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「上の子が産まれてたら、アンタは産まなかっただろうよ」【姑が孫に心無い発言】→ 嫁、ブチ切れ!!

  • 2024.6.12

自分がどのようにして生まれてきたのか、両親に望まれていたかどうかを知りたがる子どももいます。そんなときにどう答えるかが、子どもの心に大きく影響を与えることも。今回はそんな子どもに心無い発言をした姑を成敗した経験のある筆者の知人Aさんから聞いたお話です。

画像: 「上の子が産まれてたら、アンタは産まなかっただろうよ」【姑が孫に心無い発言】→ 嫁、ブチ切れ!!

大事な我が子

Aさんは1人目の男の子を産んだ後、次の子を流産してしまった経験があります。

その後娘を授かり、健康に生まれて来てくれたことに心から感謝していました。
「生まれて来てくれた子も、この世で会えなかった子も、みんな私たち夫婦の大事な子」
Aさん夫婦は流産してしまった子のために、仏壇にお花を欠かさずに供えていました。

そんなAさん夫婦を見て、小学生になったばかりの娘は不思議そうな顔。
「このお花は誰のため?」
「娘ちゃんのお兄ちゃんかお姉ちゃんになるはずだった子のためだよ」
Aさんがそう答えましたが、娘はまだ幼いためによくわかっていない様子でした。

「うわあああん!!!」
そんなある日、同居の姑の部屋から娘が泣きながら出てきたのです。

姑の発言にブチギレ

普段から姑は上の息子ばかりを「後継ぎ」と言ってかわいがり、娘を邪険に扱うところがあったため、Aさんは姑に対して不信感を抱いていました。
「ちょっと、一体どうしたの? おばあちゃんに叱られた?」
「ママ、私はいらない子なの?」
「そんなわけないでしょ! 一体なにがあったのよ?」
Aさんが泣きじゃくる娘を抱きしめてなだめていると、娘に続いて姑の部屋から出てきた息子が言いました。
「おばあちゃんが変なこと言ったんだ」
「ええ!?」
Aさんは慌てて姑の部屋に行きました。
「娘に何を言ったんですか?」
「私は別に……上の子が無事に産まれてきてたら、あんたはこの世にいなかったんだよって教えてあげただけよ。さすがに3人はきついでしょ。それにもう後継ぎはいるわけだし」
「なんてことを! 上の子が産まれていてもいなくても、私は何人でも産むつもりでしたから!!」

怒り心頭のAさんは旦那さんの帰宅後すぐに、今日姑に言われたことを話しました。
「母さんは昔からそうだった、兄さんばかり可愛がってて。自分のことなら我慢できるけど、自分の子どものことは我慢できない!!!」
実は旦那さんには長男であるお兄さんと差をつけて育てられたというトラウマがあり、それがなおさら怒りに火をつけたのです。

孫を相手に言っていいことと悪いことがありますよね。ブチギレた旦那さんは姑を家から追い出し、絶縁を宣言したとのこと。

すでに舅は亡くなっており、姑の頼みの綱であるはずの旦那さんのお兄さんは仕事の都合で海外で暮らしているため、結局姑はアパートで独り暮らしをしているそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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