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至高のもふもふ!ちょっぴり抜けてて“不憫かわいい”キャラクターの映画で癒されたい

  • 2024.6.9
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「クワイエット・プレイス」シリーズのジョン・クラシンスキー監督がメガホンをとり、5月に封切られた北米では興行収入ランキング初登場No.1を飾った『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)。子どもの時の“空想の友だち”が、大人になったいまでもそばで見守ってくれているとしたら…。そんな独創的な発想から生まれた本作の魅力の一つは、“空想の友だち”であるブルーと少女ビー(ケイリー・フレミング)の心の交流だ。そこで本稿では、本作の公開を記念して、ブルーのようにちょっぴり抜けていて“不憫かわいい”キャラクターたちが登場する感動映画を紹介していこう。

【写真を見る】大きな愛で世界中を包み込む…大人も子どもも沁みる感動映画は名作ぞろい

白くて丸っこいフォルムが愛らしい『ベイマックス』

【写真を見る】大きな愛で世界中を包み込む…大人も子どもも沁みる感動映画は名作ぞろい [c]Everett Collection/AFLO
【写真を見る】大きな愛で世界中を包み込む…大人も子どもも沁みる感動映画は名作ぞろい [c]Everett Collection/AFLO

東京とサンフランシスコからインスパイアされた架空都市“サンフランソウキョウ”を舞台に、孤独な天才少年ヒロと、彼の兄が遺した心優しいケアロボットのベイマックスの絆と冒険を描いたディズニーアニメ『ベイマックス』(14)。公開当時、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品としては歴代3位の全世界興収を記録する大ヒットとなり、第87回アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞。

同作の魅力は、なんといっても白くてふわふわで大きくて、丸っこい体にまん丸な瞳が愛らしいベイマックスのキャラクター。大きな体を持て余してペンギンのようによちよちと歩いたかと思えば、ロボットボイスで冷静に話したり。ちょっぴり間抜けだけど大きなフォルムで傷ついた心に寄り添ってくれるその様は、ブルーとよく似ている。

世界的人気キャラが実写に!『プーと大人になった僕』

ぬいぐるみを撮影に使用し、もふもふ感がリアルに! [c]Everett Collection/AFLO
ぬいぐるみを撮影に使用し、もふもふ感がリアルに! [c]Everett Collection/AFLO

A・A・ミルンの名作児童文学をもとにしたディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写映画化した『プーと大人になった僕』(18)。100エーカーの森から離れ、大人になったクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は多忙な日々を送っていた。そんなある日、家族との関係もぎこちない彼の前に、かつての親友プーが現れる。

ハチミツのことばかりを考え、常にお腹をぐーぐー鳴らし、ほんわかとした愛らしさで世代を超えて愛され続けているくまのプーさん。プーやピグレットなど人気キャラクターたちが実写になった姿は、実際にぬいぐるみを使用して撮影されており、もふもふな質感が最大限に発揮されている。また、思わずハッとさせられる名言の数々。『ブルー きみは大丈夫』でも、“空想の友だち”の温かな言葉が、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれるはずだ。

“大人も泣ける”切なくてかわいい「すみっコぐらし」シリーズ

「たれぱんだ」や「リラックマ」など、大人も子どももメロメロになるキャラクターを次々と輩出してきたサンエックスが2012年に発表した「すみっコぐらし」。その劇場版アニメシリーズは『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(19)を皮切りに、『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(21)、『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』(23)と3作品製作されてきた。

部屋のすみっこにいることに落ち着きを感じるというまんまるのフォルムのキャラクターたちは、その愛らしさとは裏腹に、みんなちょっぴり切ないバックグラウンドの持ち主。ほのぼのとした見た目ながら、過酷な現実や大きな選択を突きつける展開もあり、第1作公開時には“大人も泣ける”映画として大きな話題に。『ブルー きみは大丈夫』に登場するブルーも、すみっコたち同様切ない運命の持ち主。一生懸命なその姿に思わず共感し、涙してしまうことだろう。

健気な“空想の友だち”にほっこり『ブルー きみは大丈夫』

孤独な少女ビーが、“空想の友だち”と大冒険を繰り広げる『ブルー きみは大丈夫』 [c]2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
孤独な少女ビーが、“空想の友だち”と大冒険を繰り広げる『ブルー きみは大丈夫』 [c]2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

そして本作『ブルー きみは大丈夫』の中心キャラクターとなるのは、パープルブルーで大きなもふもふの“ブルー”。かつて友だちだった子どもが大人になり、もうすぐ存在が消えてしまう運命にあったブルーが出会うのは孤独な少女ビー。大人だけどブルーが見える隣人(ライアン・レイノルズ)の助けを借り、ビーはブルーをはじめとした消えゆく“空想の友だち”を助けようと奔走していく。

大きな体でもふもふっと動き、時にはうっかり転んで思わぬところにはまってしまったり。おっちょこちょいな一面もあるブルー。それでもずっとビーに優しく寄り添う健気な姿にほっこりすること間違いなし。はたして2人にどんな奇跡が待っているのだろうか。是非とも映画館に足を運び、ブルーのがんばる姿に癒されよう!

『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より公開! [c]2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より公開! [c]2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

文/久保田 和馬

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