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【シドニーの旅案内】 ワクワクが溢れるマーケット巡り:モデル・道木マヤのオーストラリア旅 第1回

  • 2024.6.11
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『リンネル』をはじめ、雑誌・カタログなどでモデルとして活躍する傍ら、フォトグラファーとしても精力的に活動を続ける道木マヤさん。ひとりで訪れたオーストラリアで見た景色を、彼女ならではの視点で切り取った旅レポートをお届けします。第1回は現地で訪れたマーケットの魅力を紹介!

道木マヤ (みちき・まや)

ニュージーランド人の父と日本人の母のもとに生まれる。 2014年、モデルとしての活動を開始。 雑誌やカタログでモデルをする傍ら、写真、グラフィックデザインなど、多岐にわたってアーティスト活動も行っている。 10代の頃に独学で写真術を学び、2020年よりフォトグラファーとしての活動をスタート。 ファッションや旅をテーマに作品を発表している。

今回の旅先は……

こんにちは! 道木マヤです!

旅が好きでたびたび海外に行く私ですが、親族が住んでいることもあり、何度も遊びに行っている大好きなオーストラリアをみなさんに紹介したいと思います!

今回訪れたのは、季節が秋に差し掛かり、夏日の面影を残しつつもかなり涼しく過ごしやすくなった4月のシドニーです!

シドニーといえばビルが立ち並ぶ大都会というイメージですが、週末になると路上や小学校の敷地などさまざまな場所でマーケットが開催され、ハンドメイドの商品や食事、古道具が並びます。

そのなかでも今回はシドニーの中心地で開催されていて、アクセスも便利な二つのマーケットを紹介したいと思います。

マーケット① 歴史的な街並みも楽しめるThe Rocks Markets(ザ ロックス マーケット)

世界遺産でもあるオペラハウスやハーバーブリッジからほど近いロックスでは、週末になるとその歴史的な路地にさまざまなクラフトやおいしいご飯の屋台が並びます。

趣のある建物が立ち並ぶマーケット会場

ロックスマーケットは観光スポットでもあるため、この日も沢山の人で賑わっていました。
屋台のほかにもカフェやレストランもパラソルを出して道をカラフルに彩ります。

マーケットを歩けばすぐにおいしそうな雰囲気のお店が並んでいて目移りが止まらない!

大きなフライパンでパエリアや、石窯を運んできてその場でピザを焼いて出しているお店までありました。日本でいう屋台の鉄板や蒸し器の感覚なのでしょうか……? とにかく本格的なお店ばかりです。

▲個性のあるパラソルが可愛いく

▲巨大なフライパンに入ったパエリアが並ぶ

▲手際良くピザを形成するお兄さん

▲どうやって持って来たのか巨大な石窯

マーケットを歩いていて私がどうしても食べたくなって購入したのが、このカスタード入り揚げドーナツ。朝お店で揚げたばかりのものを運んできたそう。
なかには濃いめのカスタードがたっぷり入っていて、コーヒーによく合います。

個人的な感覚ですが、オーストラリアのスイーツは甘さの度合いが丁度いい!
国民の健康志向が高いせいか、スーパーにあるお菓子もナチュラルなものが多かったり甘さ控えめと書いてあったり、そんなお菓子をいろいろ試すのも楽しいです!

▲今朝あげたばかりというドーナツ

▲どれも美味しいから全部食べてみてほしい!というお姉さん

さて、ロックスマーケットでは食べ物のほかにも、さまざまなアート作品や雑貨も見ることができます。
現地の作家さんの作品に出合えたり、お土産を探すのもよいかもしれません。

ハンドメイドならではの個性的な表情が並ぶ

レコード漁りは何歳になっても夢中になれるよね

▲オーストラリアのビーチを印刷した鮮やかなスカーフ

▲ナチュラルな原料で作られたキャンドルを売る屋台

その場で絵を描いていたり、編み物をしている作家さんもいました。

クラフト愛が伝わってきてよいですね。

▲黙々と編み続ける店主さん

▲どの絵を購入するか真剣に悩むカップル

マーケットを進み続けるとハーバーブリッジの真下にある広場に到着しました。

みんなが使えるテーブルやベンチが並んでいて、買ったものを食べたり休憩したりできます。

▲マーケットの奥には子供達も楽しめるスペースが設けられていた

▲小さなテーブルもぎゅぎゅっとシェア

▲芝生に座るのも気持ちよさそう

▲巨大チェスで親子の真剣な勝負

最後に港沿いを歩いていたらオペラハウスがきれいにみえました!

このあたりは歩いて見て回るだけでも楽しいし、カフェもたくさんあるので街でゆっくり遊びたいときにおすすめです!

▲シドニーといえばのオペラハウス、やっぱりかっこいい

▲おばあちゃんたちの可愛い背中

マーケット② 雨でも安心! 屋内型のPaddy’s Markets(パディ マーケット)

次に紹介するのはセントラル駅から徒歩5分、Market City Shopping Centerという建物で開催しているマーケットです。

ここは青果市場やおもちゃ屋さんなどもあり、生活用品も買えるショッピングセンターのような施設なのですが、マーケット会場にはオーストラリア土産ショップやシープスキンが並ぶお店もあり、観光客も多く訪れます。

赤レンガが印象的なMarket City Shopping Center。すぐ横にはチャイナタウンがある

チャイナタウンのすぐそばということもあり、スーパーではあまり見かけないアジア系の野菜が売っていたり、中国っぽいアクセサリーのお店があったり、アジアンマーケットとして楽しむことができます。

ちなみにオーストラリアにはアジアからの移民や留学生がとても多く、そのため日本や中国や韓国などからたくさんの食品が輸入されているので、海外でも日本のご飯が食べたい!と思う人も困ることはありません。
アジア系スーパーもいくつもあるので納豆やラーメン、日本のアイスまで売っています。

私も長期で海外に滞在するときは日本食を自炊しますが、オーストラリアで感動したのは豚バラの薄切り肉が売ってたこと(笑)!

これがあるだけで料理の幅が格段に広がるんですが、洋食ではあまり使わないようです。

▲珍しい野菜も沢山ある食料品市場

▲カラフルで懐かしい雰囲気の髪飾りを売るおじさん

そしてこのマーケットでは、観光地や空港で売っているお土産グッズを扱うお店があり、ほかよりちょっぴりリーズナブルに買えるのも見どころです。

▲ジャンルも様々なお店が所狭しと並んでいる

▲オーストラリア定番のお土産探すならここで見つかるかも!

私は今回ここのマーケットにあるお店で、シルバーのリングを購入しました!

ハートがふたつくっついたデザインで一目惚れしましたが、こちらも一つAUD10(約1000円)とお手ごろ。お土産にもよさそうですね!

自分用に購入したリング。手作りの一点ものというのでさらに愛着が湧きます

今回は二つのマーケットをご紹介しましたが、シドニーではほかにも毎週マーケットが開催されています!

おいしいものを食べながら、ゆっくりお買い物を楽しんではいかがでしょう!

photograph & text : Maya Michiki web edit:Hiroko Ishiwata
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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