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「スタート」クリックでいつの間にか“サブスク契約” 国民生活センターが注意喚起

  • 2024.6.11
サイトに表示された「スタート」「OK」などを安易にクリックしないこと(国民生活センターの公式Xアカウントより)
サイトに表示された「スタート」「OK」などを安易にクリックしないこと(国民生活センターの公式Xアカウントより)

国内事業者のサイトを閲覧している際に、サイト上に表示された「スタート」「OK」「今すぐ視聴する」などのボタン表示をクリックしたところ、意図せず、海外事業者とのサブスクリプション契約となっていたという相談が多数寄せられているとして、国民生活センターが、Xの公式アカウントで注意を呼び掛けています。

枠の端に小さい「×」印などがあれば広告

国民生活センターは、国内事業者のサイトに表示された「スタート」「OK」「今すぐ視聴する」などのボタン表示は海外事業者の広告だと公式サイトで指摘。

一方、消費者は、これらのボタン表示を自分が利用しようとしている国内事業者のサイトの表示と勘違いし、クリックしているということです。その後、クレジットカード情報などを入力することで、海外事業者との契約が成立しているといいます。

「スタート」などのボタン表示は、消費者が国内事業者のサイトに会員登録する際に見る画面内や会員登録のために2次元コードを読み取って開いた画面に表示されるほか、アプリをダウンロードする過程の画面内にも表示されることがあるということです。

会員登録や2次元コード読み取り時などに、「スタート」などのボタンが表示された場合は、広告かどうかを確認する必要があるといいます。

国民生活センターは「スタート」などが表示されても、「広告ではないか」「登録完了メールが届いていないか」を確認するとともに、クレジットカードの請求を小まめに確認するよう、呼び掛けています。枠の端に小さい「×」印などがあれば広告だといいます。

また、クリックして遷移した画面に自身が登録しようとしている事業者とは異なるサービス名や事業者名(英語であることが多い)が表示されている場合のほか、URLが自身の登録しようとしているサイト名ではない場合も広告の可能性があるということです。

事業者への申し出の方法がよく分からない場合や不安に思った場合はすぐに消費生活センターなどに相談するよう、アドバイスしています。

オトナンサー編集部

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