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維新・馬場代表 党首討論で岸田総理に「必ず問いただす」 旧文通費改革合意めぐる自民の二枚舌を批判

  • 2024.6.14

日本維新の会・馬場伸幸代表が6月14日(金)、ニッポン放送のニュース番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』(毎週月~金曜日 朝6時~)に生出演。旧文通費改革への合意をなおざりにする自民党への不満を露わにした。

日本維新の会・馬場伸幸代表
日本維新の会・馬場伸幸代表

同番組では6月11日(火)から20日(木)にかけて各政党幹部が生出演、「いま聞きたい、政治の焦点」についてインタビューしていくが、14日は維新・馬場代表が電話出演し、合意した旧文通費改革への自民党の対応を批判した。

「旧文通費の使途公開と残金返納を義務付ける立法措置」を、維新・馬場代表は岸田総理大臣と合意していたが、自民・浜田国対委員長が日程的に厳しいという認識を示し、岸田総理も「具体的な実現時期は合意文書に記載されていない」と述べる状況となった。

これに反発する馬場代表は、この合意への経緯を次のように明かした。

「当初、合意文の文案があって、(維新の)藤田幹事長から『期日を入れないとだめだ』と申し上げたようです。すると交渉相手の自民党の方が、『いやいや、もうこれ、総理がはっきり“やる”と言っているので、“いついつまでにやる”ということは、もう入れなくていいんですよ』と言われたと。何度もそのやりとりをしたようですが、『そこは信用してくれ』ということで、こっちが一歩引き下がったと、そういう経緯です」

これを受け、飯田アナが「維新のサイドとしては『そこまで言うなら』という感じはあったわけですか?」と問うと、「そうですね。我々も子どもじゃないので」としたうえで、交渉の際の自民の対応を次のように明かした。

「繰り返し『やっぱり期日を入れないといけない』ということを言って、何度も交渉したみたいですけれども、『いやいや、もうこれで大丈夫ですよ』と。『自民党の中では完全にオーソライズされているんだ』ということをおっしゃっていたと聞いています」

その交渉相手について飯田アナが訊くと、「岸田総理周辺の幹部ですね」と明かした馬場代表は、「政治家である前に人の道に外れていると思います」と、言行不一致な二枚舌の自民の姿勢を批判し、「約束が実行されない場合は、これは必ず国民のみなさまの前で問いただす」と、19日開催の党首討論への意志を表した。

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