次のヘアトレンドは「ベルボトムボブ」！セレブのあいだで急増中の進化系ボブとは？

ジジ・ハディッドやヘイリー・ビーバーも！ 夏にぴったりの新ヘアをいち早くチェックして。

スミス氏は、ベルボトムボブについて、次のように説明する。

「この新しいスタイルは、レイヤーを最小限に抑えています。毛先は外ハネにし、前髪の有無にかかわらずスタイリングできます」

「完璧な精度でカットしても、よりラフな質感を出してもよいです。分け目に近い頭頂部はスリムなシルエットにして、毛先に向かってボリュームを出して広げていきます」

見た目そのものについてはさておき、今インスタグラムにあふれているボブのトレンドとの決定的な違いは、そのインスピレーション源にある。スミス氏の説明によれば、ベルボトムボブは、ベルボトムデニムのフレアシルエットにインスパイアされたもの。70年代に流行したこのデニムは、最近復活を遂げつつある。

ヘイリー・ビーバーやデイジー・リドリー、アノック・ヤイなどのセレブ＆トップモデルたちも、この新しいボブヘアを実践。彼女たちは標準的なブラントボブやクラシックボブを外ハネにし、より印象的なルックに仕上げている。

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さらに嬉しいのは、ベルボトムボブは多様なスタイリングが可能だということ。

たとえば思い切ってマイクロボブにした場合でも、ヘアアイロンやワイドブラッシングツールを使えば、毛先をハネさせるだけで「ベルボトム」のような仕上がりにすることができる。

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これと同様に、サイドパートにしてもセンターパートにしても、ベルボトムボブを作ることができる。

「顔を左右均等に見せたいならセンターパートにして、毛先を完璧にシャープにハネさせましょう。いっぽうで、ソフトな印象にしたいなら、サイドパートにして少しラフなスタイルを作り、片側の髪を耳にかけるといいでしょう」とスミス氏は言う。

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熱を使わないスタイリングのコツもたくさんある、とスミス氏。

「ドライヤーを下向きにして髪の根元を優しくプレドライしたあと、スタイリングムースやヒートプロテクタースプレーを使いながら、小さなロールブラシで毛先をハネさせます」

「髪のクセが付きにくい人は、毛先が冷めるまで小さなマジックヘアカーラーで巻いて、外ハネのクセをつけてみてください。仕上げに、ハードスプレーをかけるといいでしょう。もし、よりソフトでナチュラルな仕上がりを求めるなら、スタイリング後に髪を揺らし、テクスチャースプレーをかけるのがおすすめです」

ラフなスタイルから、完璧な外ハネ、ヒートヘアスタイリングツールやハードスプレーを使ったシルエットまで、2024年の夏は多様なベルボトムボブがあちこちで見られることになりそうだ。