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【ロピア】とコラボ店舗も展開、【スーパーバリュー】閉店相次ぐも魅力は?

  • 2024.6.14
【ロピア】とコラボ店舗も展開、【スーパーバリュー】閉店相次ぐも魅力は?の画像1
スーパーバリュー外観(写真:サイゾーウーマン)

2024年に入り閉店が相次いでいるスーパー「スーパーバリュー」。ホームセンターと食品スーパーを兼ねた業態が特長で、スーパーのみの小型店も展開しています。今回、スーパーバリューとロピア、アキダイのトリプルコラボ店に行ってきました。

※価格はすべて税込です。
※価格や商品は2024年6月10日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗によって取り扱い商品が異なります。

目次

・【スーパーバリュー】とは?
・【スーパーバリュー】ロピア、アキダイのトリプルコラボ店行ってみた
・【スーパーバリュー】今後は?

【スーパーバリュー】とは?

首都圏で“食品スーパー“と、それにホームセンターを融合した“都市型スーパーセンター”を展開している「スーパーバリュー」。店舗数は埼玉16、東京12、千葉3の31店舗ですが、昨今は閉店する店舗も相次ぎ、今年5月に朝霞泉水店、6月に上尾小泉店、荒川一丁目店、8月に練馬大泉店の閉店が決まっています。

経営状況は厳しく、2024年2月期決算は、営業損益が前年同期を上回る22億2600万円、経常損益も前年同期を超える21億3200万円。

22年には、ディスカウントストア「ロピア」と同じOICグループ(株式会社ロピア・ホールディングスから23年に名称変更)の傘下に。「ロピア」と業務提携を締結し、既存のスーパーバリュー店舗がロピアとのコラボ店に置き換わったケースもあります。

なお、OICグループにはロピア、スーパーバリューのほか、テレビ出演多数で有名な青果店「アキダイ」も所属。スーパーバリュー等々力店は、3社のトリプルコラボ店となっています。

【スーパーバリュー】ロピア、アキダイのトリプルコラボ店行ってみた

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アキダイ(写真:サイゾーウーマン)

スーパーバリュー等々力店に到着。店外にまで野菜が陳列されていて、値段もお手頃価格。世田谷の人気エリアながら、気取ったところのない庶民派スーパーの雰囲気があります。

入店してすぐ、目の前のモニターでアキダイがテレビ出演した際の映像が流れていました。

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(写真:サイゾーウーマン)

そのまま青果コーナーへと続き、テレビでおなじみのアキダイ社長が壁に登場! アキダイと書かれた看板も掲示されていて、「テレビでみたあの店に来た!」とテンションが上がります。

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(写真:サイゾーウーマン)

もちろん、野菜の値段もお手頃。きゅうり1袋170.64円、ミニトマト1パック158円、春なす1袋213.84円、ブロッコリー180円など。居合わせたお客さんもアキダイのコーナーで滞在する時間が長かったように思います。今回は、おすすめ品の「房付きトマト」1パック321.84円を購入。

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房付きトマト1パック321.84円。(写真:サイゾーウーマン)

こちらのエノキは、アキダイ社長とロピアのキャラクター・ロピタくんがバーンと前面に出たパッケージ! 「アキダイ×ロピアコラボ企画商品」と書かれた「おれのえのき」108円。

「ここでしか買えない」限定感のある商品かつ、顔がプリントされたアイテムなので、ついアイドルグッズのノリで手に取ってしまいますね。

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「おれのえのき」108円(写真:サイゾーウーマン)
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限定アイテム(写真:サイゾーウーマン)

社長グッズはほかにも。顔写真がプリントされた「野菜炒めの素」をはじめとした「調味料の素」108円が数種。売れ筋のようで、特に「ナムルの素」は残り少なくなっていました。

筆者の横で商品を見ていた高齢女性も、「野菜炒めの素(塩味)」を手に取っていました。

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調味料の素はいろいろ(写真:サイゾーウーマン)

野菜の値段がお手頃で、種類も豊富。名物社長をキャラクター化した独自商品もあり、楽しいコーナーでした。

個人的に、ロピアの野菜売り場は価格にそこまでのオトク感はなく、商品ラインアップも通り一遍のもので力が入っていない印象だったのですが、アキダイに任せたことで弱点から強みに変わったと思います。

ロピアの商品が8〜9割

鮮魚コーナーの始まりには、ロピアの名物「生本マグロ(ブーメラン)」がドンドンッと並び、精肉コーナーもロピアおなじみのサムギョプサルの肉やポークウインナーがズラリと展開され、もはや完全にロピア!

コーヒーもロピアの商品がズラリ。ロピアで販売されている、「丸山珈琲」の「ロピアオリジナル深煎りビター」(430.92円)は残り3個とよく売れていました。

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ロピアオリジナル深煎りビター430.92円(写真:サイゾーウーマン)

一方、筆者の知っているロピアでは見かけない商品も発見。

ブランド豚肉の「TOKYO X」がかなりプッシュされていましたが、取り扱っているのはロピアの中でも限定店舗のようです。おなじみのホールピザは959.04円と高価格の商品(スタミナガーリックピザ)があり、相場の500〜800円を超えていました。

ビールの販売棚も日本の大手メーカーの取り扱いが乏しい半面、高価格の海外ビールや国内クラフトビールが目立ちます。

スーパーバリューの商品はわずか?

ここがスーパーバリューであることを忘れてしまうほどロピア感強めの店内ですが、目を皿にしてスーパーバリューの商品を探しました。

「絹とうふ」(150g×3個)85.32円。「SVSelect」のマークがついているプライベートブランド商品です。豆腐の中で最安値でした。

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「絹とうふ」(150g×3個)85.32円(写真:サイゾーウーマン)

「SVSelect」は牛乳も発見しましたが、ほかの商品を発見できず……。これ以上縮小することがないよう、ロピア強しの状況でもなんとか生き残ってほしいものです。

【スーパーバリュー】今後は?

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チラシ(写真:サイゾーウーマン)

ロピア、アキダイとコラボした珍しい形態の「スーパーバリュー」は、ロピア色がかなり強く、次いでアキダイ、スーパーバリューは気持ち程度……という存在感でした。

しかし、ロピアとのコラボ店舗はどれも業績が伸びているそうで、またロピアにとっても首都圏攻略の上でスーパーバリューの存在は効果的だといわれているので、今後もこの路線は続きそう。

閉店が決まっている店舗の中にも、ロピアとのコラボ店やアキダイとのトリプルコンボ店への生まりを果たし、地域の皆さんを喜ばせてくれるケースがあるかもしれません。

ロピアのOICグループに所属する各社の今後に注目です!

サイゾーウーマン編集部
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