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自立していないと入れない?発達が遅れている子のための学級なのに...

  • 2024.6.15
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鳥野とりこ(@torico_bird)さんは、発達グレーゾーンの息子・ねこ太くんの公立幼稚園への入園を目指し準備をはじめました。しかしその矢先に、コロナで幼稚園も療育園も休園になってしまいます。鳥野さんは、自宅保育をしながら公立幼稚園の情報をせっせと集めました。GW明けに園が再開され、候補の幼稚園に問い合わせをしてみるも…。『幼稚園難民になった話』第11話をごらんください。

幼稚園が再開されると早速、鳥野さんは公立幼稚園に「見守り学級への希望」の問い合わせをしました。すると、食事や着替え・トイレなど基本的な身辺自立ができていないと受け入れが難しいと言われてしまいます。

発達がゆっくりなねこ太くんは、まだまだ補助が必要な場面も多い状況。このままでは、公立幼稚園への入園も厳しいようです。これには鳥野さんも困ったのではないでしょうか。

自治体の子育て政策に対し、声をあげた体験談

鳥野とりこさんによるエッセー作品『幼稚園難民になった話』は鳥野さんのインスタグラムで連載中の漫画です。

作品では、発達に遅れがあることを理由にさまざまな幼稚園に入園を断られてしまい、公立園でも受け入れが難しいことを知った鳥野さんが、自治体に対して声をあげ、入園先を見つけるまでの体験談が描かれています。

育児にまつわる自治体ごとの制度には差があり、住む人にとって暮らしにくいと感じるものもあるでしょう。そんなとき、声をあげるのはなかなか勇気がいることかもしれません。そんな中、鳥野さんは、現状を市議会議員に直接話すところまで実行しました。わが子にとって良い環境を探し続ける行動力がすばらしいですね。

また、療育の先生など味方になってくれる人にこまめに相談していた点も、鳥野さんにとっては心強く、粘り強くわが子にとってよい環境を探す支えになったのではないでしょうか。

家庭の力だけでは解決できない困りごとがあるときこそ、身近な相談先を見つけて解決策を見出していくことが大切ですね。

著者:ママリ編集部

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