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少ない具材でも大満足!マンネリにならない「冷やし中華」レシピ2種

  • 2024.6.14
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

いよいよ今年も冷やし中華の季節がやってきました! 暑くて食欲がないときでも、つるっとさっぱり不思議と食べられちゃいますよね。

冷やし中華と言うと、いろんな具材を準備しなくちゃ!とちょっと意気込んでしまいますが、今回は少ない具材でもおいしく食べられるレシピをご紹介。簡単な手作りダレと蒸し鶏を使った2種です。

まずはコレ!鍋とポリ袋で低温調理「“超”しっとり蒸し鶏」

ぜひ一度試してほしい、この方法! 薄味でしっとりの蒸し鶏がほったらかしで出来上がりますよ。

蒸し鶏
画像:中願寺あゆみ

【材料】(1枚分)
鶏むね肉・・・1枚(300g前後)
A水・・・50ml
A塩・・・2g
A砂糖・・・3g

<作り方>

(1)Aを混ぜて溶かし、厚手のポリ袋(加熱調理対応のもの)に入れ、皮を除いた鶏むね肉も入れたら空気を抜いて袋を縛る。

※鶏肉が冷蔵庫から出したばかりであれば、常温になるまで30分程度そのまま放置する。

(2)厚手のふたが閉まる鍋にお湯を沸かす(分量外、1.5リットル程度)。沸騰したら火を止め(1)を入れ、ふたを閉めてそのままお湯が冷めるまで1時間以上放置し、余熱でゆっくり火を通していく。

(3)出来上がったら汁ごと保管する。

今回は、ストウブの20cmの鍋を使用。保温性の高い鍋でじっくりと余熱で火を通すのがポイントです。土鍋でもOK。土鍋の場合は火を止めたあとにタオルで鍋をくるむと保温性が高まります。

むね肉は大きなものの場合、火が通りにくいのでなるべく300g程度のものを使用しましょう。また、複数枚を一緒に作る場合は同じポリ袋に入れずに、それぞれ別の袋に入れて作ってください。

簡単で、活用方法もいろいろ! 冷蔵庫で4日程度保存できますよ。

1:初夏にピッタリのアジアンテイスト「パクチーと蒸し鶏の冷やし中華」

冷やし中華、いつも同じ味・具でマンネリ化していませんか? そこで使いたいのが、初夏が旬のパクチー。どっさりのせるだけで、一味違ったアジアンテイストに仕上がります。

面倒な錦糸卵&千切りもありません!

パクチー冷やし中華
画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
中華麺・・・1玉
蒸し鶏・・・50g
きゅうり・・・1/3本
トマト・・・1/4個
パクチー・・・1株
白ネギ・・・10cm
Aレモン汁・・・大さじ1
A黒酢・・・大さじ1
A砂糖・・・小さじ2~大さじ1
A醤油・・・大さじ1
A水・・・大さじ1
Aごま油・・・大さじ1/2
黒すりごま・・・適量
ラー油(お好みで)・・・適量

<作り方>

(1)パクチーは葉をざく切り、茎の部分はみじん切りにする。白ネギは薄く斜め切りにして、パクチーの葉と一緒に水にさらす。きゅうりは縦半分に切り、中の種をスプーンで取り除いてから、薄切りにする。トマトは薄切りにする。蒸し鶏は食べやすい大きさに裂く。Aとパクチーの茎の部分を容器に入れ、混ぜ合わせる。

(2)鍋に湯を沸かし、中華麺を表示通りゆでる。ざるにあげ冷水でぬめりを取り、手で麺をざるに押しあて、水気をしっかりと切る。

(3)(2)を器に盛り、水気を切ったパクチーと白ネギ、そのほかの具材をのせ、タレを回しかけて、黒すりごまを振る。

2:練りごまなしで作る濃厚たれ!「ごまだれと鶏の冷やし中華」

練りごまがなくても、ごまだれは十分においしく作れますよ! マヨネーズを加えることでコクが増し、濃厚で麺によく絡みます。

ゴマダレ冷やし中華
画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
中華麺・・・1玉
蒸し鶏・・・50g
きゅうり・・・1/3本
白ネギ・・・10cm
Aしょうが(みじん切り)・・・小さじ1
Aすりごま・・・大さじ1.5
A酢・・・大さじ2
A砂糖・・・大さじ1~1.5
A醤油・・・大さじ1.5
Aマヨネーズ・・・大さじ1/2
Aごま油・・・小さじ1
A花椒パウダー(あれば)・・・適量
黒すりごま(あれば)・・・少々
ラー油(お好みで)・・・適量

<作り方>

(1)白ネギは薄く斜め切りにして水にさらす。きゅうりは千切りにする。蒸し鶏は食べやすい大きさに裂く。麺が入るくらいの大きさのボウルにAを入れ、しっかりと混ぜ合わせる。

(2)鍋に湯を沸かし、中華麺を表示通りゆでる。ざるにあげ冷水でぬめりを取り、手で麺をざるに押しあて、水気をしっかりと切る。

(3)Aの入ったボウルに(2)を入れて和え、器に盛る。

(4)上に蒸し鶏、きゅうり、水気を切った白ネギをのせる。

花椒パウダーを加えると一気に本格的な味わいになります。お持ちでしたらぜひ加えてみて。そして味がボケないように麺の水切りはしっかりと! ごまだれは冷や奴にかけて食べるのもおすすめです。

蒸し鶏さえあれば、簡単にできる2品。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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