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韓ドラのプロたちが選定「2024年上半期の名作ベスト5」作家編

  • 2024.6.12
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気が付けば6月。2024年の前半が終わろうとしている。この6か月間、多くの韓国ドラマが公開になった。

近年はNetflixやDisney++、U-NEXTにamazonといった動画配信サービスの普及で、韓国でテレビ放送された作品をリアルタイムで楽しるようになったことはもちろん、NetflixやDisney+でのみ配信されるオリジナル・シリーズなどもあり、韓ドラ・ファンには嬉しいかぎりだが、そのすべてを観るのも簡単ではない。

そこで『韓ドラ時代劇.com』に携わる編集者やライターたちが、2024年公開の韓ドラの中でも「面白かった!!」「オススメしたい!!」作品を厳選チョイス。

第一回目はシリーズ累計100万部を突破した『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』(実業之日本)のベストセラー作家であり、『韓国ドラマ! 推しが見つかる究極100本 (星海社)の著者でもある康熙奉氏が選んだ5作品。“韓ドラのプロ”が選んだ2024年上半期ベスト5を紹介しよう。

第5位 『マイ・デーモン』

韓国SBSで放送された『マイ・デーモン』。日本でもNetflixで配信されていてリアルタイムで配信されて人気だった。

人気の秘訣はキム・ユジョンとソン・ガンというビジュアル・スターの共演。2人が主人公カップルを華麗に演じているので、各場面が本当に素敵な絵になっていた。

キム・ユジョンが扮するのは、財閥の若き経営者となっているドヒ。本来なら、冷静な判断ができる才女が、200年前から現代にやってきたデーモン(悪魔)のグウォン(ソン・ガン)に出逢ってから、予想外なワールドに取り込まれてしまう。そんなドヒをキム・ユジョンがファンタジーな雰囲気で演じているので、『マイ・デーモン』のドキドキ度がすぐに最高潮に達していく。

(写真提供=SBS)
第4位 『ソンジェ背負って走れ』

韓国ではtvNで放映され、日本ではU-NEXTで配信されている『ソンジェ背負って走れ』。

ビョン・ウソクが突然生涯を終えてしまった有名歌手リュ・ソンジェ役を務め、ソンジェの大ファンで彼の死の運命を変えるためにタイムスリップするイム・ソル役をキム・ヘユンが演じた。

推しのリュ・ソンジェを救うため、2008年にタイムスリップしたイム・ソル。しかし、本当は過去のリュ・ソンジェが自分のことを好きだったことが明らかになり、ソンジェの片思いに熱い反応が寄せられた。回を重ねるほど期待が高め、世界的な人気を博した。

(画像=tvN)
第3位 『Eye Love You』

TBSで放映された日本のドラマだが、韓ドラ・テイスト盛り沢山だったということで堂々のランクイン。

心の声が聞こえる“テレパス”を持つヒロイン本宮侑里(二階堂ふみ)と、愛情表現が超ストレートな年下の韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)が恋に落ちるというファンタジック・ラブストーリーにときめいた視聴者も多いはず。

ヒロインの相手役に韓国の俳優を迎えるのは、民放GP(ゴールデン・プライム)帯連続ドラマ史上初めてだった。

(画像=TBS)

 

第2位 『私の夫と結婚して』

同名のウェブ小説とウェブ漫画を原作として実写化。夫と親友の不倫を目撃して殺された女性が、10年前に転生して“2回目の人生”を生きながらどぶ沼のような運命を彼らに返そうとする“運命開拓”を描く。

主人公のカン・ジウォンを演じたのは人気女優パク・ミニョン。パク・ミニョンは「初めて台本をみたとき、一気に読んでしまうほど面白かった」と作品との初めての出会いを振り返っている。がん闘病中のカン・ジウォンを表現するために37kgまで体重を落としたパク・ミニョンの役者魂にも注目だ。

(画像=tvN)
第1位 『涙の女王』

韓国では週末の土日にtvNで放送され、日本ではNetflixで同時配信された『涙の女王』。

ストーリーは、クイーンズグループのデパート会社のトップを務めるホン・ヘイン(キム・ジウォン)と、法務部で活躍するペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)の「夫婦の危機と復活」を、緊迫した場面とコミカルなシーンがほどよく調和した展開でスリリングに描いた。とにかく1話ごとに物語が激しく動いた「急変ドラマ」であり、2024年上半期最大のヒット作になった。

(画像=tvN)

構成=韓ドラ・時代劇.com編集部

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