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お風呂のカビ対策で最強なのは?【女性約100人調査】梅雨時期にしたい浴室のカビ掃除

  • 2024.6.11
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雨の日が続いたり、湿気が気になってきたり、まもなく本格的な梅雨シーズンが到来です。そんなジメジメした季節に気になるのが、カビ。特に湿度が高い浴室では、しっかりとした対策が重要になってきますよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、浴室のカビ対策についてリサーチしました!

どんなところにカビが生える?

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、浴室内に、黒カビや赤カビが発生してしまった経験があるか聞いたところ、91%の人が「YES」と回答。一方で、「NO」と回答した人も9%いました。ぜひ、対策方法を教えてほしいところです。

「YES」と回答した人に、カビが発生した具体的な場所を教えてもらいました。もっとも多かったのが、「浴室の壁」と「浴室の床」で、70%の人がカビの発生を経験していました。壁や床の隅には、特に水滴が残りやすく、カビもできやすいですよね。
続いて多かったのが、「排水口」と「パッキン」と回答した人で、50%でした。排水口は、石鹸カスや髪の毛などが溜まることもあって、頑固な黒カビが発生しやすい印象です。
そのほか、「浴室の天井」が40%、「浴槽」が10%と続きました。

「その他」と回答した人のコメントには、「風呂釜の給湯口カバーの裏」もありました。給湯口カバーの裏は、普段掃除をしないという人も多く、盲点なのではないでしょうか? 私は、給湯口カバーを外して掃除をしたことがないのですが、カバー裏にカビがあるかもと考えると、確認したいような、したくないような、複雑な気持ちです。

カビが発生しやすい時期と言えば

続いて、カビが発生した時期はいつなのか、聞いてみました。

「特にジメジメした時は、早くカビができやすい」(36歳・専門職)

「主に夏」(40歳・主婦)

やはり、湿度が上がる、夏の時期にカビが発生しやすいようです。冬の時期に比べても、浴室が乾くのに時間がかかる気がします。

ほかには、こんなコメントも目立ちました。

「少し油断するといつでも」(32歳・会社員)

「換気扇をつけ忘れると」(37歳・会社員)

多かったのが、油断をしていると「いつでも」発生するという回答でした。季節を問わず、1年中発生しているというコメントもありました。我が家でも1~2週間ほど前に、きちんとカビ取りをしていていも赤カビが気になったということがありました。毎日、湿気が充満している場所なので、しかたがないのでしょうか。

カビ対策のポイントは「水滴を残さない」掃除法

続いて、浴室のカビ対策をしているか聞いたところ、100%の人が「YES」と回答。みなさんに、どのようなカビ対策をしているか教えてもらいました。
「掃除」と回答した人が82%ともっとも多く、次に「換気」と回答した人が64%、「防カビ剤」や「カビ取り剤」を使うと回答した人は27%でした。また、浴槽や壁の水滴を落とすのに便利な「スクレーパー」を使うという人も9%いました。

具体的な対策方法についても、いくつか見てみましょう。
もっとも多かった「掃除」については、さまざまな道具を使って、みなさんの試行錯誤が感じられるコメントが集まりました。

「毎日お風呂を最後に使った人が、風呂掃除をして、スクレーパーをして、浴室乾燥ボタンを押す」(44歳・専門職)

「スクレーパーで水滴を落として、車用タオルで毎日拭きあげる」(37歳・専門職)

みなさん、とにかく水滴を残さないということを意識していますね。スクレーパーも便利ですし、厚手のタオルを使うというのも、浴室中の水滴を拭きあげられそうで、よさそうです。

次いで多かった「乾燥」方法についても、見てみましょう。

「換気は24時間。ジメジメさせない」(40歳・専門職)

「入浴前後の換気は必ずする。それ以外でも、午前中は窓を開けて換気をしている」(36歳・専門職)

「最後の人は、窓を開けて換気する」(34歳・主婦)

24時間の換気扇稼働は欠かせないですね。また、家族の中で最後に入浴した人が、扉や窓を開けるのをルール化しているケースも多そうです。我が家でも、最後に入浴した人は、シャワーで軽く浴室全体を洗い流して、扉を全開にしておくのが決まりになっています。

カビ対策の効果は果たして…

みなさん、さまざまな対策をしていますが、それでも手強いのがカビですよね。実際、対策の効果をどれほど実感しているのか、聞いてみました。

「カビができにくくなった」(44歳・主婦)

「カビとは無縁」(37歳・専門職)

対策をするようになって、以前よりカビが生えにくくなったと感じている人がいたり、カビとは無縁という羨ましい人もいたりしました。多くの人が、しっかりとカビ対策の効果を実感しています。素晴らしいですね!

一方で、こんな悲しい声もありました。

「細かいところや、シャンプー台の下などは、どうしてもヌルヌルする」(40歳・専門職)

「掃除しても、漂白剤を撒いても、カビは発生する」(36歳・専門職)

毎日使う浴室なので、多少のカビはどうしても避けられないケースも多いようです。我が家でも、漂白剤などを使った掃除をしたあとはしばらくカビが発生しませんが、やはり数週間するとぬめりや赤カビが気になってきます。

イスの掃除には何を使う?

次に、浴室の道具の中でも、カビが発生しやすい場所の1つ、「イス」について聞いてみました。まずは、浴室内にイスを置いているか聞いたところ、73%の人が「YES」と回答しました。多くの人が、イスを使っていますね。
掃除の頻度や方法を教えてもらいました。

「1か月に1回くらい、気になったら洗う」(40歳・主婦)

「汚れてきたなと思った時に、風呂用洗剤で洗う」(40歳・会社員)

「風呂釜を洗浄する時に、湯船いっぱいにお湯を溜めるので、桶やイス、おもちゃも全部入れて、除菌している」(34歳・主婦)

日々の浴室掃除のたびに洗うという人はおらず、イスの掃除頻度は、あまり多くない印象です。汚れてきたと感じた時や、重点的な掃除をする時に、併せて掃除するケースが目立ちました。私も、1か月に1回程度、漂白剤を使って掃除をする時、イスにもスプレーを吹きかける程度です。

浴槽の蓋は掃除しなくてもOK?

続いて、浴槽の蓋についても聞いてみました。まずは、浴槽用の蓋があるか聞いたところ、「YES」と回答した人は55%でした。
「YES」と回答した人に、掃除の頻度や方法を聞いてみました。

「気がついた時」(40歳・主婦)

「湯船に浸かる時に、浴槽と蓋の掃除をする」(33歳・無職)

「毎日浴室乾燥のタイミングで干している」(44歳・主婦)

気がついた時に掃除するという人もいますが、浴槽掃除とセットで、毎回お手入れしている人も多くいました。普通の浴槽用洗剤で洗ったり、入浴後に乾燥させたりと、比較的に手軽な方法で掃除を済ませる人も多いためか、イスと比べると、掃除頻度は高い印象です。

一方で、ほとんど掃除をしていないという声もありました。

「あまり洗っていない」(40歳・専門職)

「基本は何もしていない」(37歳・専門職)

入浴剤などを使った時は洗うというコメントもありましたが、あまり掃除をしないと回答した人の多くは、蓋はあまり汚れないと考えている人が多いようです。確かに、蓋の掃除をするという人たちも、簡単なお手入れで済ませるケースが多いところをみると、蓋はあまり汚れが気にならない場所なのかもしれませんね。

カビとおさらば! 快適なバスタイムを!

浴室のカビ対策リサーチ、いかがでしたか? ジメジメする季節を迎える前に、今から対策をしておけば、カビの発生を抑えて、快適なバスタイムを過ごすことができるかもしれません。ぜひみなさんのアイデアを参考にしてみてください!

©Pixel-Shot/AdobeStock

文・高橋あやか

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