「何に見える？」あなたは“無茶な要求をする人か”がわかる心理テスト

2024.10.2

周りの人に対して何かを要求することはハードルが高いと感じる人も多いのではないでしょうか。たとえ些細な要求であっても、遠慮してしまう人もいるでしょう。ただ、中には相手の気持ちや状況などを考えず、無茶な要求を突き付けてしまう人もいますよね。では、あなたは“無茶な要求をする人か”探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.工具箱

2.ラジカセ

3.非常口の看板

4.BOXティッシュ

1.工具箱に見えた人は「やや無理な要求をする人」

図形が工具箱に見えた人は、やや無理な要求をする人かもしれません。あなたは低姿勢で丁寧な物言いをしつつも、時々無理な要求をしてくる人なのではないでしょうか。相手が「わかった」と言ってくれるまで、それなりにしつこく食い下がろうとする粘り強さもあるかもしれません。

このタイプの人は、芯が強く頑固なところがありそうです。そのため、ここだけはなんとか通すと決めたことに関しては、一歩も引かないような頑なさがあるのではないでしょうか。そこに周りの人の力が必要となると、少し無理な要求だと思っても「お願い」と相手の目を見て要求を通そうとしがちかもしれません。

ただ、あなたの場合、自分が無理な要求をしているということを、きちんと弁えているのではないでしょうか。だからこそ、相手の気持ちも汲みますし、多少の譲歩はできるのかもしれません。そして、要求を飲んでくれた人に対して感謝の気持ちを強く持てる人でもあるでしょう。そのため多少無理な要求をしていても、周りはあなたから離れていかないのかもしれません。

2.ラジカセに見えた人は「無理な要求をする人」

図形がラジカセに見えた人は、無理な要求をする人かもしれません。あなたは自分では気づかないうちに、無理な要求を周りにどんどんしてしまっているのではないでしょうか。しかも、相手が要求を飲むと言っていないのに「じゃあお願いね」と勝手に押し付けてしまっているような押し付け感があるかもしれません。

このタイプの人は、エネルギッシュで強引なところがありそうです。勢いがありますし、せっかちなところもあるため、とにかく自分のペースで話を進めようとしがちかもしれません。相手がどういう状況であるとか、その要求が常識的なものなのかとか、そういうことには目が向きづらいのではないでしょうか。

相手が「できない」と言うと、怒ってしまったり機嫌を悪くしてしまうこともあるのではないでしょうか。それは、あなた自身が無理な要求であるとは感じていないせいでしょう。「普通はそのくらいできる」「少し無理をすればできる」と安易に考えてしまいやすいのかもしれません。そのため、気づかないうちに周りの人が離れていってしまっているということが起こっていそうです。

3.非常口の看板に見えた人は「あまり無理な要求をしない人」

図形が非常口の看板に見えた人は、あまり無理な要求をしない人かもしれません。あなたは無理な要求をしてしまったとしても、相手の反応を見てすぐに要求を取り下げることができるのではないでしょうか。一応言うだけ言ってみるけど、無理だろうということがわかっているからかもしれません。

このタイプの人は、穏やかで落ち着いたところがありそうです。常識的なところもありますので、自分が出そうとしている要求に無理があるかどうかがわかるのではないでしょうか。どうしても仕方がない時は、無理とわかりつつ一応要求してみますが、「無理な要求をしてごめんね」と最初から引き気味の要求の出し方をしがちでしょう。

そのため、相手も断りやすいですし、そこから別の案が出てくる可能性もあるのではないでしょうか。無理な要求を押し通すのではなく、うまく使って自分が困っているということを相手に伝える、そんなスキルを持った人かもしれません。また、簡単な要求であれば、それほど遠慮することなくできる甘え上手なところもあるでしょう。

4.BOXティッシュに見えた人は「無理な要求をしない人」

図形がBOXティッシュに見えた人は、無理な要求をしない人かもしれません。あなたは無理な要求だけでなく、簡単な要求であっても、あまりしない人ではないでしょうか。周りの人に何かを要求するということに抵抗感を感じやすいようです。無理な要求だと感じたら、その時点で諦めてしまうのかもしれません。

このタイプの人は、遠慮深く甘え下手なところがありそうです。周りの人に対して強く遠慮してしまうため、相手から申し出があっても、なかなか手を取ろうとすらしないでしょう。ましてや自分から要求を出すのは、よほど困った時かどうしようもないと思った時くらいなのではないでしょうか。

自分は簡単な要求もしないような人ですが、他人の要求はできるだけ聞こうとする献身的なところがありそうです。無理だと感じても、自分ができることがないか考えたりしがちではないでしょうか。そういう優しさが、あなたの強い魅力であると同時に、悪い人に付け入られる隙でもあるのかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。