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部屋が汚いと子どもの学力も低下する!? 「汚部屋」が子どもに与える“4つの悪影響”

  • 2024.6.16
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こんにちは。片付けについて発信している、ありママです。子どもに手がかかるうちは、日々のタスクをこなすことに精一杯で片付ける余裕がなく、つい後回しになりますよね。けれど、放っておくとあっという間にモノは増え、汚部屋になってしまいます。汚部屋で過ごす期間が長くなると、肉体的にも精神的にも子どもに与える影響は大きくなります。今回は子どもにとって汚部屋で過ごすことのデメリットについてお話しします。私自身、モノが多い環境で育ったので、その経験も踏まえてお話ししたいと思います。

デメリット1:アレルギーになるリスクが高くなる

モノがたくさんあると、掃除のハードルが上がり、掃除自体が行き届かなくなってきます。そして埃やカビ、ダニが増えていきます。ハウスダストとして体内に吸い込んでしまうと、アレルギー症状は悪化します。私は子どもの頃からアレルギー性鼻炎で通院していました。酷い時は鼻水が1日中止まらず、学校のテストの時に大変だったという記憶があります……。アレルギーの血液検査をした結果、埃やダニなどのハウスダストが原因と診断され、母がこまめに寝具の手入れをしてくれましたが、それでもなかなか治りませんでした。しかし、1人暮らしをすることになってからはピタッと鼻水が止まりました!(笑) そして、実家に帰省した時はまた鼻がムズムズして鼻水が酷くなったので、やっぱり原因は実家の埃やダニなのかもしれない……と思いました。実はフォロワーさんの中にも、実家に帰省した時に古い布団で寝たら体がかゆくなった、鼻がムズムズしたという方は意外と多かったです。子どもにアレルギー症状がなるべく出ない環境にするためにも日々片付けて、部屋を清潔にすることは大切です。

デメリット2:集中力が低下する

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上の2つの写真だったら、どちらの方が好きなことに集中できる環境でしょうか?もちろん片付いている環境ですよね。視覚的なノイズがあると、そちらに注意を奪われてしまいます。特に小学校からは家庭学習をしなければいけません。勉強で必要でないものが机の周りにあると気が散って、集中して学習することは難しいですよね。ゲーム機器やスマホが近くにあったら、ついつい触ってしまいたくなるものです。子どもには「集中して勉強しなさい!」と言ってしまいがちですが、それは子どもの精神力が弱いのではなく、環境が整っていないせいです。中学校の教師をしているとき、三者面談で「うちには勉強する部屋がない」と生徒が話していました。「図書館で勉強すればいい」と生徒の保護者は言っていましたが、子どもにとって、自宅で学習する環境が整っていないことは成績にも大きな影響を与えます。「勉強しなさい」ではなく、学習に集中できる環境を整えてあげることが大切です。

デメリット3:家族のイライラが増えて喧嘩が多くなる

「部屋は心の鏡」というのは聞いたことがありますよね。忙しい時やイライラしている時、上手くいかない時というのは部屋が散らかっていることが多いです。逆に部屋が整っていると、気持ちも整っていて毎日が清々しいものです。私は、汚部屋時代は余裕がなく、毎日家族にイライラしていました。「片付けなさい」と子どもに怒ったり、夫には小言を言いながら嫌々と家事をしていました。そのため家族との関係はあまり良くなく、子どもからは「プンプンママ」と言われたこともありました。そして私のイライラが伝染して、子どもの口調も私に似てキツイ言い方になっていました。「このままじゃいけない……」と思うようになりました。「何で家族に優しくできないのだろう……」常に自己嫌悪に陥っていましたが、それを断ち切るために思い切って不必要なものをたくさん捨て続けました。少しずつモノが減って、部屋に余白ができてくると、心にも余裕が出てきて、自然と家族にも優しい言葉が出てくるようになりました。もし、毎日イライラしていて家族に優しくできないという人がいたら、それは部屋が散らかっていて片付いていないからなのかもしれません。イライラしてしまうことは子どもにとっても悪影響なので、片付けることをおすすめします。

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デメリット4:片付けられない大人になる確率が高くなる

今の部屋の状態は子どもの常識になります。散らかっていてモノが散乱している部屋で育つとその状態が子どもにとっての普通になります。「部屋が汚い」と思わないため、片付けようとも思いません。そして片付けられない大人になる確率が高くなります。学校の勉強では片付けや整理整頓については教えてもらえません。なので親が整理整頓について教えてあげるしかないと思っています。教えるといっても、(1)要らないモノは捨てる(2)自分にとって大切なモノ、必要なモノを残す(3)定位置を決めて、出したらしまうということを習慣づけていくことが大切です。普段から、「ゴミはゴミ箱に捨てる」とか、「脱ぎっぱなしにしていたら、置き場所を作ってそこにしまうルールをつくる」など、簡単なことでいいと思います。その積み重ねが子どもの常識になっていきます。もちろん親ができていなければ説得力がないので、子どものためにも一緒に頑張りたいですよね。

けど、忙しくて片付ける余裕がない……

そんな人は1日5分でいいので、捨て活をする時間を取りましょう。1日5分の時間を取れない人はいません。隙間時間があったら、スマホを見るのではなく捨て活を5分やってみてください。たった5分やったところで変わらない・・・と思うかもしれませんが、1日1個捨て続ければ1年間で365個のモノが減ります。1日2個で730個です。かなりのモノが減ります。

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片付けは日々の積み重ねが大切です。歯磨きを毎日当たり前にするように、捨て活も1日のどこかに組み込んで習慣化すれば、部屋の景色は変わってきます。子どもの将来のためにも、モノが多く、汚部屋なことはデメリットが多いので、今から5分、頑張って捨て活を始めてみましょう。

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