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「メロンでもスイカでもないよ」 トラックに積まれた『巨大な球体』 正体に「想像もできん」

  • 2024.8.3

普段よく食べているものでも、原材料が何なのか分からないということはありませんか?

篠原商店(マルモ/マルモ農園)(@chibi_marumo)さんが、日本人にお馴染の“あるものの原料”をX(旧Twitter)に投稿すると「フルーティーな感じだけど…」「分かります!」と注目を集めています。

皆さんは、こちらが何か分かりますか?

洋ナシ?メロン?それにしては大きすぎるし…かといって、スイカでもないようです。

実は、こちらは“ユウガオ”。海苔巻きなどでおなじみの“かんぴょう”の原料になる果実です!

かんぴょう巻は知っているけど、どんなものからできているのかは初めて知ったという人もいるかもしれませんね。この実がどのようにあの細長いかんぴょうになるのでしょうか?

栃木県のかんぴょう問屋である篠原商店さんに、かんぴょうの作り方について詳しくお伺いしました。

かんぴょうになるまで

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出典:栃木のかんぴょう問屋 篠原商店(マルモ/マルモ農園)【公式】(@chibi_marumo)さん

---収穫した果実がかんぴょうになるまでの工程を教えてください!

剝いて干します。言葉にすると簡単ですが、約8㎏の実を扱うことや、真夏の炎天下のもと、ハウスの中で水分の多いかんぴょうを干すことはとても重労働です」

---実は8㎏もあるのですね!そんな重い果実をトラックに入れる作業も大変でしょうね。

かんぴょうを干す際は、ハウスの中で大きな扇風機を使うようです。

「また、その日のうちに乾燥させるため、早朝から剥き始めなければいけないのも苦労するところです」

機械を使って巧みに剥かれていく様子はこちらです。

---技術が必要な作業ですね。果実1個からどれくらいの量のかんぴょうができるのでしょうか。

「ワタの部分を除いて乾燥させると、約8㎏の実から、およそ200gのかんぴょうができます

---かんぴょうができるまでには、多くの過程と苦労があるのですね!

栃木ではお馴染

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。

とてもフルーティな感じだけど、あれになるのね
練習後のボール片付け思い出した
夕方収穫して夜中から剥き始めるアレですね。祖父のところで庭いっぱいに干してました。切れ端のみそ汁好きやったな。
これ、結構重いですよね
スイカの大玉くらい。
これが寿司のネタになるとは想像もできん
かんぴょうって、こんなに大きいんだ…

栃木ではお馴染のかんぴょうに、懐かしいという声もたくさんみられました。かんぴょうの収穫は8月頃まで行われ、今がまさに最盛期。

美味しいかんぴょうを作っていらっしゃる農家さんに感謝ですね。



取材協力:栃木のかんぴょう問屋 篠原商店(マルモ/マルモ農園)【公式】(@chibi_marumo)さん