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ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』ケルシー・マン監督ら来日決定「皆さんに観てもらえるのが待ちきれないです!」

  • 2024.6.12
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「インサイド・ヘッド2」USプレミア (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
「インサイド・ヘッド2」USプレミア (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

【写真】「インサイド・ヘッド2」USプレミア、ピート・ドクターら制作陣が登場

ピクサー最新作「インサイド・ヘッド2」が8月1日(木)より劇場公開される。これに先駆け、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター、監督を務めたケルシー・マン、プロデューサーを務めたマーク・ニールセンらの来日が決定した。また、アメリカ・ロサンゼルスの劇場、エル・キャピタン・シアターにてUSプレミアが開催された。

ピクサー最新作「インサイド・ヘッド2」

ヨロコビやカナシミたちの前に現れたのは、常に最悪の将来を想像して、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイ、小さな身体で背伸びして、いつでも周りの誰かを羨んでいるイイナー、どんなときも退屈&無気力で片時もスマホは手放さないダリィ、そして、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠すハズカシという“大人の感情”たち。

そんなシンパイを含め9つの感情たちはみんなでライリーが幸せになれるよう力を合わせていくのかと思いきや、ライリーの将来のために彼女は変わらなければならないと考えたシンパイたちが、ヨロコビやカナシミたちはもう必要ないと、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリたちを追放してしまう。そして“大人の感情”たちの暴走によって巻き起こされる“感情の嵐”に、ライリーは自分らしさを見失っていく。ライリーを救うカギは、広大な頭の中の世界の奥底に眠る“ある記憶”にあった。

ピート・ドクター「大人も楽しめるように映画を作っています」

前作でのプロモーション以来9年ぶりの来日となるピート・ドクターは「アメリカでは、アニメーションは子供のものだと思われていることが多いですが、日本では違っていて、あらゆる世代に受け入れられています。もちろん子供たちも作品を見るだろうけど、私たちは子供に向けてだけじゃなく、大人も楽しめるように映画を作っています」と日本のファンに向けてコメント。

「モンスターズ・ユニバーシティ」などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マン監督は「大きなスクリーンで、映画館で公開されるのがとても楽しみです。ライリーが成長し、彼女の世界は大きく広がっています。皆さんに観てもらえるのが待ちきれないです!」と語った。

プロデューサーを務めるマーク・ニールセンは5年ぶりの来日について「日本の皆様がこの映画を観に来てくれることを願うばかりです。もし『インサイド・ヘッド』を気に入ったのなら、この映画もきっと気に入ってくれると信じています」と、日本での公開を心待ちにする気持ちを明かしている。

「インサイド・ヘッド2」USプレミア(マヤ・ホーク) (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
「インサイド・ヘッド2」USプレミア(マヤ・ホーク) (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

新たに登場する大人の感情・シンパイを演じたマヤ・ホーク

また、6月11日(火)(現地時間:6月10日[月])に、アメリカ・ロサンゼルスの劇場、エル・キャピタン・シアターにてUSプレミアが開催された。クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター、本作で初の長編作品の監督を務めたケルシー・マン、プロデューサーのマーク・ニールセンら制作陣に加え、ヨロコビを演じるエイミー・ポーラー、イカリを演じるルイス・ブラック、ムカムカを演じるライザ・ラピラ、ビビリを演じるトニー・ヘイル。そして、本作から新たに登場した“大人の感情”の1人であり、最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイを演じるマヤ・ホークらキャスト陣が集結した。

9年ぶりに描かれるライリーと感情たちの物語について、前作で原案・脚本・監督を務めたピート・ドクターは「誰にとっても不安と闘っている瞬間がたくさんあります。僕も経験したことだし、みんなも経験することだと思います。『インサイド・ヘッド2』では、それをとても、楽しく意外な方法で描くことができました」と話す。

マヤ・ホークはシンパイについて「私たちはみんな“シンパイ”を抱えているから、私たちはみんなこのキャラクターに共感できます。だから私が声優を担当できることはとてもクールなことで、世界で一番ラッキーな人だと思いました」と、出演が決まった時の喜びの気持ちとともに明かした。ケルシー・マン監督は「欠点が“あるにもかかわらず”ではなく、欠点が“あるから”自分を愛してほしいと語る映画を制作したいと思いました。そのメッセージを、僕は世界に向けて伝えたいのです」と、自分を重ねて共感する本作に込めた思いを語った。

なお、前作「インサイド・ヘッド」はディズニープラスで配信中。

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