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【志麻さんレシピ】カリッと焼いた鶏の皮と脂を吸ったねっとりポテトが美味♡シンプルな「ソテー」に挑戦!

  • 2024.6.14

じゃがいもに鶏肉というとなんとなく田舎料理のような素朴さを感じますが、基礎がフレンチの志麻さんが紹介しているのは「炒め物」ではなくて「ソテー」です。簡単に作れるのに出来上がるとおいしいフレンチになっているという魔法のような料理ですが、本当にとても簡単そうだったので、さっそく作ってみました!



志麻さんの「カリカリじゃがいもと鶏のソテー」の材料と作り方

【材料】※2人分
・じゃがいも…2個(300g目安。あればメークインがおススメ)
・鶏もも肉…1枚(350g目安)
・さやいんげん…5~6本
・塩…3~4つまみ
・こしょう…少々
・オリーブオイル…大さじ1



じゃがいもは皮つきのまま、よく水洗いしておきます。
鶏肉は一口大に切って、両面に塩、こしょうを振っておきます。
さやいんげんは両端を切って、さらに3等分に切っておきます。

【作り方】※調理時間:20分
1. じゃがいもを皮ごとラップで1個ずつ包み、電子レンジ(600W)に3分間かけます。3分経ったら上下を返してさらに3分間かけ、粗熱が取れたらラップを外して皮をむき、一口大に切っておきます。



2. フライパンにオリーブオイルを引き、鶏肉を皮を下にして並べて中火にかけ、4分間ほど動かさずに焼きます。


3. 焼き色がついたら、上下を返して端に寄せ、空いたところにじゃがいもを加えてそのまま動かさずに2~3分間焼きます。



4. 焼き色がついたらじゃがいもを裏返し、同様に2~3分間焼きます。



5. 全体がカリカリになったらさやいんげんを加え、軽く炒め合わせます。



6. 器に盛りつけて、出来上がりです。



塩とこしょうだけというシンプルな味付けですが、鶏肉もじゃがいもも外側がカリっと焼けているため想像以上に味が複雑に感じられます。オリーブオイルの風味ももちろんありますが、カリっとした鶏肉の皮と鶏肉の脂を吸ったじゃがいものねっとりした食感と、若干強めに振ってある塩がおいしさのポイントです。しかも皮ごとラップで包んで蒸していますので、じゃがいも自体の甘みがしっかりと凝縮されていて、鶏肉とどっちが主役なのかと思うくらいです。

このレシピでは「塩を3~4つまみ」とありますが、この「ひとつまみ」という量は結構難しかったりします。かなり前に「ひとつまみって、どのくらい?」と思って調べた際、「親指、人差し指、中指の3本でつまんだ量」と分かったのですが、指の細い人と力士では絶対同じ量のはずがないので、この表現は疑問です。またいちいち計量せずに済むのは楽ですが、ちゃんと毎回同じ量をつまめるようにしておかないといけないので、慣れは必要です。ちなみに、ひとつまみは0.9g~1.0gとのことですので、約1gで小さじの1/5と憶えておくと便利です。

志麻さんのレシピでは、この「動かさずに焼く」というポイントがよく出てくる気がします。これは中華の炒め物とは対照的に、表面をしっかり焼くことで素材に旨味を加えるという技法ですが、わたしも鶏肉や豚肉を焼くときは少しカリっとするまで動かさずに調理しますので結構共感します。

簡単な材料で簡単に作ることができてしかもおいしいので、ぜひ作ってみてください!

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