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実は大切な4食目! 赤ちゃんに「栄養のあるおやつ」を与えるポイント

  • 2016.2.29
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【ママからのご相談】

1歳半のママです。子どものおやつについて日々何をあげるか悩んでいます。

今まで、主にバナナやイチゴ、リンゴなどの果物や、甘いお菓子もあげていました。

しかし、先日の1歳半検診で、体格が少しほかの子より小さめだったからか、「おやつは補食として栄養があるものを与えてください」とコメントがありました。

具体的にどんなものをあげればよいのでしょうか?

●A. “赤ちゃんのおやつ=甘いもの”でなくても良いのです。

ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。

離乳食を完了させたばかりの赤ちゃんのおやつ、悩みますよね。

小腹が空いたとき以外にもご機嫌取りのためにも活用するおやつタイム。ぜひともおいしいものを与えてあげたいですよね。

しかし、大人のおやつとこの時期の赤ちゃんのおやつは少し意味合いが違うので、その理解が必要です。

●大人のおやつは嗜好品、子どものおやつは食事の一環

大人のおやつといえば、甘いお菓子にコーヒーや、香ばしいおせんべいにお茶など、嗜好目的に摂取するものがほとんどですよね。

一方、赤ちゃんは胃が小さく、1度の食事でたくさんの量を食べることできません。

特に1歳代は体の大きさのわりにたくさんの栄養が必要となります。

赤ちゃんのおやつは3食では補えない栄養やエネルギーを補う大切な4食目 なのです。

大人のものと同じ甘いお菓子もお砂糖がエネルギー源にはなりますが、おすすめするおやつのメニューは以下のもの。

・市販のベビー用おやつ用

・おにぎり

・うどん

・お好み焼き

・バナナ、りんご、プルーンなどの果物

・ふかしいも

・プレーンヨーグルト

市販のベビー用お菓子は、安全な原料で塩分やお砂糖も控えめで、足りない栄養素を補えるようになっています。

口当たりや食べやすさも月齢に合せて作られているので、積極的に取り入れましょう 。

手作りで用意する場合はおにぎりやうどん、お好み焼き、ヨーグルトなどが手軽にエネルギーを取れるのでおすすめ。

蒸かし芋やかぼちゃを使ったレシピも、自然な甘みを楽しめます。

果物も調理の必要がなく取り入れやすいメニューですが、毎食与える必要はないのでおにぎりやうどんなどと組み合わせて与えましょう。

お砂糖の添加されていないドライプルーン は、鉄分不足を補うことができ、小さくちぎってそのまま与えられるので取り入れると良いでしょう。

赤ちゃんによってはちぎらずにそのまま1粒パクパク食べられる子もいますよ。

●先輩ママたちはどうしてる? 赤ちゃんのおやつ

『親が食べているものを欲しがるので、欲しがったら少しだけあげていました。でも、保健師さんに、大人にとっては少しでも、子どもの小さな胃にとってはかなりの刺激になるし、大人の好む濃い味を覚えたらベビー用の薄味に戻れなくなる! と言われて最近はベビー用のものしかあげていません 』(20代/女の子ママ)

『おやつはシンプルで用意しやすいもの を中心にあげています。ふりかけおにぎりや、バナナや玄米パンをそのまま与えることも多いです』(30代/男の子ママ)

『つくりおきでおやつを冷凍しています 。クッキーも一度に大量に手作りして冷凍。夕飯の残りのうどんやお好み焼き、ご飯もおにぎりにして全部冷凍しておいてあげています。外出時はふつうに市販のベビー菓子で、大人のお菓子はイベントのときなどケーキや頂き物のクッキーをあげることもあります』30代/男の子ママ)

●ママの負担にならないシンプルおやつが理想

いかがでしたか?

離乳食が完了した赤ちゃんにとって、おやつは大切なお楽しみであり、栄養補給の機会 でもあります。

ママができる範囲で手作りしてあげてもいいですし、手軽なベビー用お菓子をあげるのももちろん◎。

筆者の1歳半の長女は、ベビー用お菓子は費用がかさむので外出用として活用し、自宅ではバナナやおにぎり、市販の黒ごまやシリアル入りの食パンなどすぐ用意できて手軽なものをあげています。

余裕があるときは野菜入りパンケーキやみそ汁の残りでうどんを一度にたくさん作って、おやつ用に冷凍しています。

ママがしてあげられる範囲で、シンプルで栄養が取れるおいしいものを赤ちゃんには食べさせてあげたいですね。

●ライター/ましゅまま(ママライター)

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