)をゆでずに汁もの(100ccのめんつゆと同じ塩分量)の中に入れて調理し、食べる場合とでは、塩分の差はどのくらいになると思う?(そうめんは100g使用)

□めんつゆで食べるほうが、にゅうめんよりも食塩の量が0.8g少ない。
□めんつゆで食べるほうが、にゅうめんよりも食塩の量が1.6g少ない。
□めんつゆで食べるほうが、にゅうめんよりも食塩の量が2.0g少ない。
□めんつゆで食べるほうが、にゅうめんよりも食塩の量が2.9g少ない。

 

 

「めんつゆで食べるほうが、にゅうめんよりも食塩の量が2.9g少ない」です

そうめん2束(100g)をゆでて、めんつゆ100ccにつけて食べると、塩分は4.2gになります。これに対して、「にゅうめん」のように、そうめんをゆでずに汁ものに直接入れて調理した場合で、汁分にめんつゆ100ccと同じ塩分が含まれているとき、塩分量は7.1gです。したがって、「めんつゆで食べるほうが、にゅうめんよりも食塩の量が2.9g少ない」ことになります。そうめん(乾)100gには、塩分が3.8g含まれています。 ひと手間かかりますが、一度ゆでこぼすことでかなりの塩分カットにつながります。

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