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「泣き声がうるさい!」管理人から電話→「子どもはまだおなかの中ですが?」クレームが来たワケは?

  • 2024.6.16

結婚とともにマンションを購入した私たち夫婦。お隣さんは私たちと同世代の夫婦で、最近、赤ちゃんが産まれたばかりなのだそう。ご主人のマナブさんがニコニコしながら赤ちゃんを抱っこしているのが印象的でした。

引っ越しをした当時、私は妊娠中。お隣に先輩パパ・ママがいるのは心強く、家族ぐるみでお付き合いができたらいいなと、思っていました。

しかし、あるときお隣さんの噂を耳にしてーー。

隣人の噂

その噂とは、家事と育児のほとんどをマナブさんがやっていて、奥さんのユリコさんは子どもを放置しているというもの。


そんな話を聞いた数日後。私がベランダで洗濯物を干していると、ユリコさんが電話で話す声が聞こえてきました。その後ろでは、赤ちゃんの泣き声が絶えず聞こえています。


電話が終わってからも、赤ちゃんは泣き止みません。噂が頭をよぎるものの、赤ちゃんは泣くのが仕事だとよく聞くので、まだ子育て経験のない私はそんなものかと思っていたのです。

夫にも話をしましたが、最近はすごく仕事が忙しいよう。家でもずっとスマホをいじっていて、私の話をまともに聞いてくれません。この様子では、家事や育児が分担できるか不安でした。

赤ちゃんってこんなに泣く?

その後も相変わらずお隣の赤ちゃんは日中何時間も泣き続けていて、このまま放っておいて良いものか、迷ってしまいます。

夫はユリコさんも初めての育児で大変なんだろうと言いますが、私だってこれから出産を控えているのに、モヤモヤした気持ちを抱え続ける生活なんて嫌です。


そう訴えると、夫はしばらくの間実家に帰ればいいと提案しました。たしかに、母は私が家を出て以来、ひとりでいるのが寂しいと言っています。親孝行も兼ねて平日の昼間を実家で過ごすことにしました。

その後、夫はますます多忙に……。休日出勤も増え、私はだんだんと休日も実家で過ごすようになりました。いつ生まれてもおかしくないので、私も夫もその方が安心できます。

予定日には出張が決まりました。臨月に夫と離れるのは不安ですが、どうしても断れない仕事だというので、私も了承するしかありません……。

わが家へのクレーム

出張当日、夫の出発を見届けた私は実家に帰りました。いつ陣痛が来てもおかしくありません。

実家に戻った翌日、マンションの管理人さんから電話がかかってきました。留守中の家に何かあったのかと恐る恐る電話に出ると「さっきからインターホンを鳴らしているんですが、家にいますよね? 赤ちゃんの泣き声がうるさいとクレームが来てますよ! 」と言うのです。

お隣と勘違いされているのかと思いましたが、部屋番号を聞くとたしかにわが家。しかしわが子はまだおなかの中です。

わけがわからずに混乱していると「あ、泣き止んだ。……今後は気を付けてくださいね」と、電話を切られてしまいました。しかし、納得がいきません。私は義父と一緒に自宅の様子を見に行くことにしました。

自宅をガサ入れ!妻が目にしたものは…

家に着くと、赤ちゃんの泣き声は聞こえません。しかしそっと家の鍵を開けてびっくり! そこには、無造作に床に寝かされたお隣の赤ちゃんと、下着のまま寝ている夫とユリコさんの姿がありました。

どうやら夫とユリコさんは不倫関係にあったよう。スマホを手放さなくなったのも、休日出勤が増えたのも、やたらと実家に帰るように勧めてきたのも、すべて不倫のため。私が実家に行っている隙に、わが家で不貞を重ねていたのでした。

怒りに震えていると、目を覚ました夫が私を見てビックリ! まさか臨月の私が突然帰ってくるとは思わなかったのでしょう。慌てて服を着て言い訳をしていましたが、もう何を言っても無駄。証拠もバッチリです。

私はマナブさんにも不貞の証拠を共有。それぞれ離婚が決まりました。証拠はバッチリだったので、慰謝料も抜かりなくとるつもりです。

その後、私はかわいい赤ちゃんを出産。こんなにかわいいわが子を捨て、不倫をするなんて、つくづく残念な人だと思っています。

わが子の成長をそばで見守ることは、親としての一番の幸せと言えるでしょう。それが味わえない寂しさを、元夫には痛感してほしいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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