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亡くなった親友のベッド横で泣き崩れる女性、主治医がかけた「まだ間に合う」の意味

  • 2024.6.16
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つきママ(@tsukimama34)さんのフォロワーであるスミレさん。妹・サクラさんにステージ4の子宮頸がんが見つかります。緩和ケア病棟へ移り、けん命に生きようとしたサクラさん。しかし、無情にも医師から危篤を告げられます。知らせを受け、サクラさんの親友が急いで駆け付けますが、最期に間に合いませんでした。泣き崩れる親友に、主治医があるアドバイスをします。『子宮頸がんと闘った妹の話』をごらんください。

親友の最期に間に合わなかった

子宮頸がんの治療に専念していたサクラさん。ですが無情にも、医師から危篤を告げられます。親友の危篤を知り、遠方から急いで駆け付けた・やっちゃん。最期に間に合いませんでした。

泣き崩れるやっちゃんに、主治医はあるアドバイスをします。

まだ、間に合う

「聴覚だけは、残っている」と教えてくれたサクラさんの主治医。泣き崩れるやっちゃんに寄り添い、姉・スミレさんは妹に話しかけて欲しい、とお願いします。

そして、やっちゃんも気を取り直し、サクラさんの枕元へと向かいます。

姉から見た、妹と親友

幼いころから、大の仲良しだったという、妹・サクラさんとやっちゃん。大人になり、やっちゃんは遠方へ移住しますが、それでも2人の仲は切れることがありませんでした。がんを告知され、サクラさんが弱音を吐いたのもやっちゃんの前だけでした。

先生からのアドバイスは、先生の優しさだったのかもしれない…と考える姉・スミレさん。それでも、姉の目には2人が仲良く会話しているように映ります。

大切な人の最期に、間に合わないことがあるかもしれません。ですが、主治医のミドリ先生は、遺された人たちの後悔が少なくて済むよう、急かすことなく最期を見届けてくれました。素晴らしい医師との出会いで、遺族の心は救われますね。

子宮頸がん検診を受けよう

この連載は子宮頸がんと闘ったとある30代女性の経験を、その姉の視点でつづったものです。がんと闘うサクラ本人とその家族の姿や思いがていねいに記録されています。

病気がわかり、闘病を終えるまでの記録を「もし自分や家族が」と重ねてみると、胸に刺さるものがあるでしょう。子宮頸がんは「マザーキラー」と呼ばれ30代女性に多いがんとして知られています。

仕事・育児などで忙しい毎日の中で、つい後回しにしてしまう自分の体のこと。しかし、幸せな暮らしは健康あってこそである面もあります。あとで後悔する前に、子宮頸がん検診を受けましょう。

自身や家族の健康を大切にしようと、今一度考えさせられる作品です。

著者:ママリ編集部

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