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イ・シニョン“ホラン”の事故に、末弟のイ・セオン“サンウ”がトラウマ爆発 マート乗っ取りへ対抗の糸口<社長ドル・マート>

  • 2024.6.12
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イ・シニョン“ホラン”の事故に、末弟のイ・セオン“サンウ”がトラウマ爆発 (C)2023 The Great Show・PONY CANYON
イ・シニョン“ホラン”の事故に、末弟のイ・セオン“サンウ”がトラウマ爆発 (C)2023 The Great Show・PONY CANYON

【写真】お調子者のシウミン“テホ”も青ざめる緊急事態が発生

イ・シニョン×シウミン×チェ・ヒョンウォン×チェ・ウォンミョン×イ・セオンという若手人気俳優&トップアイドルという、フレッシュな顔ぶれがそろった韓国ドラマ「社長ドル・マート」(Huluにて先行独占配信中)。前回第7話で何者かによって廃棄処分の品を棚に並べられ、ポラムマートは営業停止処分を受けてしまう。しかも何者かによって貼り付けられた「不動産贈与契約書」には、「営業停止処分を受けたときには店を元オーナーに返す」という驚きの文言が記されていた。本記事では、考察を踏まえながら第8話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)

新たな“土地所有者”を主張する男の正体

何者かの陰謀によって、営業停止処分を受けてしまったポラムマート。メンバーたちが立ち尽くす店内には、何者かによって貼られた「不動産贈与契約書」があった。契約書には赤いマーカーで「店をよこせ!」という文言が踊っており、禍々しさを感じさせる。

しかしそもそもこの「不動産贈与契約書」について、チェ・ホラン(イ・シニョン)は以前同施設を管理していたユン社長から「紛失した」と聞いていた。改めてよく読むと、なかには“営業停止処分を受けたときには店を元オーナーに返す”との文言が記されている。店へ嫌がらせをしている何者かは、明らかにポラムマートの不動産権利を求めているようだ。

チェ・ホランはユン社長のもとへ直接確かめに行ったが、何も教えてはもらえなかった。一方マートでは、オ・イェリム(チェ・ジョンウン)とメンバーたちが防犯カメラのデータを確認することに。カメラの映像には傘寿祝いの日に店内をうろつく怪しい人物が映っていたが、犯人によりカメラが破壊されていたため肝心な犯行部分は映っていない。

そんななか、謎の団体がポラム・マートに押しかけてきた。なんとその中には、シン・テホにサバの詐欺取引を持ちかけ、さまざまな形で営業を妨害してきた謎の男イ・ジウクの姿が。彼は新しい土地の所有者として権利を主張し、全員に立ち退くよう命令する。イ・ジウクの目的はポラム・マートを奪い、新しくビルを建てること。高笑いするイ・ジウクに、メンバーたちは何もできず愕然とするのみだった。

何かできることはないかと考え、行動するメンバーたち。チェ・ホランはイ・ジウクに防犯カメラを奪われないよう、深夜にマートでパソコンの取り外し作業をしていたところで、南京錠のかかった謎の部屋を見つける。

その後、メンバーとともにオ・イェリムの家へパソコンを移動させ、徹夜で防犯カメラの映像を確認するメンバー。必死に映像を確認していると、期限切れ商品を並べられた日にイ・ジウクが店の防犯カメラを破壊している瞬間の映像を発見する。しかし映像に残っていたのはカメラを破壊するシーンであって、決定的な“期限切れの商品を並べたのは誰か”という証拠は掴めないまま…。

口下手で不器用な長兄チェ・ホランが事故に

女社長の元へ食材を配達に訪れたシン・テホ(シウミン)は、営業停止処分について行政士に頼るという情報を教えてもらう。営業停止期間が短くなるだけではなく"無罪”を勝ち取れる可能性まであるらしいと聞いて急いでマートに戻ると、そこには再びイ・ジウクがいた。

嫌がらせのために店のブレーカーを順々に落としていくイ・ジウクに対し、「最近葬式をあげたでしょう」と迫るチェ・ホラン。徹夜で確認していた防犯カメラには、喪服姿のイ・ジウクが映っていたのだ。しかし、図星をつかれたイ・ジウクは逆上し、肉が並べられたショーケースのブレーカーも切ってしまう。

落ち込むメンバーたちだったが、シン・テホは行政士に相談するという手段を提案。苦境を乗り越える糸口を見つけたメンバーたちは、より強い決意でマートの営業再開を目指すことに。

その夜、チェ・ホランがパク社長のもとへ訪ねている間にある女性が訪ねてくる。先日チェ・ホランがメンバーに理由も告げずに取材を断った番組のプロデューサーが、謝罪に訪れたのだ。

謝罪される理由がわからないメンバーたちだったが、話を聞くと手で顔を覆って溜息をつく。チェ・ホランが番組を辞退したのは、テレビ番組が「事故で仲間を失った悲運のグループ」をコンセプトにしているモノだったからだ。亡くなったヒョニ(パク・チャンフン)について詳しく聞かれたチェ・ホランが、「彼の話をすべきなら、テレビ出演はできません」とその場で責任者に断った…というのが事実らしい。

辛いこと、メンバーたちが苦しむとわかって1人悪者を演じていたチェ・ホランを思って後悔するメンバーたち。そこへ、1本の電話が入る。なんとチェ・ホランがパク社長の手伝いをしていたところ事故に遭ってしまい、しかも雪で救急車が来られないという内容だった。

メンバーたちはすぐさまチェ・ホランの元へ走ってでも向かおうとする。しかしユン・サンウ(イ・セオン)は5年前の大雪の事故でヒョニを失ったトラウマから身動きが取れず、その場で気絶してしまった。雪のなか倒れるチェ・ホラン。その目から、一筋の涙がこぼれる…。

メンバーの成長がマート存続に直結する展開

第8話では、ついにこれまで散々嫌がらせをしてきた男の正体が明らかになった。策略によってマートを奪われる危機のなか、チェ・ホランの事故も重なるという不運。ユン・サンウの抱える闇など、一気に物語が終局に向かっていると感じさせる。

謎が残るのは、イ・ジウクが倉庫でサンダーボーイズのポスターを見て立ち止まっていたようす。これまでの言動からポラムマートに対して強い執念を持っていることはわかっていたが、もしかして利権や金のためだけで嫌がらせを続けているわけではないのだろうか。

また物語の鍵を握りそうなのが、チェ・ホランが見つけた南京錠のかかった謎の部屋。1話でも一瞬映っていたため、キーポイントとなるかもしれない。だがひとまずは、事故に遭ってしまったチェ・ホランの容体だ。

本当にメンバーはヒュニを失ってしまった運命の日から、一歩も進めていないのか。ラストに向かって駆け抜ける5人の物語に注目したい。

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