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杉咲花“ミヤビ”、若葉竜也“三瓶”と涙の抱擁からの「どなたですか?」に衝撃…「辛すぎて泣く」とトレンド1位<アンメット>

  • 2024.6.15
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「アンメット ある脳外科医の日記」第9話より (C)カンテレ
「アンメット ある脳外科医の日記」第9話より (C)カンテレ

【写真】過去、食事中のミヤビ(杉咲花)を見詰める三瓶(若葉竜也)

杉咲花が記憶障害を抱える脳外科医を演じる、医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系)の第9話が6月10日に放送された。ミヤビ(杉咲)が三瓶(若葉竜也)と泣いて抱擁したあと「どなたですか?」と問う姿が衝撃的で見ていてつらくなってしまった。SNSでも「三瓶先生とミヤビちゃんの幸せを願うことしかできない…頼む、頼むよ」「辛すぎて胸がギューーってなる」と視聴者の声が寄せられ、トレンド1位となった。(以下、作品のネタバレを含みます)

「アンメット」とは

本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は、講談社「モーニング」で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。

ある事故で脳を損傷し、記憶障害を抱えている丘陵セントラル病院の脳外科医・川内ミヤビを杉咲が演じるほか、同じく脳外科医で優秀だが変わり者の三瓶友治を若葉、救急部長で脳外科も兼務している星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、ミヤビの主治医である関東医大病院の脳外科教授の大迫紘一を井浦新が扮(ふん)する。主題歌はあいみょんによる「会いに行くのに」。

ミヤビは三瓶とケープタウンで初めて出会う

1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビは、過去2年間の記憶を全て失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害に。ミヤビの1日は毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから始まる。

現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いていた。しかし、同じ脳外科医・三瓶友治に促されて手術を無事に成功させ、脳外科医に戻ることに。

過去に三瓶と綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビは、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。自宅で餃子パーティーをしながら麻衣に尋ねると、その記憶は自分たちが南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。

当時、ミヤビと三瓶が2人でよく行動していたことは事実だが、それは綾野からのアプローチをかわすためのうそが始まりだったという。婚約については麻衣も詳しくは知らず、ミヤビは三瓶本人と向き合おうとする。

ミヤビ「三瓶先生は私のことを灯してくれました」

ミヤビがデスクに向かっているところに三瓶がやってきて2人きりで話し始める。三瓶は家族の問題について涙ぐみながら話し、過去の患者についても、今も正解かどうか分からないと言う。「いろいろ頑張ったんですけど。僕はまだ光を見つけられてません」と目に涙を浮かべながら語る三瓶。

ミヤビが「たぶん、光は自分の中にあったらいいんじゃないですかね。暗闇も明るく見えると思います」と言うと、三瓶は過去に同じ内容を語ったミヤビの姿を思い出す。「三瓶先生は私のことをともしてくれました」とミヤビが言うと、三瓶は黙って何度もうなずき、ミヤビの胸元につっぷして涙をこらえ、三瓶とミヤビは抱擁する。しばらく泣いたあと、体を離すとミヤビはまじまじと三瓶の顔を見つめて「ごめんなさい…どなたですか?」と尋ね、三瓶はがくぜんとするのだった。

2人の抱擁は感動的で胸を熱くするが、だからこそミヤビの最後の言葉に見ているほうもショックを受けてしまった。SNSでも「三瓶先生とミヤビちゃんの幸せを願うことしかできない…頼む、頼むよ」「目の前で愛する人から忘れられる瞬間を突きつけられる展開辛すぎて泣いてる、しんどい」「辛すぎて胸がギューーってなる」と視聴者の声が寄せられ、トレンド1位となった。

◆構成・文=入江奈々

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