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有村藍里「一歩、踏み出すまでは本当に大変」それでも私が挑戦し続ける理由

  • 2024.6.14

とにかくなんでもいいから何かをしてみたかった

こんにちは、有村藍里です。2024年も半分が過ぎて、今年にしたいこと、新しい挑戦など、目標を少しずつ消化している毎日です。以前、無気力になってしまった時、「自分が何をしたらいいのかわからない」「私には趣味も特技もない」と心が海の底くらい沈んでしまっていました。そもそも私の口癖は「自分には何もない」でした。そのことを昔から私のことをよく知っている人に相談したら「何もないと思うなら何かを作ればいいんじゃない?」と言ってくれました。「とにかくなんでも始めてみないとわからないし、してみて違ったら他をまた探せばいいだけだよ」と。自分は何をするのが好きだったのか、何をしてみたかったのか、考えてみました。突拍子もなくダンスを始めたのも、とにかくなんでもいいから何かをしてみたかったから。特技にしようなんて大それた理由はありませんでした。ダンスに対して苦手意識があって、リズム感もセンスもないことはずっと気になっていました。ただ、舞台などのお仕事では、ダンスを踊ったりすることもあるし、リズム感が必要な時もあって。私にとって必要なことなんだ!と思いました。始めてみれば、とても人並みとも言えないほどですが、以前よりは多少コツを掴めるようになってきたと思います。何より、踊るのって楽しくて。今まで習い事はしたことがなく「したいなあ……」と思いつつ、でも通うのも大変だよね、それになんだか恥ずかしい……となんだかんだ言い訳をして一歩踏み出せずにいました。ある日、知人から「しない理由を考えるんじゃなくて、する理由を探してみよう」と教わりました。そして、もう一歩踏み出して楽しさを知ったら、もっとしてみたいことが増えていきました。新たに始めたことの話はまた改めて書きたいと思いますが、楽しいです。

地道に続けている「映画を1年で100本観る」

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映画を1年で100本観るという目標も地道に続けています。この目標は、単純に作品を楽しむことと、色々な作品を観て感情、表現などをインプットしたいと思って目標にしました。100本って1ヵ月に10本観る気持ちでいたら余裕だろうと思っていましたが意外と大変で苦戦しています(笑)。まず今日は何を観よう?と考えてみることから始まって、観たい作品がたくさん見つかれば優先順位を決めなきゃいけなくて、でもその考えている時間もまた楽しかったりします。ジャンルは問わず、日本の作品も外国の作品もなんでも観てみよう!と思っています。映画を観ている時間ってその作品にのみ集中できるし、スマホを見るのをやめて作品に浸ってエンドロールになったらノートにちょっとした感想を書いてみて。わからないところがあれば他の方が投稿している考察を読んだり、レビューを読むのも好きです。私とは違う見方をしている!という発見もまた楽しいんです。観た作品は、記録としてInstagramのストーリーズに投稿していっているのですが、それに対して友人から「その映画、気になっていたの! おもしろかった?」「私も観たよ」と連絡をもらえることも嬉しいです。「最近よく映画観てるけどハマってるの?」と聞かれ「100本観るのが目標なの!」と伝えると、「映画館で気になる映画が上映されているんだけど一緒に行かない?」と誘ってもらえたりするのも楽しい。自分が観ようと思っていなかった作品にも触れられるきっかけになるし、観賞し終えた後に、お茶しながら感想をあれこれ言い合う時間も良いなって思います。

一歩、踏み出すまでは本当に大変

目標ってどんなことでもよくて、それを一つずつ少しずつでも達成していくことが楽しくて、生きていく気力になるものなんだな、と思いました。無気力で何もできない、したくないとただ天井を見つめている日々も心の休憩だと思うと、あってよかったと思います。でも時間は止まってくれないからいつかは進まなきゃいけなくて、また歩き出すきっかけが目標を作ることでした。趣味を作ってみることも、してみたことがないことに挑戦してみることも、意味がないことなんてないんだなって改めて感じます。最近は、ゆっくりインドアで趣味を楽しんでいましたが、またアウトドアなことにもチャレンジしてみたいなと密かに考えています!一歩、踏み出すまでは本当に大変。できない理由を探したり、自分なんかがと卑下してしまったり。でも、なんか人生って少しでも楽しくしたいよね? だったら自分から一歩踏み出すしかないんだ。その一歩を踏み出せたら楽しい世界が広がるから、もしも悩んでる方がいたら、私も背中を押してもらったように、その背中を押せたらいいな。今週も最後まで読んでくださってありがとうございました。有村藍里撮影/佐野円香

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