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「いつからレスになった?」夫婦でぶつかった大きな壁を乗り越えるために【体験談】

  • 2024.6.15

「レス」の定義はいろいろあると思いますが、わが家の場合は「病気など特別な事情がないのに、1カ月以上夜の生活がない夫婦」という場合に当てはまります。新婚のころには見られなかったレス状態がいつから始まったのか、どうやって解決したのかを振り返ってみました。

スキンシップを取らなくなったのは?

わが家は、「結婚は早いけれど子どもは遅い」という夫婦です。そのため、よくある「出産を機にレスになった?」と最初は考えました。しかし、実際はそんなことはなく、子どもが生まれたころは夜の行為を含めたスキンシップをお互いに取っていました。

ところが、ある日突然夫が夜の生活に応じなくなり、誘っても誘ってくれるのを待っても意味がない日が増えたのです。不満と同時に浮気などの不安も募り、私も次第に断られることのむなしさや寂しさから、夫との時間を持つこと自体をやめました。

こうしてわが家ではお互いにそういったスキンシップは取らなくなり、子どもといるとき以外夫婦で一緒にいることもほとんどなくなってしまったのです。

解決方法はある?

レスになってから、子どもを含めた「家族」ではあり続けたものの、「夫婦」としては何となくぎこちなくなってしまった私たち。このままではいけないと子どもを寝かしつけた後、よくある話し合いをしてみました。

その結果、夫には「2人目を育てる自信がなくてしたくなくなった」という気持ちがあったことがわかりました。浮気などの心配はないという安心感と共に、私の独りよがりだったことに何とも言えない感情になった私。

そのため、避妊方法やそれ以外のスキンシップが取れないか、夫と数日間に分けて話し合いをおこないました。

話し合った内容は…

夫と私で話し合った内容は、現在のわが家の経済状況や子育て環境についてです。経済状況は、たしかに今のまま何も変えずに2人目を産んで育てるというのはなかなか難しい状況。ですが、それは働き方や支出のバランスを考えれば何とかなるということを伝え、育児の大変さについては、子どもの性格や成長スピードによるため一概に言えないこと、兄弟がいる、いないにかかわらず子育てにはメリットとデメリットがあること、そして今の環境なら家族が増えても喜べるという私の気持ちを伝えました。

また、避妊はどうしても100%ではないため、「したくないなら無理にしなくていい。だけどスキンシップは取りたい」という私の正直な気持ちも話してみました。

まとめ

結果として、わが家は定義上まだ「レス」です。ですが、夫婦での話し合いは功を奏し、今は「家族」としても「夫婦」としても何となく歯車がかみ合いだしました。そして、行為以外のスキンシップは少しずつ取れるようにもなってきました。経済状況や子育ての環境、大変さはすぐに変えることができませんが、その中でも自分たちらしい解決方法を見つけ、レスの解消に近付けたのはよかった点だと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

文/小林紀子

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