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女子校時代、周りに合わせて生きてきた。恋愛はそれじゃうまくいかない

  • 2024.6.12
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いつも思う。
男性って、なんであんなにわかりやすい、すぐにバレるような、小さな嘘をつき続けるんだろう。

「年末は仕事で超バタバタしてて、年始は家族と旅行してて、その後友達と遊んで、返信遅くなってごめん…」

年末にLINEして、返信が来たのは1/10すぎ。
そこまで未返信が長くなくても、いつもなんだかんだ、あれこれ理由をつけて、休日や祝日には既読にならない。

「あぁ、彼はもう私とは会いたくないんだ…」

と、一人私は彼との関係性をバカバカしく思ってしまう。もう、いわゆる、腐れ縁なんだな、と呆れてしまう。

◎ ◎

別れは突然やってくる。

そう思ったこともあったけど、実はそんなことないと最近になって気づき始めた。
一緒にいた年月に限らず、いかに交際期間に、お互いの小さなわだかまりを言葉にして、相手に伝えられるかが大事なんだな、と思った。
コミュニケーションって、そういう日々の小さなすれ違いの連続で、健全な関係なら、お互い言葉にして向き合い続けられるものなんだろうな、と最近になって思った。

女子校出身の私は、仮に相手の態度や発言に違和感があっても、つい、見てみないふりをしてしまう。いままでそういった小さなことを言語化してきた習慣もないし、女子校時代は、女子だけの集団というのもあって、どこか「自分さえ我慢して、同調していれば、集団としてとりもてる」そんな環境だった。だから、気づけば、なんとなく周りに合わせて生きてきたのだと思う。どこか、女子同士の以心伝心のような空気感もあった。

◎ ◎

社会人になって、いざ男性とお付き合いすると、そういったカルチャーやコミュニケーションの違いを感じる。

男性は、きっと、自分では気付かないから、女性に相手に求めることをきちんと言語化して伝えて欲しいのだと思う。「あれがしたい」「嫌なことは嫌」をはっきり伝えないと、男性も男性で一緒にいても本当に相手にしてもらっている感覚が持てないのかもしれない。どこか私は行儀の良い「いい子」で、なかなか深い関係に持っていきにくいのかもしれない。
もちろん、当の私に「深い関係になりたくない」なんて自覚は無い。

女性として、「幸せでした」「有難うございました」と言い続けるのは、長期的な関係性を築く上で、実は弊害なのかもしれない。いつまでも他人行儀で、感じは良くてもどこかよそよそしい、お客さんみたいな振る舞いなのかもしれない。

だから、月日が経って、男性も男性で他の女性に目移りしたりすると、こうもあっさり腐れ縁のまま乗り換えられてしまうのだ…。と最近になってわかった。

◎ ◎

恋愛って難しい。

男性心をわかって彼の自由を配慮しているように見えて、彼からすると私という存在は、どこか物足りない。

そんな女子校出身者の悩みだ。

■満島のプロフィール
元大手企業の営業職OL。いまは隠居して営業職。旅行好き。

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