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専業ママの「夫にボーナスもらってみた」効果が“金額以上“!

  • 2024.6.12

夫婦の悩みをお金で解決なんてビジネスライクすぎる?でも、家事労働を時給換算したらいくら、という話があるように、お互いの頑張りを目に見える形で評価すると考えてみてはどうでしょう。モヤモヤをお金で上手に解決した夫婦の体験談をご紹介します。

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専業主婦の頑張りをボーナスで見える化!

【S家の場合】
子2人の4人家族。妻は専業主婦だったが、ボーナス制度の中で立てた目標通り最近新しい仕事をスタート。夫は大手企業勤務。

夫の海外駐在を機に仕事を辞めて専業主婦になりましたが、私の場合、誰にも評価されないむなしさや、夫からおこづかいをもらうことに窮屈さを感じてしまい…。そんな時、同じ専業主婦の友人から家事育児の頑張りに応じてごほうび制度を取り入れていると聞き、それはいいと思いました。夫がボーナスの金額で会社からの評価に一喜一憂したり、好きな物を買っているのを思い出し、「専業主婦だってボーナスが欲しい!」と夫に直談判。夫のボーナスが年1回なので、夫が会社で目標設定をする時期に合わせて私も年に1回、自分の目標を設定。私が目標を達成できた分をプレゼンしてパーセンテージで算出し、夫のボーナスからもらうという仕組み。例えば、子どもの習い事を決めたら1%、進学先を決めたら3%、2人目の出産が終わったら 30%など積み上げ方式。目標設定の段階で「具体的な数値目標にして」「ダイエットが毎年入ってない?」とツッコミが入ることも。夫の会社でボーナスの査定時期に入ったら、私も自分の目標達成度を確認します。子どもたちが寝た後、リビングで夫と向かい合って評価面談を実施。私が目標を達成したか、夫がわからない部分も多いので一生懸命アピールします!目標設定の中には家事育児だけでなく「自分が習い事を始める」「母と2人で旅行に行く」など実現したいけれどつい先延ばしにしてしまっていた項目を入れることも。ボーナス制度があることで、自分自身と向き合い、メリハリを持って毎日を過ごすことができるようになりました。それだけでなく、目標設定や評価面談は、夫婦で家族の重要事項やお互いの考えを話し合う良い機会にも。夫のボーナスが増える分だけ私のボーナスのベースもアップするので、夫が自己査定アピールのため上司と飲みに行く際も快く送り出せるように(笑)。

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取材・文/福島幸子 イラスト/よこみねさやか 編集/太田彩子
*VERY2024年6月号「専業ママの「夫婦間のモヤモヤはお金で解決」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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