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「同じ女なのに不平等」子ども有・無どっちが大変なの?生き方を考えた話

  • 2024.6.13
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皆さんは妊娠、出産を経験して、想像と違うと感じたことはありますか?職場に妊娠中の人や、子育て中の人がいると、自分ならこうするのに、と感じたことがあるかもしれません。仕事をしながらの育児は大変というけど、具体的に理解ができないこともあるでしょう。今回ご紹介する作品は、神谷もち(@mochidosukoi)さんの作品で、ある管理職の女性が仕事と育児の両立に悩みます。『女女平等』をご紹介します。どうぞご覧ください。

子どもがいない女性は不平等だと感じる日々

ゆりこは39歳となりました。これまでさまざまな経験をし、順調に今の職場でもキャリアを積んできました。恋人はいるけど、特に結婚の予定はなく、今の生活に不満もありませんでした。

そんなゆりこは男女平等は当たり前で、子どもの有無も関係なく女同士も平等である、という考えを持っていました。そのため子持ちの社員が早退や欠勤をすることにも厳しい態度をとることも。子どもがいないというだけで、不平等なのはおかしいと感じていました。

私ならうまくやれるという自信があったのに…

ゆりこは思いがけず、妊娠をします。思ってもみなかった授かり婚に喜ぶゆりこ。子持ちで早退や欠勤を繰り返すような社員とは違い、自分はキャリアを守りしっかりと育児との両立ができる自信があったようです。

しかし、ゆりこはつわりがひどく、寝ることしかできない日々が続き、同僚に「私に関係ありますか?」と言われてしまいます。ゆりこは独身時代にワーママが家庭の事情で、仕事を早退や欠勤することをよく思っていませんでした。家庭の事情は職場には関係ない、そう考えていたゆりこですが、実際にその立場を経験し、周りに理解と協力なしには両立できないことを痛感するのでした。

相手を理解して寄り添う気持ちを持つことが大切

妊娠や出産、育児は経験しないと分からないことがたくさんあります。それ以外にも、当事者でないと分からない悩みや苦労がこの世の中にはたくさんあるでしょう。それを皆さんは、受け入れ寄り添おうと思う気持ちはありますか?

想像できないことを、受け入れることは難しいかもしれません。それでも、自分の考えや経験だけで判断をせず、相手を理解しようと思う気持ちは大切ですよね。

仕事は誰でも大変です。また子育ても大変なものです。いつか皆さんも何かしらのことで、誰かの助けが必要になるかもしれません。そんなときに、自然と助け合える関係性だといいですよね。「お互いさま」の精神を皆が持てば、よりたくさんの人が自分らしく仕事に打ち込めるようになるでしょう。

著者:ゆずプー

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