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本格から変わり種まで【韓国冷麺】レシピ7選〜歴史や盛岡冷麺との違いもわかりやすく解説!

  • 2024.6.12

焼き肉屋などで見かけることの多い「冷麺」は、さっぱり食べられて、暑くて食欲が落ちがちな時期にぴったりです。

実は、本格的な冷麺をおうちでも簡単に再現可能! 具材を自由にアレンジして楽しめます。

今回は、冷麺の絶品レシピ【10選】をご紹介。冷麺の定番・アレンジレシピのほか、冷麺を活用した副菜・変わり種メニューもセレクトしました。

また「そもそも冷麺ってなに?」という方へ向けて、冷麺の特徴や歴史、韓国冷麺と盛岡冷麺の違いについても、わかりやすく解説しています。ぜひご覧ください!

■冷麺の歴史や発祥地

もうひとつは「咸興(ハムフン)冷麺」と呼ばれ、スープを加えずに食べる汁なし麺です。ジャガイモやサツマイモなど、でんぷんを原料とした白っぽい麺に、唐辛子を加えたタレを混ぜて食べます。味にパンチがあり、麺のコシがとても強いのが特徴です。

平壌冷麺は名前の通り、朝鮮民主主義人民共和国の首都となっている平壌地方でもともと食べられていました。1950年に起きた朝鮮戦争をきっかけに、北部から避難してきた人々によって韓国にもたらされ、国内に広まったと言われています。韓国の有名な冷麺専門店の多くは、失郷民と呼ばれる北部出身者によって営まれているようです。

■韓国冷麺と盛岡冷麺の違い

盛岡冷麺とは、岩手県・盛岡地方の郷土料理です。韓国冷麺との大きな違いは麺の主原料。韓国冷麺はそば粉を原料としていますが、盛岡冷麺は小麦粉とでんぷんで作られています。半透明の麺でコシが強く、つるんとのど越しが良いのが特徴です。

盛岡冷麺は朝鮮半島出身の青木輝人氏が「平壌冷麺」と「咸興冷麺」を融合させて創作したのが始まり。麺はモチモチ食感で食べやすく、牛スープに酸味と辛味にあるキムチを組み合わせ、日本人の口に合うようアレンジされています。

■定番~変わり種まで【冷麺】の絶品レシピ7選

・韓国冷麺

韓国冷麺の具材はキムチ・ゆで卵・キュウリ・焼豚などが定番です。さっぱり甘酸っぱいスープに、ピリ辛キムチがくせになる味。本格冷麺がおうちで再現でき、最後まで飽きずに食べられますよ。

・海鮮冷麺

市販のシーフードミックスに、ニンニクやコチュジャンが効いた中華ダレを和えてトッピング。パンチのある味わいで食べ応え抜群です。余ったタレは麺全体に回しかけていただきましょう。

・レンジ蒸し鶏冷麺

相性抜群なキムチと蒸し鶏を入れて、ボリュームUP! 蒸し鶏はレンジで簡単に作れて、合わせダレに蒸し汁も活用します。タンパク質をしっかり補えるので、ダイエットや筋トレ中の方にもおすすめです。

・ハーブとタコのビビン冷麺

咸興冷麺のビビン麺をおしゃれなカフェ風にアレンジします。茹でダコで食感と旨味を、ハーブで爽やかな香りをプラスし、ヘルシーで食べ応えのある一品です。辛いもの好きな女子にイチオシ。

・たっぷり野菜の冷麺

キャベツ、ニンジン、モヤシなどの野菜をたっぷり使う冷麺です。主食としてだけでなく、少量でサラダとして食べるのもアリ。野菜不足を感じている方やあっさりと食べたい方にもぴったりです。

・コンニャク冷麺

炭水化物を控えている方、必見! 弾力のあるコンニャク麺で冷麺風に。具だくさん&ヘルシーで腹持ちが良いのが魅力です。コク旨なネギみそゴマダレが満足感を高めてくれますよ。

・オム冷麺

オム焼きそばならぬ、オム冷麺という新発想。冷やした中華麺と生野菜を薄焼き卵で包みます。トッピングのキムチとピリ辛ゴマだれがやみつきになるおいしさ。いつもとは違う冷麺を食べたい方はぜひお試しを。

■冷麺のトッピングに最適なレシピ

・ザーサイのまぜまぜ小鉢

冷麺のトッピングにおすすめのメニューです。ザーサイとキュウリを切って混ぜるだけでOK。ゴマ油の香りが食欲をそそり、箸が止まらなくなります。ご飯や冷奴などにも合いそうですね。

■注目! 韓国で主流な【ドングリ麺】を使う副菜レシピ

・ドングリ麺のキムチ和え

韓国で主流なドングリ粉を練り込んだ麺(冷麺用もしくは冷麺用中華)を使う、アレンジ小鉢です。糸こんにゃくに似た弾力があり、キムチとキュウリのシャキシャキ食感がいいアクセントに。お酒のおつまみにも◎です。

■関西で冷麺と言われるのは冷やし中華!?

・具だくさん冷麺

日本発祥の冷やし中華も、関西では一般的に冷麺と呼びます。黄金比率のタレを覚えておけば、もう市販品いらず。ハム、錦糸卵、キュウリ、ニンジンなどをトッピングして、色鮮やに仕上げましょう。食欲をそそられますね。

冷麺は野菜だけでシンプルにしたり、お肉や海鮮を加えてボリューミーにしたりとアレンジ自在です。普段焼き肉屋などで食べ慣れている方も「こんな食べ方があったんだ!」と発見があったのでは!? ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、食卓に冷麺を取り入れてみてくださいね。

(川原あやか)

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