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【体調不良の母】に料理させようとする父に「いい加減にしろ!」【反抗期の息子】がピシャリ!

  • 2024.6.15

子育てや家事は家族が分担して行うもの……しかしなかには「男は外で働き女は家を守る」というような古い気質が残っている人もいます。筆者が実際に体験した、モラハラをすることに抵抗もなく、当たり前のように自分が一番だと思っていた筆者の夫のエピソードをご紹介します。

画像: 【体調不良の母】に料理させようとする父に「いい加減にしろ!」【反抗期の息子】がピシャリ!

何もしない夫

私は夫と2人の息子の4人家族です。
夫と私は共働き。本当なら家事や育児を協力してほしいのですが、なぜか何もしません。
手伝う・協力するという概念が存在しないかのように、仕事から帰ってくると好き放題。
そのくせ、料理の味付けや掃除のやり方にいちいち口を出し、文句ばかりを言うのです。

息子たちも小さい頃は父親に懐いていましたが、小学校中学年くらいから反抗期も手伝って、何もせずに文句ばかり言う父親に対して、嫌悪感を示すようになりました。

体調の悪い週末

ある週末、私は朝から調子が悪く、起き上がることができませんでした。
心配した中学生の長男と小学生の次男は、洗濯や掃除など、できることを一生懸命やってくれていました。
しかし夫はリビングのソファーでゲーム三昧。
息子たちも呆れている様子でした。

夕飯の際に長男が「俺、カレー作ろうか?」と言ってくれたのですが、これを聞いていた夫が「マズいカレーなんか食いたくないな。」と一言。

これに怒った長男が「じゃあ、自分で作れよ!」と反撃。
面と向かって反撃されたことに驚いた夫は、渋々キッチンへ入っていきました。

わからないことだらけ

夫は普段何も手伝わないので、何がどこにあるのか、まったくわからない状態でした。
調味料・鍋・フライパン・包丁・まな板……一人でしばらくガチャガチャやっていましたが、さすがに腹が立ったのか、私を叩き起こしてご飯を作らせようとしたのです。

夫の様子を見た長男は、すかさず止めてくれました。

「いい加減にしなよ! お母さんが具合悪いの知ってるだろ! 普段何にもしないから、どこに何があるかもわかんないんだよ!」

何も言い返せずイライラしている夫に対し、小学生の次男も「自分の家なのに、何がどこにあるか、何で知らないの?」と追撃!
夫はブツブツ文句を言いながらも、自分で必要な物を探しながら、カレーを作っていました。

美味しくないカレー

料理をしない夫のカレーは、お世辞にも美味しいとは言えませんでした。
腹を立てていた長男が「あれ? パパ、マズいカレーは食べたくないんじゃなかったの?」と嫌味を言うと、食事の途中にもかかわらず、自分の部屋にこもってしまいました。

仕事で疲れているなど理由はあるかもしれませんが、全く家事をしてこなかった結果がこれです。息子たちの目に自分がどう映っているのかがハッキリと分かり、夫のくだらないプライドはズタズタになったことでしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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