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【おとなのソロ部】全国のパン屋さんから焼きたての“冷凍パン”が届くパンのサブスク「パンスク」を体験!

  • 2024.6.14

「おうちでいろいろなパンを食べてみたい!」と思っている人に試してほしいのが、定期的に冷凍パンが自宅に届くパンのサブスクリプションサービス「パンスク」。自宅にいながらまるで全国各地のパン屋さん巡りしているような気分が味わえます。さらに冷凍にも関わらず、まるで焼きたてのようなおいしさ!料金や申込方法、実際に味わった感想など、体験レポートをお届けします。

1回3990円で8個前後の冷凍パンが届く

パンスク
パンスク

「パンスク」のテーマは「おいしいパンを旅しよう」。知らない土地を歩き、そこで出会ったパン屋さんと話をして、おいしいパンをいただくような…自宅で“パン旅”ができちゃうシステムです。

1回3990円(送料込)で、8個前後の冷凍パンが自宅に届く定期便サービスで、会員登録者数は4万5000人以上。パンスクと契約している全国約100店のうち、1店舗のパン屋さんから届きます。パンは冷凍庫から取り出して自然解凍、またその後に焼くだけで、自分が好きなときにおいしいパンを食べることができます。

ソロおすすめ Point

パン屋さんはあえて選べないようになっているため、毎回どの店からどんなパンが届くか、ワクワク。同じパン屋さんから届くことはほぼなく、毎回違うパンと一期一会の出合いが楽しめます(お店の指定は不可)。

実際にオーダー!袋にもおいしさの秘密あり

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申し込みはスマホ、またはパソコンから。メールアドレスとパスワードの登録後にお届けの間隔を「2週間・1カ月・2カ月」から選び※、届け先を入力します。受け取り日時の指定も可能。約3分で簡単に申し込みできます。
※1回でもストップ可。ライフスタイルに合わせてスキップもOK。1回だけのお試しは「パンスクギフト(公式WEBサイトを要確認)」もおすすめ!

ソロおすすめ Point

公式WEBサイトでは、「パンスク」編集部が全国各地のパン屋さんを訪ねた『パン旅日記』を公開中。店舗の様子や開店のきっかけ、店名の由来、パン作りへの思い・こだわり、これからの展望などが書かれ、おうちにいながらパン屋さんを訪ねる旅気分が味わえます。

パンスク
パンスク

パンは冷凍便で届きます。専用のボックスもかわいい!

パンスク
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蓋を開けると、パン職人のイラストとともに「すぐに冷凍庫へ!旅してきたパンたちを休ませてあげてくださいね」と書かれています。

ソロおすすめ Point

パンの賞味期限は約1カ月(パンの種類によってはそれ以上)。冷凍なので、自分が好きなタイミングで味わえるのも便利です。急に小腹が空いた時に助けられました、という利用者の声も。

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中には冷凍パンがぎっしり。今回は、和歌山県有田川町にある「jimamaya bakery(じままや べーかりー)」のパンが9個入っていました。

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パンは水分を逃さない独自開発の袋に包まれています。この袋と冷凍のタイミングがポイントで、冷凍パンでも焼きたてに近い食感や風味を楽しむことができるそう。開封すると、冷凍でもふくよかな香りがわかります。

 また袋にはQRコードが付いていて、例えば「クロワッサン」なら、「約1~2時間自然解凍した後、トースターを一番高い温度に設定し5分以上予熱。アルミホイルに軽く包み、3~5分温める」と焼き直し方をレクチャーしてくれます。

「電子レンジで温めるとふにゃふにゃとした食感になるので、常温で自然解凍するのおすすめ」など、NGも書いてあり、パンを最高の状態で味わうことができます。

パン屋さんの思いが込められたメッセージカード付き

パンスク
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届いたボックスには、なぜパンを焼き始めたのか、パン作りへの思い、こだわりなどが書かれたパン屋さんからのメッセージも付いています。

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「jimamaya bakery」 ©パンスク

「jimamaya bakery」の店主・野村優一さんは沖縄県出身で、子育てを機に奥様の地元である和歌山へ移住されました。沖縄の方言で「自由に気ままに」という意味の「ジママ」を店名には、「気軽に来てほしい」「自由な発想でパン作りをしていきたい」という思いが込められているのだそう。

 「僕はお店のレシピは忠実に守ることが大事だと思っていたのですが、以前働いていたお店では『こうやってみたらどうなるんだろう』と毎日のようにレシピを工夫して変えていたんです。自分の理想とするパンを追求し続ける姿勢に感銘を受け、僕もこうありたいと思いました」……野村さんの熱いメッセージに読む側も胸がジーンと温まります。

パンスク
「jimamaya bakery」 ©パンスク
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「jimamaya bakery」 ©パンスク

お店は外観に沖縄の赤瓦を使ったり、「やちむん(沖縄の焼き物)」を飾ったりと、沖縄が感じられる空間なのだとか。

また、黒糖や塩、紅芋、ラフテーなど、沖縄の素材や郷土料理を取り入れたパンも販売しています。特に黒糖にはこだわりがあり、通常黒糖はサトウキビと混ぜて加工したものが多いのですが、このお店では100%の純黒糖を使用。現地まで足を運んで厳選されたそうです。

ソロおすすめ Point

真摯にパン作りに取り組む野村さんのメッセージカードは、食べる人へ向けた心のこもったお手紙。「沖縄の風景を思い浮かべながら、うちのパンを食べてもえるとうれしいです」など、メッセージを読みながら沖縄食材を使ったパンを食べると、まるで沖縄を旅しているような気持ちに!

これが冷凍?ふわふわ&もっちり食感に驚き!

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「jimamaya bakery」:左から「ラフテーカレーパン」「黒糖メロンパン」

「jimamaya bakery」のパンをいただくと、まずは“ふわふわ”や“もっちり”、“しっとり”といった食感に驚きです。冷凍品にありがちなパサパサ感はゼロ。小麦やバターの香ばしい風味は、焼きたてのパンそのものです!

「ラフテーカレーパン」は、しっかり煮込まれた濃厚なカレーと沖縄の郷土料理・ラフテー(豚の角煮)を、もちっとしたベーグル生地に包み、揚げずに焼いたもの。

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カレー自体がおいしく、さらに大きなラフテーがゴロゴロ。弾力ある生地とも相まって、これは美味!

「黒糖メロンパン」は、上のサクサク食感の甘いメロン皮と、下のふわふわ食感の黒糖入りの生地が相性抜群。アイスクリームをはさむのもおすすめだそう。

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「jimamaya bakery」:左から時計回りに「クロワッサン」「ミニバケット」「ベーグル(紅芋)」

発酵バターのうま味たっぷりの「クロワッサン」や、北海道産小麦の豊かな風味が噛むほどに味わえる「ミニバケット」も、冷凍便で届いたことを忘れさせるおいしさです。紅芋餡(あん)入りの「ベーグル」は、紅芋ペーストの素朴でやさしい甘みと、コーヒー入りの生地のほろ苦さがたまりません。

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「jimamaya bakery」:左から「沖縄の塩パン」「黒糖パン(4枚)」
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「jimamaya bakery」:左から「食パン(2枚)」「マルゲリータ」

そのほか、バターを練り込んだ生地に味わい深い沖縄産の塩をトッピングした「沖縄の塩パン」や、沖縄産の純黒糖のコクが感じられる「黒糖パン」、しっとり食感で耳まで軟らかい人気ナンバー1の「食パン」、フォカッチャにうま味の濃いトマト&バジルのソースを塗った「マルゲリータ」など、どれもおいしい!

パンスク
パンスク

ひとりで1カ月かけてゆっくり味わってもいいし、親しい人とパンパーティーを開いても盛り上がりそうです。

ソロおすすめ Point

スイーツ系のパンや総菜パン、食パンなど、詰合せはバラエティに富んでいるので、おやつや小腹が空いたとき、食事どきなど、さまざまなシチュエーションで楽しめます。ひとりの食事やおやつタイムも充実しそう。

次はどんなパン?提携のパン屋さんは全国に約100店

「パンスク」は「パンフォーユー」という会社が運営しています。毎月行うパンの試食会で社員がパンを食べてお店を選び、今では約100店と提携しているのだそう。選ぶポイントは味がおいしいのはもちろん、素敵なストーリーをもっていること。ここでは提携お店のなかから一部のお店をご紹介します。

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「BLUE TREE FAVO」 ©パンスク
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「BLUE TREE FAVO」 ©パンスク

大阪府大阪狭山市の「BLUE TREE FAVO(ぶるー つりー ふぁぼ)」。元バリスタのオーナーシェフが焼くパンのコンセプトは、「誰かにプレゼントしたいパン」。

 人気№1はブリオッシュ生地にバニラが香るカスタードクリームを包んだ「カスタードクリームぱん」。解凍した通常の状態もおいしいのですが、半解凍でシャリシャリとした食感を楽しんでも◎。そのほか、ソーセージにカレーとマヨネーズ、クルミ、コーン、チーズをトッピングした「カレードック」など、個性的な具材の組み合わせが好評です。

パンスク
「山ベーグル&CoffeeStand」 ©パンスク
パンスク
「山ベーグル&CoffeeStand」 ©パンスク

山形県東根市の「山ベーグル&CoffeeStand(やまべーぐるあんどこーひーすたんど)」は、休日は50種以上揃うベーグル専門店。カラフルで具だくさん、コシの強い噛みごたえのある生地が特徴で、「パンフォーユー」の社員さんにも特に人気が高かったそう。

 

ソロおすすめ Point

普段なかなか手にとらないパンを味わうことで、新たな味覚に出合えたり、パンの知識が広がるほか、届いたパンがきっかけでお店を訪ねて旅行する人もいるそう。パンのサブスクで、予想以上に世界が広がります!


全国各地のまだ知らないおいしいパン屋さんに出合うことができ、またバラエティに富んだ、まるで焼きたてのような味わいのパンが自分のタイミングで食べられる「パンスク」。日々の食卓がグッと豊かになるので、一度試す価値は大です!

■パンスク
URL:https://pansuku.com/
料金:1回3990円(送料込)
最低契約期間:なし(1回でもストップ可)
※詳細は公式WEBサイトを要確認。

ソロ Memo

■おすすめの利用シーン:

全国各地のさまざまなパンを食べてみたいとき、食生活を充実させたいとき、いつもの食卓に変化をつけたいとき、自宅で旅気分を味わいたいとき

Text:こばやしみもざ
Photo:小川康貴、パンスク

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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