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「好きでも嫌いでもない」トラブル和解後につかんだ友人との距離感

  • 2024.6.15
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子ども同士で起きてしまうことがある仲間外れや無視。皆さんも幼少期に経験があるかもしれませんね。今回ご紹介する作品は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんがインスタグラムで掲載した連載作品。愛すべき宇宙人さんの息子さんは仲良し4人組で楽しく下校をしていましたが、小さなきっかけで子どもたちの関係性は変化します。『ともだち』をダイジェスト版でご紹介します。どうぞごらんください。

友だちとの楽しい下校時間に変化が

この作品は、愛すべき宇宙人さんがインスタグラムに掲載した連載漫画です。小学生になった息子のくんの友人関係のトラブルを描いています。

息子くんは近所の同じ年の友だち、ミツオ、もっちゃん、たっくんの3人と仲良く下校をしていました。ある日、仕切りたがりのミツオが仲良し4人組で下校班を作り、自分が班長になると言いだしました。

友だちの呼び方も「おい!」など乱暴で、少し心配な状態です…。

つらい仲間外れも「クビでよかった」

ある日突然始まった下校班。息子くんはなぜかミツオから仲間外れにされ、しばらくすると下校班を「クビ」に。仲良し4人組で帰る楽しい時間でいつの間にか生まれてしまった主従関係が苦痛だった息子くんは「クビ宣告」でほっとした気持ちの方が強かったそうです。

無理して言うことを聞かなければならないのは友だちとは言えません。今まで築いてきた関係が変わってしまうのは悲しいことですが、相手の変化を止めるのは子どもにとって簡単なことではありませんよね。

後日、仲良し4人組の一人、たっくんが「一緒に帰ろう」と言ってきて、息子くんは嬉しい気持ちに。お互いに尊重できて好きだと思える相手との下校は楽しいでしょう。

トラブルで息子が学んだ「友達との距離感」

元々仲良し4人組だった息子くん。一時的とは言えそこでの仲間外れはとても孤独を感じ、さみしくてつらい時間だったでしょう…。

しかし、ミツオくんと離れたことでミツオくんとの主従関係から解放された息子くんは、友人関係は対等でいたいと気が付いたようです。息子くんにとって素晴らしいことに気が付けたきっかけとなりました。そしてミツオくんとも主従関係ではない新たな形で仲良くすることができるようになったといいます。

学校では狭い集団ができがちですが、1つの集団に固執するのではなく、気の合う本当の親友との出会いも大切にしてほしいですよね。子どもは親が思うよりたくましく問題に対処できることも。親としてはじっくり見守りながら、必要なときはしっかり守ってあげたいと思わされるお話でした。

著者:ママリ編集部

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