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【シェフ脇屋の簡単中華】この具材は中華っぽい♪「小松菜と塩豚の炊き込みご飯」に挑戦!塩豚も手作り♡

  • 2024.6.15

具だくさんの炊き込みご飯は、おかず要らずで大満足できるメニューですよね!ただ、炊き込みご飯はその時の旬の食材を使うことが多く、いつでも同じレシピで食べられるって感じではないところが少々残念。いつでも買える食材を使った炊き込みご飯のレシピは無いものか…と検索してみると、あの中華の名店「トゥーランドット」の料理長が、YouTubeで紹介しているではありませんか!中華風の炊き込みご飯、さっそく挑戦してみます♪


今回のレシピは、日本の中華料理界をリードする脇屋シェフのYouTubeチャンネル『Wakiya Yujiの YUJI CHANNEL』から!

中華料理の名店「トゥーランドット臥龍居」のオーナーシェフ・脇屋友詞さんは、モダン中華のパイオニアとして長年日本の中華料理界を牽引してこられた方。
そんな脇屋シェフが、料理人人生50年以上で培ってきた技を惜しみなくシェアする『Wakiya Yujiの YUJI CHANNEL』は、おうちでも真似できるレシピや中華の裏技が満載です。

今回は、中華料理では定番の保存食「塩豚」を使った炊き込みご飯に挑戦します。
使用する塩豚も、家庭で作れる簡単なレシピを紹介してくれていますので、わたしも塩豚から作るのにトライしちゃいますよ~♪

シャキシャキ青菜と手作り塩豚がいい塩梅の「小松菜と塩豚の炊き込みご飯」



【材料】
米…3合(研いで30分浸水したもの)
小松菜…1/2把(約250g)
塩豚…250g

動画内では「金芽米」というブランド米を使用していました。
わが家にはなく、スーパーなどで探しても見つけられなかったので、今回は普通の米で作ってみることにします。

また今回のレシピでは「塩豚」も手作りに挑戦しますので、先に塩豚の材料と作り方をご紹介します!
「塩豚」の作り方は、脇屋シェフのYouTubeチャンネル『Wakiya Yujiの YUJI CHANNEL』の「簡単で失敗無し!おつまみにもおかずにも使える塩煮豚/作り置きレシピ/Salted Pork belly」を参考にして作りました。

小松菜は通年手に入る野菜なので、塩豚を作れば、思い立ったときにいつでも楽しめる炊き込みご飯ですね♪
 



【塩豚の材料】
豚バラブロック肉…400g(約200gのブロックを2本用意) 
塩…100g
塩麹 …100g
紹興酒 …100ml
水 …300ml
花椒 …適量(無くてもよい)

【塩豚の作り方(調理時間:約60分)

1. 豚バラ肉の下処理をします。

豚バラブロック肉をバットに入れて塩をふってなじませ、揉み込みます。



塩麹を加え、さらによく揉み込みます。



2. 豚バラ肉を煮ていきます。

鍋(またはフライパン)を温めて1の豚肉を並べて入れます。



塩と塩麹が残っているバットの中に紹興酒を入れて、



混ぜ合わせたバットの中身をすべて鍋に入れます。



強火(IHクッキングヒーターで180℃以上)で沸騰させると、下の画像のような状態になります。



アルコール分を飛ばすように強火で沸騰させたあと、花椒と水を入れてフタをして弱火で40分ほど煮ます。



わたしはフライパンで作ったので、途中で豚肉をひっくり返したりしました。
両面しっかり40分煮たら完成です。

出来上がりは、下の画像のようになります。
味見をしてみたら、びっくりするほど塩辛い豚肉になっていました!



この塩豚を使って、炊き込みご飯を作っていきます♪


【小松菜と塩豚の炊き込みご飯の作り方】(調理時間:約70~80分)

1. 米を研いで30分程度浸水します。

浸水時間の目安は「夏場30分、冬場60分」とのこと。
今は春といってもかなり気温が高いので、今回は約30分浸水しました。



十分に浸水させると、おいしく炊き上がるのだそうです。

2. 小松菜と塩豚の下ごしらえをします。

小松菜は茹でて、流水にとって冷ましてから水気をしっかり絞り、そのあとみじん切りにします。



塩豚は5mmから1cm幅程度の薄切りにします。



3. 米を炊いていきます。

1の米を水切りした後、炊飯器の釜の中に米を入れて、分量通りの水を入れます。



その上から、2の小松菜と塩豚の脂身部分を入れます。

先に小松菜のみじん切りを入れて、



その上に、塩豚の脂身部分を乗せます。



上の画像のように具材を入れたら、通常通りの炊飯を行います。

炊飯が終了したら残りの塩豚を入れ、3分ほど蒸らします。



蒸らしが終わったら、ご飯と具材をしっかり混ぜ合わせて完成です!



動画内では土鍋を使って炊飯していました。
以下に、動画で紹介されていた土鍋での炊飯の手順をお伝えしておきます。

土鍋に米を入れ、水500mlを加えたら表面を平らにし、小松菜と塩豚の脂身部分を乗せます。
フタをして20分を目安に火にかけて炊飯し、火を止めて5分蒸らします。
一度フタを開けて、残りの塩豚を入れてからフタを戻し、3分ほど蒸らしたら完成…とのことです。


小松菜の風味と塩豚の香りがおいしそう!さっそく食べてみた~♪

出来上がった炊き込みご飯を、お茶碗に盛ってみると…



想像以上にご飯もふっくら炊けていて、とってもおいしそうです。

さっそく食べてみよう!と、箸でご飯を持ち上げてみると、



見た目はふっくらご飯なんですが、意外とパラッとした炒飯のような仕上がりです。
口に運んでみると、あっさりとしているのに旨味が強く、とってもおいしい!

豚肉の脂身部分から出る油分によって、パラッとした仕上がりになっているのでしょうか。
しかし水分もしっかりあって、ふっくらとしたおいしい炊き込みご飯になっています。

塩豚の味以外に調味料による味付けは一切行っていませんが、十分塩味が効いていて、むしろさっぱりと食べられます。

小松菜の茎の部分が炊飯後もシャキシャキしていて、食感も楽しめます。
小松菜特有の風味と、塩豚の旨味がしっかりマッチしている、まさに「おかず要らず」の炊き込みご飯です。

今回のレシピで一番難しいところは「塩豚づくり」かな…と思っていました。
しかし塩豚も、本来なら調理にもっと手間がかかるそうですが、家庭用の作りやすいレシピで挑戦できたので、そんなに難しいことはありませんでした。
塩豚はもともと「保存食」なので、作り置きしておけば他のレシピにも応用できそうですね。

想像以上にあっさりとした、だけど十分旨味のある味付けだったので、夏場の食卓にも大活躍してくれそうです。
「小松菜と塩豚の炊き込みご飯」、手作り塩豚でぜひ挑戦してみてくださいね!

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