【回転寿司店】で流れる寿司を触る子ども → 思わず注意すると、お母さんが逆ギレしてきて──！？

老若男女問わず色々な人が利用する、回転寿司チェーン店。
低価格でメニューも豊富と、嬉しいことばかりですが、その分とんでもない迷惑客に出くわすことも……。筆者の友人から聞いた、回転寿司店でのトラブルエピソードをどうぞ。

混雑する回転寿司店

これは、私が彼氏と一緒に人気回転寿司チェーン店に行ったときのお話です。

その日は休日の昼間ということもあり、お店は激混み。

子連れの家族も多くいたためか、待合室も大混雑。

ぐずっている子や喧嘩している子もおり、何だか空気がピリピリしていました。

私たちも受付を済ませてから1時間ほど待たされ、ようやく着席。

とはいえ、待つこと自体苦ではなかったので、彼氏と『何食べようか～』とワクワクしていました。

回転寿司とはいえ、世界規模の流行り病があってか、回ってくるお寿司はなく。

注文したお寿司だけ、レーンの上を流れてくる形式でした。

かなり待っていたので、すでに腹ペコ状態の私たち。

待ち時間で頼むと決めていたお寿司を次々注文し、楽しみに待っていたのですが……。

彼氏「え、まじかよ」
私「どうしたの？」

私たちが注文したお寿司が到着するや否や、彼氏が怪訝そうな顔つきになったのです。

お寿司を見ますが、特段変わった様子はなく。

そこでどうしたのかと尋ねてみると……。

「前の席の子が俺らの寿司触ってた」

なんと、私たちの席の1つ前に座る親子連れのお子さんが、流れるお寿司を片っ端から触っているというではありませんか！

びっくりしている間に、ほかの注文したお寿司が届くとのアナウンスがあったので、私も確認することに。

すると、確かに5歳くらいの女の子が流れるお寿司を手で思いっきり触っていたのです。

「さすがに食べる気失せるかも」
「衛生面的にもよくないよね」

そう思った私たちは、女の子がイスの隙間からこちらを見ていたので『手で触らないでね～』と軽く声をかけることに。

それで済むと思いきや……。

「うちの子が何かしました！？」

こちらの席に来て、そう声を荒げたのはお母さんらしき女性。

そこで一連の流れを説明したのですが、なんとお母さんは逆ギレ！

「子どもなんだから大目に見てよ」
「叱るとか虐待ですから！」
「産んだことないから分からないのね」

こちらを見下すような発言までされ、イライラして帰ろうとした際、店員さんが登場！

私たちから話を聞き、『ほかのお客様のご迷惑になることはおやめ下さい』とお母さんを注意してくれました。

店員さんが出てくるや否や、途端にそれまでの威勢がなくなり、大人しくなる女性。

「もういいわよ！」
とまだ食事中の女の子の手を取り、帰っていきました。

その店員さんはお寿司も新しいものと交換してくれました。おかげでようやく安心して食べられるようになりましたが、かなりショッキングな出来事でした。
子どもが可愛いのはわかりますが、悪いことをしたらきちんと叱ってもらいたいですよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい