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【今日の難読漢字】「壁蝨」「茱萸」「訃報」「鴨脚」「如何様」ってなんて読む?

  • 2024.6.10
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今日の難解漢字は

「壁蝨」

「茱萸」

「訃報」

「鴨脚」

「如何様」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「壁蝨」です!

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「壁蝨

これなんて読むかわかりますか?

 

いかにも不気味な印象のこの漢字。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「壁蝨」読み方のヒント!

 

「壁蝨」は、みんなが苦手なある生物を表した漢字です。

 

人や動物の血を吸って、時には死に至らしめることも。

漢字を見ると、なんとなく正体がわかりそうなのですが…

 

さて、読めたでしょうか?

 

「壁蝨」の読み方、正解は…

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気になる正解は…

 

 

 

 

「だに

です!

 

「壁蝨」とは、

「人や家畜に寄生し、血を吸う虫」のことです。

とても小さく、見えるか見えないかの大きさですが、

噛まれると血を吸われてしまうと、痒くなったり腫れたりしてしまいます。

 

寝ている間に食われてしまって、しばらくかゆい思いをした…

なんて方もいるのではないでしょうか?

 

また、マダニに血を吸われた場合には死に至る場合もある

とても厄介な虫なんです。

 

この厄介さから転じて、

「自分では働かず、ゆすりやたかりなどで社会に寄生する」

と言う意味で「社会の壁蝨」という慣用句もあります。

 

昔から「壁蝨」が厄介な存在として

人々を苦しめていたことがわかりますね。

 

「ダニ」とカタカナで書くことが多いですが、

教養として知っておいて損はありません!

 

しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!

2つ目の漢字は「茱萸」です!

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「茱萸」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(しゅそう)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「茱萸」読み方のヒントは?

ヒントは全体で2文字、「〇〇」となります。

ある植物の名前で、国内では山中に自生していたり、庭木として栽培されていることが多いようです。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「茱萸」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「グ」です。

この名前を言われたときに、多くの人はこの植物とは別の、 同じ名前のお菓子のことを思い浮かべるでしょう。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「茱萸」の読み方、正解は・・・

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「グミ」

です!

グミはグミ科グミ属の植物の総称で、グミは国内では10数種あるのだとか。

グミがつける実は楕円のさくらんぼのような小粒で、ほんのり透明感のあるきれいな見た目をしています。

この実は食べることもできるようですが、渋み・酸味・ほのかな甘味がある程度で、特別おいしいわけでは なさそうですね。

実際に農作物として栽培されていることもほとんどないようです。

一般的に「グミ」というと、透明感のある見た目とぐにぐにした食感でおなじみ、お菓子のグミ を思い浮かぶことが多いと思います。

グミの実と似ているからお菓子のほうにもその名前がつけられたのかと思われがちですが、お菓子のグミはドイツ語でゴムを意味するGummiから つけられた名前だそうで、植物のグミとはまったく関係がないのだとか。

3つ目の漢字は「訃報」です!

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「訃報」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(とほう)ではないのです。

さあ、なんと読むでしょう?

「訃報」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。

ある特定のお知らせを表した言葉で、新聞やニュースなどで目にすることが少なくありません。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「訃報」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「ふ」です。

訃も報も、どちらの漢字も音読みですので、このヒントで多くの方は正しい 読みかたが分かってしまったかもしれません。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「訃報」の読み方、正解は・・・

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「ふほう」

です。

訃報は、人が亡くなったことを伝えるお知らせのことを指す言葉です。

新聞やテレビのニュース、ネットのニュースなどでも、芸能人や有名人の訃報を目にしない日はないのではないかというくらい、 世界には多くの人が生きている以上、人の死は日常的なものかもしれません。

それでも、自分にとって特別な人や、身の回りの家族や友達、また知人の訃報は、大体において突然やってくるものですので、 ショックが大きいことでしょう。

毎日は変わらず過ぎていくと思いがちですが、そういったときに後悔がないよう、 たまには連絡を取ってみたり、一緒にごはんを食べたり、同じ時間を過ごすように 意識してみるのもいいかもしれません。

4つ目の漢字は「鴨脚」です!

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「鴨脚」の読み方をご存じですか?

「鴨」は鳥のカモのこと、「脚」は足のこと。

「かもあし」「おうきゃく」という読み方もあるのですが、カモの足、という意味ではない読み方もあるのです。

いったい何と読むのでしょうか?

「鴨脚」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「い○○○」の4文字

街路樹としてよく植えられている木の名前です

鴨の足に何かが似ているのが名前の由来です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「鴨脚」の読み方、正解は・・・

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「いちょう」

です!

秋になると葉が黄色く色づく、街路樹や公園樹としてよく見掛ける木です。葉の形が鴨のような水鳥が持つ水かきのある黄色い足に似ていることから中国でつけられた名前です。

いちょうには様々な漢字があてられていますが「いちょう」という発音は「鴨脚」の中国語読みがなまったもの、という説があります。他のあてられた字も、いちょうの性質を表す字になっており、古くから親しまれていた木だということがわかります。

また、日本の苗字として「鴨脚(いちょう)」があります。全国に60名ほどしかいらっしゃらないそうですが、元は賀茂神社の宮司・神主を務めた「鴨」氏が家名としたものだそうです。鴨から「いちょう」という苗字になったというのはとても素敵です。

「鴨脚」の読み方、この機会に是非覚えてくださいね。

5つ目の漢字は「如何様」です!

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「如何様」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(にょなんさま)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「如何様」読み方のヒントは?

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。

ある行動や人を指す名詞で、特定の分野でよく使われます。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「如何様」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「い」です。

様という感じが入っているので丁寧な言葉を想像するかもしれませんが、実際はあまり良い意味の言葉ではありません。

人や物に使う場合は、だますとか偽物といった意味となるためです。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「如何様」の読み方、正解は・・・

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「いかさま」

です!

「如何様(いかさま)」とは、不正行為や詐欺行為、まがい物や偽物を指す言葉です。

カタカナ表記の「イカサマ」のほうを目にすることが多いでしょうか。

イカサマの語源には諸説あるようですが、「いかようにも見える」から「いかよう」→「如何様」となった説が最も有力と思われます。

魚介類のイカは餌なしで色んな方法で釣れることに由来した、という説もあるそうですが、これはちょっと面白いですね。

イカサマという言葉が最も使われるのは、やはりギャンブル関係でしょうか。

特に麻雀では色んな不正行為=イカサマ技があり、古くは阿佐田哲也の小説「麻雀放浪記」、それを参考・再構築した漫画「哲也 – 雀聖と呼ばれた男」では様々なイカサマを駆使した玄人(バイニン)たちの闘牌シーンに胸を熱くした人も少なくないでしょう。

現実にはただの不正行為なので、くれぐれも悪用しないようにしてくださいね。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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