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「アドバイス、もう要りません」わざと人間関係をギクシャクさせる【伝書鳩ママ】と距離を置くまで

  • 2024.6.10
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人間関係はいくつになっても難しいもの。筆者の知人Aさんはママになり、ママ友関係の難しさに悩んでいました。しかし、あるときAさんは気づいたのです。「あの人が悪口言ってたよ」と伝えてくる伝書鳩ママこそが厄介なのだと。Aさんから聞いた困った伝書鳩ママの話をご紹介します。

画像: 「アドバイス、もう要りません」わざと人間関係をギクシャクさせる【伝書鳩ママ】と距離を置くまで

人間関係って難しい……

Aさんはママになってからというものの、ママ友付き合いに悩んでいました。何気ない発言を大きく捉えられてしまったり、感想を言っただけなのに批判と捉えられてしまったりして、何を喋ればいいかわからなくなっていたのです。

自分の発言がねじ曲がって解釈されると、「あの人の発言も何か裏の意味があるのかも……」と勘ぐるようになり、Aさんの周りの人間関係はギクシャクしてしまっていたのです。

Cさんはいい人……と思っていたけれど

Aさんは周囲の人たちが何を考えているかわからず疑心暗鬼になっていましたが、Cさんというママ友のことは信頼していました。

Cさんは「あのママがこんなこと言ってたよ」とママたちの情報をくれ、「こないだの発言、ちょっと生意気だと思われたみたい」とAさんの発言のマズかった点も指摘してくれます。

周囲にどう思われてるか気になってしまうAさんにとって、Cさんの存在はとてもありがたいものだったのです。

Cさんは要注意人物

ある時、Cさん一家がコロナにかかってしまい、しばらく顔を合わせない日が続きました。すると、Aさんに近づいてきて、「Cさんには注意した方がいい」と忠告してくれるママ友がいたのです。

そのママ友によると、Cさんはいい人のフリをして人間関係を崩壊させるママ友クラッシャーだとのこと。CさんがAさんにしてくれていた助言は正しくないことが判明したのです。

実際にコロナでCさんに会えない数日間、「あの人がこんなこと言ってたよ」と言われない間、Aさんの生活は平和で過ごしやすいものだったのです。

Cさんのアドバイスはもういりません

Cさんはコロナから復帰してくると、早速「あの人がこんな悪口言ってたよ」とAさんに伝えてきました。

Aさんは「そういうのもう教えてくれなくていいから。誰かの悪口を伝える伝書鳩みたいなこともうやめた方がいいよ」と伝え、Cさんから距離を置くことに成功。

その後は人間関係に悩むこともなくなり、ギクシャクした雰囲気も消えました。何か理由があってそんなことをしているのかもしれませんが、今日もCさんはAさん以外の人に声をかけ続けているようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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