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京都にリアルな「ナウシカの腐海」…6月末まで開催のアート展

  • 2024.6.14
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梅雨入り目前、ゆったりとおでかけするなら今!現在、関西で開催中のさまざまなアート展のなかから、もうすぐ会期終了の展示会を2つ紹介します。

■ 放映のたび「バルス祭り」…名作たちの歴史を知る

造形作家・竹谷隆之氏の監修の「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」 ©Studio Ghibli

日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」(以下金ロー)とジブリ作品の深い関係性とその軌跡を紹介する展示が「京都市京セラ美術館」で開催中。映画の興行として失敗だったものの、金ローの放送によって人気に火が付いた『となりのトトロ』など、作品の評価を不動のものにしていった歴史を知ることができる内容に。

ほかにも特筆すべきは、ある意味「没入型」ともいえる展示の数々。日本テレビが特別番組で初放送した作品が『風の谷のナウシカ』であることから、世界的な造形作家・竹谷隆之氏の監修によって「王蟲の世界」である腐海がリアルに再現。まるで本物のような巨大王蟲やウシアブ、大王ヤンマが出現し、ナウシカになったかのような気分で世界観に没入できる。

また、展示だけでなく、ユニークなグッズにも注目だ。長年にわたって2代目のオープニングを飾っていた「フライデーおじさん」が、マスコットぬいぐるみやブランケット、ポーチ、トートバッグなど、レトロテイストなグッズになって販売されている。

ミュージアムショップの様子 ©Studio Ghibli

「京都市京セラ美術館 本館 北回廊2階」にて6月29日まで開催。料金は一般1800円ほか。

■ 開幕前から注目、目玉の展示は国宝

NHK大河ドラマ『光る君へ』ファン、また刀剣ファンなら絶対に見逃せない『徳川美術館展 尾張徳川家の至宝』が「あべのハルカス美術館」(大阪府大阪市)で開催中だ。

徳川義直画像 模本(原本 清浄寺旧蔵)一幅 徳川美術館蔵 尾張徳川家の初代・徳川義直の肖像

「徳川美術館」(愛知県名古屋市)は、紀伊徳川家・水戸徳川家とともに御三家のひとつで筆頭であり、名古屋城を居城とした大大名・尾張徳川家(徳川家康の九男・義直(1600~1650)によって創始)に伝えられた歴代当主・夫人達の遺愛品など、約1万件もの名品を所蔵している。

同展は、「尚武 もののふの備え」「清雅 ―茶・能・香―」「求美」の3章構成で、武具、表道具、奥道具まで「徳川美術館」所蔵の至高の名品が一堂に会している。なかでも、現存最古の国宝『源氏物語絵巻』と、3代将軍家光の長女・千代姫が尾張徳川家に嫁ぐ際に持参した国宝『初音の調度(はつねのちょうど)』は、目玉の特別展示として、開幕前から注目を集めていたほど。この機会にぜひ、自分の目で見ておきたい。

国宝 源氏物語絵巻 竹河(一) 平安時代 12世紀 徳川美術館蔵 展示期間:4/27-5/12

徳川美術館は、国宝『源氏物語絵巻』を15巻所蔵しているが、そのうち4巻(竹河(一)、早蕨、宿木(三)、東屋(二))が会期中、約2週間ごとに巻を替えて公開される。細部まで絵が非常に美しい同作品の見どころについて、徳川美術館の加藤祥平学芸員は、「(同展の)絶妙なライティングによって、詞書(ことばがき)の大きな金箔の華やかな輝きがキレイに見える点です」と語る。

「あべのハルカス美術館」にて6月23日までの開催。料金は一般1800円ほか。

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