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こんなとき、どう打つのが正解!? 「しまった!」なボールをうまく打つ方法

  • 2024.6.13
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「こういう場所は、どう打ったらいいんだろう?」そんなシチュエーションにボールが落ちてしまうこと、よくありますよね。そんなとき、ただ闇雲に打ってもなかなかうまくいきません。そこで今回は2つのシチュエーションでの「1発で切り抜けられる打ち方」をピックアップ。知っていれば、きちんとリカバリーできるはずです。

LESSON 01

短く持ってフェースを開いて、横振り! ツマ先上がりの「うまい打ち方」

ゴルフコースは平らな場所ばかりではないので、傾斜地からボールを打つ技術はスコアを大きく左右します。なかでもツマ先上がりの傾斜では、打ち方以上にフェースの向きに注意が必要。なぜなら傾斜があるせいで、真っすぐ構えているつもりでもフェースの向きがズレやすくなるから。方向性や弾道に大きな悪影響が起こってしまうからです。

★POINT 01★

ツマ先上がりは大きくフェースを開く!

ツマ先上がりはライ角の影響を大きく受けるので、フェースを大きく開かないと「真っすぐ」向きません。ポイントは、フェースの面自体の向きをしっかり意識すること。写真くらい大きく開いてやっと「真っすぐ」になるのです。

★POINT 02★
クラブを短く持って勇気を出して左に振る!
フェースを返さずにヨコ振りするイメージ

ツマ先上がりはグリップを短く持って、ヨコ振りで打ちましょう。前傾が起き上がらないように構え、腕と上体の同調を保ってスイング。フェースの向きをあまり変えず、バランスを崩さないようにコンパクトに振ります。


石川純平
●いしかわ・じゅんぺい/1980年生まれ、千葉県出身。ゴルフ場勤務経験もあり「現場」をよく知るコーチ。石井忍主宰の「エースゴルフクラブ神保町」でチーフインストラクターを務める


LESSON 02

谷底に落としてしまったら最優先するのはフェアウェイに脱出すること!

大叩きする代表的な状況のひとつが、谷底にボールを落としてしまったとき。そこからの脱出に失敗しがちなのは、ピン位置が見えない、上の状況も把握しにくいため出す方向や距離感がつかみにくいからです。さらに、大きく打ち上げなくてはいけない難しさもあります。

★POINT 01★
必ず一度上がって打つ方向と距離を確認

谷底に落としてしまったら、無理にグリーンを狙わずフェアウェイに脱出することを最優先しましょう。欲張ってミスしてもう1度下から打つのが、大叩きの典型例です。ボールのところまで下りてライを確認したら、面倒でも1度上まで登って、ボール位置と狙う方向、距離を視認。どの方向に何ヤード打つかをきちんと決めましょう。

★POINT 02★
1番手上げて右に傾いて構える

谷底からの脱出では、悪いライから打ち上げる状況が多いので、ゆるむミスが一番のNG。SWよりもAWなど、打ち上げのぶんイメージよりも1番手上げつつ、球の高さを出せるように上体を右に傾けて構えてください。これでロフトを増やし飛びすぎない構えを作っておき、ゆるめずに振り抜くのがナイスアウトのコツです。

★POINT 03★
「飛ばない構え」でゆるめず振り抜く

大振りはゆるみの原因。球が上がる構えなら飛びすぎる心配は少ないので、コンパクトなトップからインパクトの先までゆるめずにシャープに振り抜くのが脱出の秘けつです。また、インサイド・アウトの軌道を意識すると球が上がりやすくなるので◎。ただし、ヘッドアップはダフリの原因になるのでインパクトまで顔を上げないようにしましょう。


レッスン=安岡幸紀
●やすおか・ゆきのり/1988年生まれ、高知県出身。高知高校ゴルフ部で活躍。卒業後、指導者の道に進み、日本プロゴルフ協会のティーチングプロA級を取得。東京都の赤坂でアマチュアレッスンを行なっている。CHEERS GOLF代表。


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