1. トップ
  2. 濡れたノートを『きれいに乾かす』方法 企業が教える“解決策”に11万いいね

濡れたノートを『きれいに乾かす』方法 企業が教える“解決策”に11万いいね

  • 2024.7.24
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「突然の雨でカバンや持ち物が濡れてしまった!」という経験、ありませんか?しかも、カバンの中身まで水が入り込み、大切なノートがびしゃびしゃなんて悲劇も…。

ゲリラ豪雨なども多いこの季節に、ノートの製造販売を行う大栗紙工株式会社(@OGUNO_notebook)さんが去年の4月にX(旧Twitter)へ投稿した、雨でノートを濡らしてしまった場合の解決法を紹介します。

現時点(2024/07/22時点)で11.5万いいねを集めている投稿がこちら!

濡れてしまったノートを復活させるには、

  1. 中をめくらずに、表面の水分をタオルでとる
  2. ジップロックに入れて口を開けたまま24時間冷凍
  3. 取り出して軽く振って霜を落とす
  4. ペーパータオルにはさみ1~2日程度、雑誌でプレスする

という工程がポイント!

ノートを冷凍してプレスすることで、ずぶ濡れになってしまったノートが復活するとは驚きですね。大栗紙工株式会社さんによると、これくらい濡れてしまったノートも…。

下の動画の通り、ページをパラパラとめくれるまで戻るのだそうです!

軽く濡れた場合なら、2日ほどで復活するのだとか。これは覚えておきたいライフハック術です。

ちなみに、冷凍庫から出した時にページ同士がくっついていても無理に剥がさず、自然解凍してプレスの工程に進むのが良いとのことです。

濡れたノートをきれいに復活させるポイント!

大栗紙工株式会社さんはさらに、X(旧Twitter)上での質問にも答えていました。いくつかピックアップして紹介します。

Q.「ジップロックに入れて口を開けたまま冷凍」ということですが、ジップロックに入れることにどういう意味がありますか?

A.立てておくと庫内壁面や他のものと接触する可能性が高く、凍って張り付かないよう守るためです。また、濡れた紙に汚れやニオイがつくのを軽減するためでもあります。

Q.ペーパータオルに挟みというのは表と裏だけですか?それともまさか全ページですか?

A.雑誌の印刷がノートに写るのを防ぐため、表・裏のみです。一般的なノート(30~50ページ)ならこれで乾きますが、もっとページ数が多い場合は間にも挟んで適宜交換すると時短になります。挟む紙は、コピー紙のように薄手・印刷なし・凹凸加工なしのものがおすすめです。

なお、投稿の内容は、一般的なノート(非塗工紙30~50ページ)を用いて実験しております。原理は同じですが、紙の材質や厚み、枚数などの条件によっては同じ方法・時間ではきれいに乾かない場合もあります。

「覚えておきたい!」「もっと早く知りたかった」

こちらの濡れてしまったノートの対処法を見た人からは、こんなコメントが寄せられていました!

これは心強い! 水筒がもれて教科書濡れても慌てないで済みそう。
小中学生の親御さんは覚えておくと良いかと思います。時々大雨の日でやられますから…
学生時代に知りたかった知識...

「いざというときに覚えておかなきゃ!」というコメントや、学生時代にノートを何冊も濡らしてダメにしてしまったため、早く知りたかったという声もありました。

突然の雨やコップを倒してノートが濡れてしまったときは焦ってしまいますが、こんな方法があるのか…と知れただけでも心強いですよね。

今まで諦めてしまっていた方も、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。



取材協力:大栗紙工株式会社@ノートの会社です(@OGUNO_notebook)さん