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イヤイヤ期真っ只中の次女に苦戦する私。ママである私自身が変わることで対応がラクに!?

  • 2024.6.16
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次女は1歳7カ月ぐらいからイヤイヤ期に入り、2歳2カ月になったころから「自分でやりたい」「自分のペースでやりたい」の真っ盛り! 私は、毎日思い通りにいかなくてイライラ。ところが、少し接し方や言い方を変えるだけでイヤイヤ期の対応がラクになりました。今回はその対応の仕方についてお伝えしたいと思います。

朝の準備の順番を変える

私には次女以外に幼稚園へ通っている長女がいます。そのため、朝は姉妹と自分の身支度とお弁当の準備で大忙し! イヤイヤ期に入ってからの次女はおむつを替えるのもひと筋縄ではいかないため、時間がかかる次女の準備からするようにしていました。逃げるので追いかけ、嫌がっているところを捕まえて無理やり着替えさせるという日々でした。

しかしある日、次女にも自我が芽生えたから自分のタイミングでしたいのかなと思い、嫌だと言ったときは一旦あきらめ、他のことからするようにしました。すると、次に「着替えよう」と声をかけたときはすんなりということも。毎回うまくいくわけではありませんが、次女のタイミングも重視してあげると争いが少なくなり、お互いラクになりました。

早めに支度して遊んで待っている

前述の通り、自分の思う時間配分通りに支度ができません。予定があってどこかに出かけようと思っても「自分で靴下や靴が履きたい」「鍵を閉めたい」「自分も水筒を持っていく」「バッグを持っていく」などいろいろと言い出し、それに対応してあげないとかんしゃくを起こします。予定の時間が迫っていると、私もイライラして「わがまま言わないで!」と怒ってしまいます。

しかしながら、自分で何かしたいと思う気持ちは本来大切なこと。時間がかかるなら早くから準備して、早くに出かけ、着いた先で遊んだり少し遠回りして時間を調整したりするようにしてみました。これなら遅刻が避けられて、気持ちにも余裕が持てます。娘も用事の前にいつもと違う場所で少し遊べるとうれしそうです。

言い方を変える

1歳半を過ぎ、自我が芽生えてからは食べ物の好き嫌いも出てきました。それでも野菜も食べてほしいのが親心。あの手この手で食べさせようとしました。そして気がついたのが、声のかけ方の大切さです。あまのじゃくな2歳児は「これおいしいから食べてみなよ」「これ食べたら元気になるよ」では見向きもしません。

「◯◯ちゃんは食べられないよね、お母さんがもらっちゃおうかな〜」「このにんじんさんがお口の中に探検に行きたいって言っているよ」「このピーマンさんを歯でぐちゃぐちゃにやっつけてみて」「お母さんが見ていない間になくなってたらびっくりするんだけどなぁ」など、挑戦心や遊び心をくすぐる言い方が良いと感じました。

イヤイヤ期の対応は大変です。毎日のことなので毎回こんなにうまくは対応できず、怒ってしまうことも多々あります。しかし、なるべく気持ちに寄り添って、自我の芽生えや自尊心は大切にしてあげたいと思っています。

イラストレーター/大福


著者:小川恵子

8歳と5歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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