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レッドカーペットに色が舞う! アカデミー賞を彩ったドレスBEST10。

  • 2016.3.1
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毎年レッドカーペットを彩る女優たちのドレスにはその時代のトレンドが現れるが、どうやら今年のアカデミー賞には空前のカラーブームが到来!? 「ディスニープリンセスのよう!」と話題になったレモンイエローの1着や、新女王の風格を見せたロイヤルブルーなど会場に華を添えたレスたちをいち早くチェック!

アリシア・ヴィキャンデル 「ベルにそっくり!」と話題を呼んだ、プリンセス風ドレスで注目の的に。

3月18日(金)に公開される『リリーのすべて』の演技で助演女優賞を獲得したアリシア、ルイ ヴィトン(LOUIS VUITTON)の春らしいレモンイエローのドレスを纏って登場。おとぎ話のヒロインのようなプリンセススタイルに「ディズニーの『美女と野獣』のベルにそっくり!」とネットで大きな話題となった。ドレス全体に施された刺繍に合わせ、ストラップシューズ、ダイヤモンドのシャンデリアイヤリング、リングなど、小物はシルバーで統一。バルーンデザインのヘムラインや丈感で遊びをプラスしたスタイルで、重厚なレッドカーペットを軽やかに舞った。

ブリー・ラーソン 気品溢れるロイヤルブルーで、新しいクイーンの誕生を体現。

密室に監禁されて生きてきた母子を描く『ルーム』で、見事主演女優賞を獲得した26歳のブリー・ラーソンは、グッチ(GUCCI)のロイヤルブルーのドレスでオスカー像を受け取った。アンティーク風のゴージャスなベルトでウエストをマークし、スタイルアップをしっかりと意識。縦に波打つセクシーなカッティングのラッフルで、気品漂う大人の雰囲気を醸し出した。檀上ではゴールドのオスカー像が最高のアクセントとなり、他のベテラン女優たちに引け劣らない圧巻のスタイルで会場を魅了した。

ケイト・ブランシェット 全身に咲く、パステルカラーのフラワードレスで視線を釘づけ!

これまで幾度となく素晴らしいドレススタイルを披露し、レッドカーペットの装いには常に一目おかれてきたケイト。今回もまた期待の上をいく、最上級の華麗なるドレススタイルを見せてくれた。フェザーやクリスタルで作られたフラワー装飾が美しいアルマーニ プリヴェ(ARMANI PRIVÉ)のオーシャンブルーのドレスは、ケイトのエレガンスを際立たせると同時に、華やかなガウンが多いアワードで、存在感たっぷりに異彩と個性を放った。ティファニー アンド カンパニー(TIFFANY & CO.)のジュエリーで一層の輝きをプラスして、今回もレッドカーペットクイーンの存在感をアピール。

ジェニファー

は25歳にして4度アカデミー賞にノミネートされ、2013年には『世界にひとつのプレイブック』で主演女優賞を獲得しているアカデミー賞の寵児。『JOY(原題)』で自身4度目のノミネートとなった今年も、2013年、2014年に続き

ディオール(DIOR)

のクチュールドレスで登場。これまではレッドやピンクなど、カラフルなドレスを好んで着用してきた彼女だが、今年は満を持してブラックをセレクト。プラチナブロンドに輝くヘアにシアーなレイヤーが美しいブラックのレースドレスで、これまでとは違うモードな色気を放った。

ジェニファー・ローレンス 4度目のノミネートで見せた、満を持した大人のブラック。

シアーシャ・ローナン エメラルドグリーンに大人のムードを重ねて。

日本では7月に公開を予定している、アイルランドからアメリカのブルックリンへと移民した女性の人生を描いた『ブルックリン』に出演したシアーシャ。同作で見せた瑞々しい演技で弱冠21歳にして主演女優賞にノミネートされ、一躍話題の新星となった。残念ながらオスカー獲得には至らなかったが、今後に大きな期待がかかる若きエースが大舞台で纏ったのはカルバン クライン(CALVIN KLEIN)のスパークリングドレス。ヘアはラフに巻かれたシアーシャらしいナチュラルなダウンスタイルだが、ダークなアイメイクでアダルトな雰囲気も意識。ブルーの瞳と呼応するエメラルドグリーンのドレススタイルの総仕上げとしてショパール(CHOPARD)のジュエリーをセレクト。

ルーニー・マーラ ミステリアスな魅力が全開! 露出を控えたドレスで一線を画す。

いつしか大胆な肌見せが主流となったアワードのドレススタイル。しかし、『キャロル』で助演女優賞にノミネートされたルーニーはクラシックな雰囲気漂うロングスリーブドレスで、他のノミネート者たちとは一線を画した。シアーなレースと絶妙なカットアウトが印象的なジバンシィ(GIVENCHY)のクチュールドレスで、禁欲の中に秘められたセクシーを演出。ノットでまとめたミニマルなヘアとダークなリップカラーが、さらにセンシュアルな雰囲気を醸し出し、ミステリアスな魅力を存分に振りまいた。

エミリー・ブラント マタニティスタイルは、ベビーピンクでフェミニンに。

プレゼンターとして式に参加したエミリー・ブラントは、夫ジョン・クラシンスキーとの間に第2子を妊娠中。そんな彼女はプラダ(PRADA)のベビーピンクのドレスを纏ってレッドカーペットに登場した。4月9日(土)に公開を予定している主演映画『ボーダーライン』が3部門にノミネートされていたものの、残念ながら賞獲得には至らなかったエミリーだが、授賞式自体を楽しんでいた様子。ドレスの装飾と見事にマッチしたドロップイヤリングを揺らしながら、この上ない笑顔を浮かベるエミリー。妊娠中でもエレガントなドレススタイルが叶うということを、身をもって証明してくれた。

シャーリーズ・セロン 『マッドマックス』の主演女優は、情熱のレッドで余裕の貫禄。

残念ながら作品賞は逃すも、出演した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が最多の6冠に輝いたシャーリーズ。2004年には『モンスター』(03)で主演女優賞を獲得しているだけに、アカデミーのレッドカーペットは慣れたもの。プレゼンターとして出席したこの日は、美しいヘムラインが印象的なディオール(DIOR)の真赤なオートクチュールで余裕の表情を浮かべた。これまでのようなボールガウンとは一転、大胆に深く開いた胸もとにハリー ウィンストン(HARRY WINSTON)のダイヤの輝きを乗せて、ミニマルでクールな飾らない美を強調。40歳を過ぎてますます美貌に磨きがかかるその姿を惜しみなく披露した。

レイチェル・マクアダムス シルキーなグリーンでクールに攻める。

作品賞を受賞した4月に公開される『スポットライト 世紀のスクープ』の演技で、助演女優賞にノミネートされていたレイチェル。レッドカーペットにはオーガスト ゲティ アトリエ(AUGUST GETTY ATELIER)のシルキーなバックレスドレスを纏ってクールに登場。太もも深くまで入ったスリットや背中が大胆に開いたセクシーなデザインで、引き締まったボディを惜しげも無く披露した。メイクはミニマルに抑えつつも、目もとはスモーキーでダークに。ドレススタイルに波がある彼女だけれど、オスカーでは主演女優級のスタイリングを見せることに成功!

オリヴィア・ワイルド アカデミー賞で最もリスキーな1着!? 露出度高めなプリーツドレスをクラシックに昇華。

今回のアカデミー賞で最もリスキーな1着と言われたドレスを纏って登場したのはオリヴィア・ワイルド。美しいプリーツデザインが印象的なヴァレンティノ(VALENTINO)のクチュールドレスは最高にエレガントだけれど、フロントやサイドが大胆に空いた露出度高めなデザイン。そんな大胆なドレスを、オリヴィアは持ち前の気品で見事エレガントに着こなした。ニール レーン(NEIL LANE)のチョーカー風ネックレスとロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)のクラッチで、プリーツが柔らかい印象を醸し出すフェミニンなドレススタイルにクラシックな要素をプラスした。

参照元:VOGUE JAPAN

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