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「イジメられる側にも原因があるんじゃない?」偉そうにしていた加害者の親 → 中学進学で別れた明暗

  • 2024.6.13

悪いことをしたらきちんと謝る──そんな当たり前のことが教えられない親もいるものです。これは筆者が実際に経験した子どものイジメにまつわるエピソードです。とんでもない加害者の親の行く末は……?

画像: 「イジメられる側にも原因があるんじゃない?」偉そうにしていた加害者の親 → 中学進学で別れた明暗

不登校

私の息子は、小学校のクラスでイジメに遭い、不登校になりました。
イジメの首謀者はクラス内の女子児童3人。
他の子をイジメていたので息子が注意したところ「生意気なんだよ!」と言われ、その日を境に息子がターゲットになったのです。

学校側もクラス内にイジメがあることは把握していたものの、息子が不登校になって初めて対応に乗り出しました。
息子や周囲のお友達の証言から、3人の女子児童のことはすぐに公になり、学校で話し合いの場が持たれることになりました。

加害者の親

イジメグループの首謀者の保護者・Hは、謝罪するどころか娘が加害者であることも認めず、「イジメられる側にも原因があるんじゃない?」と言い放ちました。

そのセリフに一同は唖然……。
何を話しても一向に認めないHに、正常な対応は無駄だと判断した私は、その後一切関わることをやめたのです。

進学

結局、息子は2年半近く不登校になり、フリースクールへ通うようになりました。
しかし、一念発起し「小学校のクラスのメンバーと違う学校へ行きたい」と別の学区の中学校へ進学することを決めました。

進学先の学校やフリースクールの先生ともたくさん話し合い、息子は無事に中学校生活を迎えることができたのです。

今度はイジメの被害者に

中学校生活が始まって1ヶ月ほど経った頃、小学校時代のママ友から中学生活の話が聞こえてきました。
どうやら中学へ上がった途端に、Hの娘がイジメに遭っているらしいというのです。
他の小学校から来た女子生徒とのトラブルが原因だったそうで、SNSの中傷がひどく、母娘ともに相当参っているという話でした。

小学校時代のトラブルで、Hのことをよく思っていなかったママ友達は、「自業自得だよね。」と関わらないように知らん顔しているとのこと。
加害者が被害者になったことで、Hの立場も大きく変わったようでした。

因果応報?

Hの娘がイジメられているのは、確かにかわいそうだと思います。
特にSNSでのイジメは、地域の学校でも問題になっているほど、深刻だと聞きました。

しかし「イジメられる側にも原因がある」と言い放ったHは、今どう思っているのでしょうか?
話すこともないので本当のコトはわかりませんが、少しでも自分の言った非常識な内容を反省してくれる日が来ると良いなと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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