初めての誕生日会、笑顔で送り出したはずの娘｜小学生の誕生日会トラブル

小学生になると、これまでとは打って変わって、親の目の届かない場所での子ども同士のやり取りが増えますよね。主人公のハナちゃんは、小学校のお友達に誕生会に誘われて喜んでいました。プレゼント代のことなど、親としては多少気がかりな点はあったものの、娘が楽しそうに出掛けていく姿を見てホッと一安心。『小学生の誕生日会トラブル』第3話をごらんください。

親の心配をよそに、満面の笑みで出掛けて行ったハナちゃん。

しかし、帰ってきた娘の表情はどこか不満げです。いったい何があったのでしょうか。

マナーや思いやりを学ぶきっかけに

この物語では、楽しい思い出となるはずの「誕生日会」がそれぞれの認識の違いから、親も子もモヤッとするトラブルに発展してしまいます。お友達を呼んでの誕生日会といえば、子どもたちも大喜びの楽しいイベントを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし親にとっては、準備や子ども同士の人間関係など、気遣うことがたくさんで大変な面もありますよね。

主人公のハナちゃんは、お友達のテテちゃんの誕生日会にお呼ばれしたことをきっかけに、今度は自身の誕生日会を開催しようと計画します。しかし、度重なるテテちゃんの自己中心的な発言や行動により、親子ともどもトラブルになり、次第にテテちゃん親子とは距離を取りたいと感じるようになります。

子ども同士の誕生日会といえど、準備をするのは親です。呼ばれる側も呼ぶ側も、気遣いやマナーを忘れてはいけません。親がうまく取り持って、わが子にマナーや思いやりの大切さ教える機会にできると良いですよね。

著者：ume