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「練習室の防犯カメラを共有して…」“一線を越えた”無礼なファンに一撃を食らわせた韓国スターたち

  • 2024.6.10
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「愛情」という名の下に、芸能人に無礼な言葉を吐き出す“ファン”に対して一撃を食らわせた韓国スターたちがいる。

ガールズグループ「ILY:1(アイリーワン)」の所属事務所FC ENM側は最近、公式ファンコミュニティを通じて「個人SNSおよびコミュニケーションアプリを通じて、当社アーティストに継続的に恐怖心や不安感を誘発するメッセージなどを送る方々によって、アーティストが心的に多くのストレスを受けている状況」と知らせた。

続けて「アーティストの心を傷つける発言を自制してくれるよう切にお願いする」とし、「常時モニタリングを通じて所属アーティスト保護のために最善の努力を尽くす」と付け加えた。

事の発端はこうだ。6月4日、ILY:1のリリカは有料ファンコミュニケーションアプリ「bubble」を通じてファンとコミュニケーションしていたが、無礼なファンからの要求があふれた。

ILY:1
(写真提供=OSEN)ILY:1

「練習室の防犯カメラを共有してほしい」というファンに、リリカは「それはちょっと、私たちもプライバシーは必要でしょう」と答え、「拉致してもいいか」という言葉には「拉致してもいいかって?ダメだよ。そんなこと書かないでください」と警告した。

続いてリリカは「いたずらは一線を越えてはいけません。お願いします」とし、「最近、bubbleで一線を越えた文章をよく見るのだが、私も人間です。しきりにそうなると、bubbleを送るのが怖いです。やめてください」と強調した。その後、所属事務所もアーティストを保護するために公式立場を明らかにしたのだった。

「ネズミのように隠れるな」

だが、「一線を越えた」ファンは少なくなく、怒りを表したスターもいる。

4月にはNCT DREAMのロンジュンが過激ファンに送ったメッセージを「bubble」を通じて公開したことがある。

NCT・ロンジュン
(写真提供=OSEN)NCT・ロンジュン

そのファンは、ロンジュンに「アイドルたちが暮らすのがとても楽になった。お金はお金で稼ぎ、外見は外見で、恋愛はまた恋愛で行い、ライブは×のようで、いつも考えもなく、その前の世代のようにやる気もない」と悪口を並べた。

それに対してロンジュンは「ネズミのように隠れてタイピングするのではなく、言いたいことがあるならば、顔を見ながら弁護士と一緒に話しましょう。この方に連絡して、言いたいことを言ってください」と答え、弁護士の連絡先まで送りつけた。

さらに彼は、「アイドルも人間だ。大変だということを感じる。とんでもないスケジュールのなかで生きてみて、判断しているのか。見えるものは当然、きれいで美しくなければならない。そうしてこそ、みんなでエネルギーを得ることができるから」とし、「自分の人生をちゃんと生きていこう。関係のない人に触れないで、時間を無駄にしないで。その時間があれば、心を入れ替えて落ち着く方法から学べ。関係のない人に八つ当たりしないで」と厳しく忠告した。

無礼な要求に厳しく返した事例もある。

俳優のイ・ドンウクは、「UNIVERSE」でファンとコミュニケーションをとっている際、他の俳優の写真を要求したファンに、「その俳優たちに(写真を)撮ってくれと言え。なぜ私にそんなことを言うのか」「その俳優の自撮りは、その俳優に直接撮ってくれと言え」と返答した。

イ・ドンウク
(写真提供=OSEN) イ・ドンウク

すると一部のファンから「嫉妬しているのか」に聞かれたイ・ドンウクは、「嫉妬ではない。まだ私の性格をよく知らないからこうなのか、私がなぜここで他の俳優の話をしなければならないのか。なぜいつも他の俳優の話を私に聞くのかわからない」と不快感をあらわにした。

今やコミュニケーションは一方通行ではないだけに、一線を越えた無礼な相手にスターが一撃を食らわせるケースも見られるようになった。彼らの対応は、比較的ポジティブに受け止められている。

(記事提供=OSEN)

◇イ・ドンウク プロフィール

1981年11月6日生まれ。韓国・ソウル出身。1999年に芸能界入りした。主演ドラマ『マイガール』(2005年)、『女の香り』(2011年)、『ホテルキング』(2014年)などで人気を集め、2016年の大ヒットドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の美しき死神として俳優人生の第2章を迎えた。2019年にはオーディション番組『PRODUCE X 101』で国民プロデューサー代表を務め、『トッケビ』で恋人役を演じた女優ユ・インナと再びドラマ『真心が届く』(原題)で恋人役として共演。2020年には自身が司会を務めるトーク番組『イ・ドンウクはトークがしたくて』に出演。

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