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【美容師監修】雨の日に髪の毛がうねらない方法!湿気で髪が広がらない、うねらない方法やスタイリング剤も紹介

  • 2024.6.11
mamagirl

雨の日は髪がうねったり広がったりして、スタイリングに悩んでしまいますよね。せっかくかわいくセットしても気づいたら崩れてしまっている…なんてこともあるのでは?そこで今回は髪の毛が湿気でうねる原因や自宅でできるうねり対策のヘアケア方法をはじめ、おすすめヘアケア、スタイリング剤などをご紹介します。

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■雨の日に髪の毛がうねる、広がる原因は?
出典:photoAC

Yahoo!知恵袋では「どうして湿気が多い日は髪の毛がうねるの?」などの質問が多数よせられているようです。なぜ湿気で髪の毛がうねるのか…その原因は大きくわけて2つあります。

<雨の日に髪の毛がうねる、広がる原因>

・髪の毛が水分(湿気)を吸収するから

・カラーやパーマによるダメージによるもの

詳しく見ていきましょう。

・髪の毛が水分(湿気)を吸収するから

雨の日に髪の毛がうねったり広がったりするのは、髪の毛が水分を吸収して膨張するからです。雨の日の湿度は80~90%、100%近くにまで及ぶことも。髪の毛は湿度の影響を受けると、空気中の水分を吸収して膨張してしまいます。これが、髪の毛のうねりや広がりの原因となっています。
髪質に関係なく髪の毛は水分を吸収しますが、直毛よりもくせ毛のほうが広がりやすくうねりやすいです。くせ毛は水分を吸収すると、髪の毛の構造そのものが歪んでしまうため、うねりがひどくなり広がりやすくなります。

・カラーやパーマによるダメージによるもの

カラーやパーマを繰り返して傷んだ髪の毛は、キューティクルが壊れ水分を吸収しやすい状態になっています。そのため、雨の日は水分がたくさん吸収され、うねりや広がりのリスクが大きくなってしまうのです。

■【雨の日に湿気で髪の毛がうねらないようにする方法】自宅でできるケアのコツ
出典:photoAC

雨の日に髪の毛がうねる原因がわかりましたが、ではそれを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは雨の日に髪の毛がうねらない方法として、自宅で簡単にできるケアのコツをご紹介します。

<雨の日に湿気で髪の毛がうねらないようにする方法>

・【シャンプー】髪の湿気対策:優しく洗う

・【トリートメント】髪の湿気対策:ホットタオルやラップで浸透率をアップさせる

・【ヘアオイル】髪の湿気対策:ヘアオイルはドライヤー前の使用が鉄板!

・【ドライヤー】髪の湿気対策:すぐに乾かすのがキモ

・【ブラッシング】髪の湿気対策:根元から毛先にかけてブラッシング

・【スタイリング剤】髪の湿気対策:水分量の多いスタイリング剤は使用しない

ひとつひとつ見ていきましょう。

・【シャンプー】髪の湿気対策:優しく洗う

まずは本格的にシャンプーする前に予洗いしましょう。頭皮の汚れは、お湯で予洗いするだけでほとんど流れ落ちます。予洗いをすると、頭皮の汚れが少なくなるため、シャンプーの泡立ちが良くなります。
シャンプーするときのコツは優しく洗うこと!力を入れてゴシゴシと洗ったり、熱めのお湯で洗ったり流したりすると髪の表面や頭皮を傷つけてしまいます。洗いすぎなどは乾燥やきしみの原因にもなり、乾燥した髪の毛は湿気を吸いやすいです。シャンプーするときは、指の腹で優しく洗いましょう。
また、シャンプーの量も重要。ミディアムヘアで1プッシュほどを目安に多すぎず少なすぎないように注意してくださいね。

・【トリートメント】髪の湿気対策:ホットタオルやラップで浸透率をアップさせる

シャンプーで汚れを落としたら、次にトリートメントを使って髪の毛の内側からダメージ補修し、潤って湿気に強い髪にしていきましょう。トリートメントはコンディショナーやリンスよりも保湿効果が高いので、週に1~2回の使用でOK!ダメージが気になるときや梅雨の時期にはもちろん毎日使用しても効果的です。
トリートメントを選ぶ際には、「内部補修タイプ」のものがおすすめ。髪の毛にトリートメントをもみ込んだあとはすぐに洗い流さず、内側までしっかり浸透させるのがポイントです。ホットタオルやラップで髪の毛を包み、10分ほど放置するといいでしょう。髪の毛を温めることでより浸透しやすくなりますよ。

・【ヘアオイル】髪の湿気対策:ヘアオイルはドライヤー前の使用が鉄板!

ヘアオイルには髪の毛をドライヤーの熱から守ってくれる効果があります。タオルドライ後の少し濡れた状態の髪の毛につけるのが効果的。また、髪の毛を保湿してパサつきや広がりを抑えてくれる効果も。湿度が高い日にはお出かけ前に使用すると、髪の毛が広がってしまうのを防いでくれますよ。

・【ドライヤー】髪の湿気対策:すぐに乾かすのがキモ
出典:photoAC

入浴後は、手早く髪の毛を乾かすことが大切。髪の毛の表面に着している水分は蒸発する際に、内側の水分まで奪ってしまうためなるべく早く乾かしましょう。ポイントはタオルドライをしたあとに乾かすこと。そして、ドライヤーを髪の毛から10cm程度離し頭皮を乾かすイメージで根元から乾かすこと。まんべんなく全体を乾かすことも大切です。
ただし、髪の毛を乾かしすぎてしまうと、空気中の水分を吸ってしまいます。8~9割乾いてきたら冷風に変えるといいでしょう。

・【ブラッシング】髪の湿気対策:根元から毛先にかけてブラッシング

ドライヤーで9割程度乾かしたら髪の毛の根元から毛先にかけてブラッシングするのがおすすめ。髪の毛の根元からブラッシングすることで、自然なボリューム感が出てキューティクルがきれいに整いツヤがでます。

・【スタイリング剤】髪の湿気対策:水分量の多いスタイリング剤は使用しない

雨の日にスタイリングする際には、水分量の多いスタイリング剤は使用しないほうが望ましいです。使用を避けるべき種類のものはジェルやグリースがあります。湿気で髪の毛がうねらないようにするためには、クリーム系やオイル系のスタイリング剤を使用しましょう。

■雨の日の湿気での髪のうねり・ボサボサはアイロンで防げる!
出典:photoAC

スタイリングの際に使うことの多いアイロンですが、「アイロンは髪のうねりやボサボサ対策には意味ないかな?」と思っている方もいるかもしれませんね。
でも、湿気で髪の毛がボサボサになってしまうとき、アイロンを使って対策することもできるんです。アイロンで髪に熱を与えることで、髪型が形状記憶されキープしやすくなります。
アイロンをヘアセットで使用する場合は、髪の毛が傷んでしまうのを防ぐために、140~150度に温度を設定するのがいいでしょう。毛束は3cm程度の少量を取り、1カ所につき3~5秒を1回のみ当てるようにすると髪の毛が傷みにくくなりますよ。

・【ストレートヘア】雨の日の髪の毛がうねらないようにする方法

ストレートアイロンは毛先に向かって3~5秒間ゆっくり滑らせます。ヘアセット後はドライヤーの冷風をあてると、スタイリングをキープしやすくなりますよ。スタイリング剤は重めのものを使うとベタっとした印象になってしまうため、ヘアスプレーなどの軽めのものを使うといいでしょう。

・【カールヘア】雨の日の髪の毛がうねらないようにする方法

カールヘアは水分を含むと、カールが弱くなってしまいます。そのため、強めに巻くことが重要。コテに髪の毛を巻き込んだら、3~5秒熱を与えます。巻き終わったら、軽めのスタイリング剤を使うとカールがほどけてしまう可能性があるため、ヘアオイルやワックスなどの重めのものを使うといいでしょう。

■雨の日もうねらない、広がらない!スタイリングにおすすめのヘアケアアイテム

髪の広がりを抑えるスタイリング剤やケアアイテムは市販のものでも、たくさんの種類があります。

・【スプレー】ケープ3Dエクストラキープ
出典:花王

立体感や動き、ボリューム感も1日中キープしてくれる男性にもおすすめのヘアスプレー。耐湿キープ処方で湿気が多い雨の日でもスタイリングを保ってくれます。「ストレートでも巻き髪でもどっちでも使えるものがいい」とお考えの方にもおすすめです。

商品名:ケープ3Dエクストラキープ
参考価格:50g 326円(税込)

・【ヘアマスカラ】スタイリスト スタイリングオイルヘアマスカラ
出典:annadonna(アンナドンナ)

湿気で髪がうねらない方法として、前髪への使用もおすすめなのが『annadonna(アンナドンナ)』のヘアマスカラ。アホ毛を抑えてくれるだけではなく、前髪のスタイリングや、髪の毛に束感やツヤ感を出してくれるアイテム。湿気によるうねりを防ぎ、広がらないようにしてくれるスタイリング剤です。

商品名:スタイリスト スタイリングオイルヘアマスカラ (10mL)<整髪料>
価格:1,320円(税込)

・【ヘアオイル】マルチオイル
出典:大島椿

髪の毛にツヤと潤いを与えて強度をアップしてくれる『大島椿』のヘアオイル。髪の毛のケアや湿気対策だけではなく、頭皮や肌のケアにもマルチに活躍します。天然椿油を100%使用した植物性オイルで嫌なべたつきやにおいがありません。

商品名:大島椿 椿油100%/マルチオイル
価格:60ml 1,980円(税込)

・【バーム】ジェミールフラン メルティバター バーム
出典:milbon(ミルボン)

ドライヤーの熱をあてることで、バターのように溶けて常温で冷えて固まる、洗い流さないトリートメント。夜作ったまとまりを朝まで記憶して、雨の日のスタイル作りのサポートをしてくれます。

商品名:ジェミールフラン メルティバター バーム
価格:2,420円(税込)

・【シャンプー】ストレートスタイル シャンプー
出典:Stylee(スタイリー)

シャンプーをする際の摩擦を軽減して髪の毛になじませやすい、軽めのテクスチャーのシャンプー。潤い成分を髪の毛の内側に保ちながら外側をコーティング。スタイリング剤を使用しなくても、雨の日でも、サラサラなストレートヘアをキープしてくれます。

商品名:MASUGU ストレート スタイル シャンプー 440g
参考価格:1,628円(税込)

・【トリートメント】ウェザープルーフトリートメント
出典:PANTENE(パンテーン)

独自処方のトリートメント成分が、髪の毛の芯まで浸透しダメージ補修する『PANTENE(パンテーン)』のトリートメント。ジェル・ヴェール美容乳液が髪の毛の表面を均一に覆って、湿気に弱い髪の毛のキューティクルを保護します。

商品名:ウェザープルーフ トリートメント(洗い流すトリートメント)
参考価格:848円(税込)

■雨の日だからこそヘアアレンジで髪型を楽しむ方法も

雨の日はスタイリングに迷ってしまいますよね。そこで、ここからは雨の日こそ楽しめるヘアアレンジをご紹介します。

・ポニーテール
出典:PIXTA

王道かつヘルシーな印象のポニーテール。髪をきゅっとまとめて結ぶことで、広がりやすい雨の日の髪もかわいく仕上がります。
太いゴムでしっかり結び、毛束から髪の毛を少量取ってゴムに巻きつけるとこなれた印象になりますよ。髪の毛を巻かなくてもかわいく仕上がりますが、コテで軽く巻いておくとより華やかな印象になるのでおすすめ。

・まとめ髪
出典:PIXTA

雨の日は湿気で髪の毛がうねったり広がったりしてしまいます。それを防ぐためにまとめ髪が有効。低めの位置で作るお団子ヘアはきちんと感も出て、職場にもぴったりです。髪の毛が崩れてしまうのを気にせずに仕事に集中できるでしょう。

・ヘアピンアレンジ
出典:PIXTA

髪の毛が結べない、ボブなどのショートヘアの人はヘアピンを使ってアレンジするのがおすすめ。サイドの髪の毛をねじってヘアピンで留めると一気におしゃれに仕上がります。かっちりまとまってるので、髪の毛がボサボサに広がるのも防いでくれます。

■もう雨の日の湿気も怖くない!髪の毛がうねらない方法をマスターしよう

湿気で髪がうねらない方法・広がらない方法をやってみると、ロングやボブ、ショート、くせ毛、ストレートなどどんな髪の方でもうねりや広がりが改善されるでしょう。「梅雨の時期は髪ボサボサになって困る」とお悩みの方は、今回ご紹介した対策やアイテムを参考にして、じめじめした梅雨の時期も楽しくヘアアレンジしてくださいね。

【監修】mimi

<プロフィール>
美容師資格を持つ元ヘアカラーリスト・アイリスト。
2男児子育て中のママです♪
アクセサリーメーカーに務めたこともあり、アクセ企画・制作・バイヤーの経験もあり◎
旅・アート・音楽も大好き。

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