1. トップ
  2. スキンケア
  3. 【美容液の使い方】塗る順番は?併用はOK?効果を最大限に引き出す基礎知識

【美容液の使い方】塗る順番は?併用はOK?効果を最大限に引き出す基礎知識

  • 2024.6.9
美容液でケアをしている写真

シミ、シワ、毛穴といった肌悩みの改善には、その効果に特化した美容成分を高配合した「美容液」が必須。そこで今回は、その効果を最大限に引き出すためのコツをご紹介します。塗り方やタイミング、順番など、知ってるようで知らなかった“正しい使い方”とは?

【基本編】美容液を塗る順番は?

基本は化粧水の後、乳液やクリームの前!

洗顔後まずは化粧水で水分を補給。こうして角質層を柔らかくほぐしておくことで、美容液の成分が浸透しやすくなる効果があります。一方、クリームや乳液は油分で美容液の浸透を妨げてしまうため、美容液の後に使います。

つまり原則として正しい順番は[化粧水→美容液→乳液・クリーム]

なかにはブースター美容液など洗顔後すぐに使う美容液もあるので、説明書をよくチェックしましょう。また、フェイスパックは、化粧水代わりに使うものもあればケアの仕上げとして使うものも。タイミングの指定がなければ、油分の多さによって順番を見極めましょう。

 

オールインワンコスメを使う時の順番は?

化粧水から美容液、乳液・クリームまでの役割を担うオールインワンタイプ。基本的には美容液を使わなくてもスキンケアが完了するものではありますが、美容液をプラスで使いたい場合は、先に美容液を浸透させましょう。
正しい順番は[美容液→オールインワンコスメ]です。

 

【美容液の種類別】効果と使い方は?

美容液の写真

 

ビタミンC美容液は 化粧水の後、朝も夜もOK

コラーゲン生成の促進による毛穴やシワの改善、くすみを改善する抗酸化作用など多くの効果が期待できるとあり、大人気のビタミンC美容液。朝は日中の紫外線ダメージによる老化対策に、夜は受けてしまった紫外線ダメージの修復に、1日2回使用するのが理想的です。

 

レチノール配合美容液は 化粧水の後、朝はNGなものも

肌のターンオーバーを促し、シワの改善やハリ・弾力促進などエイジングケアの王道ともいえるレチノール配合美容液。一方で、レチノールの種類によっては紫外線を吸収しやすくしてしまう特性があるため夜のみの使用、もしくは日焼け止めでしっかりと対策を。ただし、パルミチン酸レチノールが使われたものは朝も使用できると明記されている場合もあるため、説明書をよく読んで判断しましょう。

 

導入美容液は 化粧水の前

導入(ブースター)美容液は、角質層の乱れを整え、その後のスキンケアの浸透力や効果を底上げさせる呼び水的役割。そのためブースター美容液は化粧水の前、洗顔後すぐに使用します。

 

油分が多い美容液は 乳液の後、ピンポイントに密着を

目元用やシワ用など、ピンポイント用のクリーム状の美容液は、塗り広げるのではなく優しくトントンとたたきこむように密着させます。保湿力が高く油分が多いものがほとんどなので、乳液後の使用が基本。

 

美容液を複数併用する時の順番は?

悩みが複合的になると、取り入れたい美容液も増えるもの。塗る順番に注意すれば、併用は可能です。それぞれの効果を発揮させるには、浸透性が高いサラサラのテクスチャーの油分の少ないものから重ね付けするのが正解です。

なお、ビタミンC美容液とレチノール美容液を同時に使う場合は、水溶性のビタミンC美容液を先、脂溶性のレチノール美容液を後に使用するのがオススメ。

 

【朝と夜で違う?】美容液の使い方

美容液でケアをしている写真

夜の美容液の使い方

メーカーによっては、夜用美容液として指定されているものも。多くが睡眠中に行われる「肌のダメージ修復と再生」の促進に着目されており、保湿力に伴った油分の高さも特徴。ナイトクリーム同様、睡眠前に使用することで効果を正しく引き出すことができます。

 

朝の美容液の使い方

朝用美容液もしくは日中用美容液は、美容効果だけでなく多彩な機能を兼ね揃えたものがほとんど。日中もシワやシミにアプローチしながら光ダメージや紫外線から肌を守る日焼け止め成分配合のもの、ファンデーションのノリを良くする化粧下地を兼ねたものなど、シーズンとニーズに合わせたものを選びましょう。

 

美容液の効果を高める使い方は?

美容液に限らず、ローション状のスキンケアアイテムは手のひらで人肌に温めてから使用すると馴染みやすくなります。

また、小ジワが気になる目元や毛穴が目立つ頬・鼻などとくに悩みが気になる部分には、全体に塗り広げた後に重ね付けを。

 

 

人気の【デパコス美容液】5選

CHANEL(シャネル) セラム N°1 ドゥ シャネル

オススメ美容液 シャネル セラム ヌメロアン ドゥ シャネル
©️CHANEL

シャネルの新世代エイジングケアの要である、“永遠の若さをもつ花”レッド カメリア。そしてそのエキスが濃縮されたのが、この美容液!年齢、そして日々の疲れを重ねた肌も、みるみるエネルギッシュなハリツヤにあふれます。乾燥など外的ダメージから肌を守ってくれる効果もあり、朝もしっかり使いたい。キャップを回すと1回分の必要量が出る構造も便利。

 

DIOR(ディオール) プレステージ マイクロ ユイル ド ローズ セラム

オススメ美容液 ディオール プレステージ マイクロ ユイル ド ローズ セラム

肌の修復スピードを加速させる、貴重なグランヴィルローズのエキスが濃縮されたパール約1万粒が煌めく美容液。洗顔後すぐに使用するブースタータイプで、塗ったそばから肌のキメひとつひとつがプリプリと目覚めていくよう。ケアのファーストステップからパワフルにハリ・弾力を呼び起こし、フェイスラインがキュッと引き締まる感覚に。

 

SHISEIDO(資生堂) アルティミューン™️ パワライジング コンセントレート Ⅲn

オススメ美容液 資生堂 アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn

くすみ、小じわ、毛穴、ハリの低下など、どれか特定の悩みだけでなく根本的・全体的な衰えを感じはじめた肌の立て直しに必要な18種類の美容成分を凝縮した1本です。基本のスキンケアに取り入れることで、乾燥などの外的ダメージはもちろん、睡眠不足などさまざまな逆境にも揺るがない肌に。季節や悩みを問わず、もはや肌の基本栄養素として付き合っていきたい存在です。

 

GUERLAIN(ゲラン) アベイユ ロイヤル アドバンスト ダブルR セロム

オススメ美容液 ゲラン アベイユ ロイヤル アドバンスト ダブルR セロム

くすみが蓄積した角質をほぐし、透明感のある肌に導く“ブライトピール”ケアと、年齢を重ねた肌にエネルギッシュなハリツヤを届けてくれる“エイジングケア”の2つを同時に叶えることができるダブルアクション美容液。即効力もあり「これ一つ使っておけば間違いない」と思わせてくれる頼もしさ!

 

KANEBO(カネボウ) イルミネイティング セラムa

オススメ美容液 カネボウ イルミネイティング セラムa

シミ・ソバカスに悩む人は迷わず選びたい、有効成分配合の医薬部外品美容液。メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐカモミラET、そして肌あれ防止成分のカルニチン(塩化レボカルニチン)を配合。シミやシミの元にアプローチしながら、くすみやキメの乱れなど色素沈着のきっかけも制御。透明感を妨げるノイズに全力でアタックできる。

 

やりがち!美容液の間違った使い方は?

いくら効果の高い美容成分が凝縮された美容液でも、その成分がしっかり浸透しないことには恩恵も半減。テクスチャーや油分をチェックし、順番に注意を。また、冷蔵庫に保管すると温度差によって逆に成分が劣化してしまうものも。注意書きがない限り、常温で直射日光を避けて保管を。成分によっては開封後に酸化しやすいものもあるので、使用期限を守りましょう。

 

美容液の使い方で、肌の可能性が広がる!

美容液でケアをしている写真

今すでに愛用している美容液も、もしもこれまで正しい使い方をしていなかったのなら、まだまだその実力が発揮されていないかもしれません。また、美容液の複数づかいができないと思っていた人は、順番に注意しながら新たな成分を取り入れてみては?少し使い方を見直すだけで、今夜から肌の調子が変わりそうです。

 

取材・文/磯部 薫

*掲載中の情報は公開時のものです。商品は販売終了している場合があります。

合わせて読みたい

▶︎30代からのスキンケアは、保湿美容液を更新して前向き肌に!

▶︎【導入美容液・ブースターの良品18選】プラスワンで美肌力を底上げ!

▶︎実力派【ビタミンC美容液&化粧水】新作から名品まで!おすすめ30選

元記事で読む
の記事をもっとみる